営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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夏から秋にかけてのフルーツといえば、そう、果汁たっぷりな『梨』ですね。
千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地で、栽培面積、収穫量、産出額ともに、日本一を誇ります!
なかでも大消費地・東京に近く、消費者の多い東葛飾地域に産地が多く、ここ柏でも約30軒の梨園が切磋琢磨しながら梨づくりをされています。
雨上りの日、柏市柳戸にあるすぎの梨園さんにお邪魔しました。
自宅付近4ヶ所、広さ合計約1.5haの畑(サッカーフィールド約2倍の面積)で、約500本の梨の木をご家族で管理されています。
梨畑に入らせていただくと、土はフカフカ!下草が真夏の照り返しを柔らげています。
すぎの梨園さんでは草生栽培と植物由来の肥料を基本とした土づくりをされており、園内では除草剤を一切使用せず、微生物や天敵生物の環境や生態系のバランスを重要視されているそうです。園内では、なんと、野ウサギの赤ちゃんに出会えることもあるそうですよ♪
収穫は全て手作業。ひとつひとつ、梨の地色を見て判断するそうです!うーん、これはなかなか難しそう。採り頃を判断することを『梨に呼ばれる』と言うそうです。面白いですね!
今年の出来は上々!てきぱきと収穫作業は進み、コンテナはあっという間にいっぱいに。重さで分別する機械を通してサイズ分け、更に形で選別され、朝採りの梨は午後には出荷されます。
栽培品種は7月下旬から10月上旬にかけて約10品種、その他にも多くの育成中品種があるそうです。
「最近では年代を問わず、甘い品種を好まれるお客様が多いです。自分としては甘みだけでなく、バランス良く酸味も感じられる『豊水』が一番好きです。いくつ食べても、食べ飽きないですね。」と杉野さん。
新品種の導入はお客様の嗜好の変化だけでなく、実は近年の気候変動への対応も理由の一つ。暖冬、3月の気温上昇と4月の寒の戻り、7月の長雨に8月の猛暑と、今までの経験則だけでは対応しきれないことも出てきています。
梨栽培は収穫期以外も、摘蕾、摘果、新梢管理、剪定、草刈りに植え替え・新植などなど、一年を通して次々と作業があるそうです。
一番楽しいのは枝の誘引作業とのこと!まるでパズルのようで、上手くピッタリはまったときは、その出来映えを眺めながら、ひとり悦に入るひとときだとか♪
「小さい頃から両親の栽培する様子を見て育ち、長男の僕がいつかは後を継ぐものだと思っていました。色々な意味で、今が梨栽培の転換期ではあるかもしれませんが、様々な品種を栽培し、長い期間、梨をご提供できるようになりたいですね。これからも、自分で食べてみて、美味しい!と自信を持っておススメできる梨を作っていきたいと思います。」
丹精込めて作られる千葉の梨。これからも応援していきたいですね。
取材・撮影協力 すぎの梨園(柏市柳戸731-3)
9月22日(水)までの期間中、柏高島屋ステーションモールS館・新館 専門店レストラン・カフェでは、柏の梨を使った『柏の梨メニューフェア』を開催中!
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