営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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今回はステモから車で約20分、柏市藤ヶ谷にある登慶山如意輪寺持法院(柏市藤ヶ谷178-1)の曼珠沙華をご紹介します。
持法院は手賀沼南岸の下総台地の上にある農村地帯に位置し、鎌倉時代に鎌倉で造られた如意輪観音像(柏市指定文化財(有形文化財))を登慶坊が相馬氏の領地である現地、下総国相馬郡番場村へ持参して祀ったのがお寺の創建縁起となっています。
茅葺き屋根の草堂を営んで藤の花を厨子に飾り安置したことにより、この地を「番場村」から「藤萱村(ふじかやむら)」と呼ぶようになり、現在の地名「藤ヶ谷」になったといわれています!
今では春は桜、夏は百日紅、そして秋には曼珠沙華が美しいお寺として知られており、シーズンともなればカメラ片手に多くのアマチュアカメラマンが訪れます。
なかでも、先代のご住職が植えられたのが始まりという曼珠沙華は、それはそれは見事なものです!
盛りを迎えると、境内のみならず、向かいの田んぼのあぜ道までが真っ赤に染まります。
白い曼珠沙華も多く見られ、秋の抜けるような青空と紅白の花のコントラストが美しい対比を見せてくれます♪
ちょうどお彼岸の頃に咲くので、『彼岸花』の別名を持つ曼珠沙華。20代目に当たるご住職、田中良現さんがお彼岸のお話をしてくださいました!
「仏教では、ご先祖様が穏やかに休まれている仏様の世界を「彼岸(ひがん)」、私たちの暮らす煩悩と迷いの世界を「此岸(しがん)」と呼びます。
3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖さまに感謝する日、その前後6日間は、人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと判断し、正しい行いができるようになるための6つの行いを1日に1つずつ行う大切な期間なのです。」
近くには鎌倉時代の城の堀や館の一部が残っており、その石垣の石の一部は持法院の石垣に使われています。
平将門伝説が今も残り、下総に勢を張った千葉氏の一族相馬氏と密接な関係があるこの地。
幻想的な彼岸花を眺めながら、ご先祖様や、いにしえの人々に思いを馳せる。三密を避けて、静かにそんな時を過ごすのも良いものですね♪
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