“この「まち」をより愉快に、より賑やかに”
高島屋は創業190周年を迎えました。いつの時代も「まち」と共にあゆんできた高島屋。愉快に賑やかに各時代を彩った広告宣伝物と共に、その歴史と現在の取り組みをご紹介します。
「百貨」(多種多様な商品)を扱う百貨店。日本の百貨店の起源は、江戸時代創業の呉服店にさかのぼることができます。「京呉服の高島屋」が、いかにして三都に店舗を構える百貨店となったのか。明治から大正期の広告宣伝物と共にそのあゆみをたどります。
昭和初年、大阪と東京に相次いで大建築の店舗を開店した高島屋。「理想の立体的お買物街」の誕生を宣伝し、あらゆるアイディアで「まち」を訪れる人々の楽しみを創り出し、常に新しい話題を発信し続けてきました。そして現在、さまざまなモノ・コトに出会えるワンダーランドであり続け、「まちづくり」を進めている高島屋。
いま、あらためて百貨店の役割をみつめ問い直します。
※本展は会期をI部・II部に分け、展示資料を大幅に入れ替えて構成します。
日本初の郊外型ショッピングセンターである玉川高島屋S・Cから半世紀を経て、2019(令和元)年に新都市型ショッピングセンターとしてグランドオープンした日本橋高島屋S.C.。その象徴として2018年秋に先行開業した“新館”を手がけられた清瀬氏より、誕生秘話や開業後の反響などをお話いただきます。
“なんばの熱気を世界へ―”と、高島屋を含む5団体が協力して盛り上げたまちのイベント「大なんば祭」。なんばキャンペーンの裏話をお話いただきます。
高島屋大阪店は、心斎橋から長堀、そして、なんばへと、場所を変えながら、まちの発展と共に大きく成長してきました。大阪のまちと百貨店の歴史を解説いただきながら、まちをあるきます。
高島屋の広告を手がけるグラフィックデザイナーのレクチャーを受けながら、高島屋のショッピングバッグをデザインするワークショップ。完成品画像は当館で展示いたします。後日、Twitterでもご参加いただけます。
創業家文書を題材に、当館研究員が古文書(くずし字)の基本的な読み方を解説しながら、高島屋の歴史を読み解きます。
[4][5]は後日、動画を配信予定です。詳細は当館ホームページをご覧ください。
※[1]~[5]いずれも参加無料。
※状況によりイベントを休止する場合がございます。