= 「高島屋」屋号の由来 =

創業者 初代飯田新七は、京都で桶商を営む中野宗兵衛(越前国敦賀郡〈現 福井県敦賀市〉出身)の子に生まれました。幼名は鉄次郎。12歳で京都の呉服商へ奉公し、26歳の時、京都の米穀商「高島屋」飯田儀兵衛の長女 秀の婿養子となりました。
その後、分家独立し、1831(天保2)年正月、京都・烏丸松原で古着木綿を商う店を開業。本家儀兵衛家が近江国高島郡(現 滋賀県高島市)出身で、屋号を「高島屋」としていたことにちなみ、初代新七も同じ「高島屋」を屋号としました。
これが今に続く高島屋のはじまりです。

飯田家系図

News

2024.08.19
8月20日(火)より9月6日(金)まで 、展示替のため休館させていただきます。
2021.08.02
高島屋史料館がある高島屋東別館は、国の重要文化財(建造物)に指定されました。

= 企画展 =

DESIGN MANIA
~百貨店・SCのデザイン~

  • 予告2024年9月7日(土)-12月23日(月)
    第Ⅰ部:9月7日(土)-10月28日(月)
    第Ⅱ部:11月9日(土)-12月23日(月)
    ※会期は変更となる場合がございます。
  • ■開館時間=10:00-17:00(入館は16:30まで)
  • ■休館日=火・水曜日
    ※10月31日(木)-11月8日(金)は展示替のため休館
  • ■会場=高島屋史料館 企画展示室
  • ■入館無料

日本の百貨店は、さまざまな時代の転換期を乗り越えてきました。大正期に本格的百貨店となった高島屋。昭和の初め、大阪と東京に相次いで大型店舗を開店しました。多種多彩な催事を通して新しい情報を次々に提供し、アイデアあふれる広告戦略と商品開発で発展しました。戦中、そして戦後復興期の厳しい時代を経て、高度経済成長期には人々が憧れ夢見る生活を紹介。百貨店はつねに最新の流行を発信する場であり、同時に文化を創造し育む場でもありました。
1969(昭和44)年、首都圏郊外の宅地開発とマイカーブームの到来という新たな時代の幕開けに、玉川高島屋S・Cを開店。それは、日本初の郊外型SC(ショッピングセンター)の誕生でした。
現在、高島屋はグループ総合戦略として「まちづくり」を掲げています。その象徴として、2018(平成30)年、専門店エリアを新設・増床した日本橋高島屋S.C.は、新・都市型SCとして生まれ変わりました。そして、2023(令和5)年に開業した京都高島屋S.C.はやがて1周年を迎えます。商業施設のあり方の変容は、時代や世相を反映する鏡でもあります。
本展は、「広告」「衣服」「生活」「まち」の4つのデザインを軸に、百貨店・SCの過去と現在、そしていま描く未来像をご紹介する展覧会です。

主な展示作品
※すべて高島屋史料館蔵。本展は会期をⅠ部・Ⅱ部に分け、展示作品を入れ替えて構成します。
・山口晃《日本橋南詰盛況乃圖》 2021年 (第Ⅰ部)
・日本橋店開店ポスター(原画:岡田三郎助) 1933年(第Ⅰ部)
・ル・コルビュジエ、レジエ、ペリアン3人展 図録 1955年 (第Ⅰ部)
・イタリアン フェア パンフレット 1956年 (第Ⅰ・Ⅱ部)
・百選会の帯《ジャンボジャンボ》 1971年(第Ⅰ部)/《新星発見》 1972年(第Ⅱ部)
・マイセン大皿《イングリッシュローズ》 1980年(第Ⅱ部)  ほか
【特別展示】同志社大学の学生による「高島屋への未来の提言」ポスター
高島屋の歴史をふまえ、「進取の精神/美/まちづくり/暮らし」をテーマに、百貨店の未来のための提言をポスターで行うという課題に、同志社大学社会学部メディア学科 竹内幸絵ゼミ3回生(2023年度)が考案したポスター4作品を特別展示します。
学芸員によるギャラリ―ト―ク
■会期中の毎週土曜日 14:00~(約30分)
※お申込み不要、開始時間までに企画展示室にお集まりください。
※状況により、イベントを休止する場合がございます。

【関連イベント】

[1]~[2]はいずれも要申込み・抽選制です。(参加費無料)
「お申込み・抽選について」をご確認のうえ、各イベントのWEBフォームからお申込みください。

【申込方法】

当イベントは、PassMarket(パスマーケット)による事前申込み・抽選方式とさせていただきます。
※ご応募にはYahoo!JAPAN IDの事前登録が必要となります。
※ご応募はスマートフォンからお願いします。

イベント受付時はお客様のスマートフォンで当選チケット画面を表示いただきす。パソコン、フィーチャーフォン(ガラケー)ではチケットを表示できませんので、ご注意ください。

※期間中、ご応募はお一人様1回、ご本人様限りとさせていただきます。複数回のご応募が判明した場合、すべてのご応募を抽選対象外とさせていただきます。
なお、異なるYahoo!JAPAN IDによるご応募であっても当社が同一人物によるご応募と判断した場合には抽選対象外とさせていただきます。
そのほか同一端末からの複数回応募など、パスマーケットの制御システムによりご応募できない場合がございます。

[1] 講演会 京都四条河原町の歴史的変遷とそれに関わった高島屋の役割
  • ■講師=米田庄太郎(高島屋顧問)
  • ■日時=2024年9月29日(日) 13:00~14:30
  • ■会場=多目的ルーム
  • ■定員=20名

申込受付・抽選結果はこちら

応募期間:
2024年9月7日(土)午前10時→9月13日(金)

抽選結果表示:
2024年9月15日(日) 午後3時ごろ

[2] 講演会 「京都高島屋S.C.開業」という仕事のデザイン (開業苦労話)
  • ■講師=三井敬士(京都店企画宣伝部長)
  • ■日時=2024年11月24日(日) 13:00~14:30
  • ■会場=多目的ルーム
  • ■定員=20名

申込受付・抽選結果はこちら

応募期間:
2024年11月2日(土)午前10時→11月8日(金)

抽選結果表示:
2024年11月10日(日) 午後3時ごろ

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