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#お歳暮

1年の感謝の気持ちを贈る!お歳暮の添え状・送り状のマナー

1年の感謝の気持ちを贈る!お歳暮の添え状・送り状のマナー
協力:All About
※画像はイメージです

お歳暮は、1年の中でも特に大事にされている季節のごあいさつ。1年の締めくくりに、日ごろお世話になっている方々へ、感謝の気持ちを品物に託して贈る日本独自の文化です。ですから、ただ品物を贈るだけではなく、言葉を添えて気持ちをしっかりと伝えたいものです。今回は、お歳暮の添え状や送り状に関するマナーをお伝えします。

#01 まずは、これを押さえて! お歳暮マナーの基礎知識

お歳暮を贈る時期は、12月上旬から25日頃までが適当とされていますが最近では11月下旬頃から贈る方も増えています。「紅白の蝶結びの水引」と、品物が生ものでなければ「のし」もつけて贈ります。のし紙の表書きは「御歳暮」とし、下に自分の名前を記します。

本来は相手先に訪問して手渡しするのがマナーでしたが、現在は配送するのが一般的になっています。基本的にお返しは不要なものの、いただいた場合にはなるべく早く電話やメール、またはお礼状などで感謝の気持ちを伝えましょう。

また、お歳暮はお祝いの品ではないので、贈る側、受け取る側のどちらかが喪中でも、失礼には当たりません。ただし、相手が喪中の場合は、気になるようでしたら忌明けしてから「寒中御見舞」として贈るとよいでしょう。

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#02 気持ちが伝わる! お歳暮の「添え状」や「送り状」の文例集

お歳暮を贈るときには、品物が届く前に「送り状」を郵送しましょう。プライベートの友人・知人には葉書で構いませんが、企業や学校、病院などへは封書で送ることをおすすめします。

より親しい間柄であれば、送り状よりも簡略化した「添え状」でもOKです。一筆箋やカードを品物に同封して、日ごろの感謝の気持ちを伝えましょう。

では、添え状や送り状には、どんなことを書けばよいのでしょうか。文例をご紹介するので、参考にしてみてください。

●送り状 文例 1(目上の方あて)

拝啓 初冬の候、○○様ご夫妻にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

早いもので、私共の挙式ならびに披露宴で大変お世話になりましてから、もう半年が過ぎようとしています。その間も、まだまだ半人前の夫婦である私たちに何かとご教示・ご助言をいただき、心から感謝しております。

未熟者ゆえこれからも何かとお世話になることと存じますが、どうかご指導ご鞭撻賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

ささやかではございますが、ふたりの感謝の気持ちを込めたお歳暮の品をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。

末筆ながら、どうぞ幸多き新年を迎えられますようお祈りいたします。

敬具

●送り状 文例 2(取引先企業あて)

謹啓 寒冷の候ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のお引立てにあずかり、厚く御礼申し上げます。

弊社では、この一年間、おかげ様で順調に事業展開する事ができました。これも一重に皆様のご支援ご愛顧のたまものと存じ、社員一同感謝しております。

つきましては、歳末慣例のご挨拶ではありますが、本日、心ばかりのお歳暮の品をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いに存じます。

来年もどうぞ、変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

●送り状 文例3(親しい友人あて)

いよいよ年の瀬も迫り、何かと慌ただしい時期となりました。

今年も結局お世話になりっぱなしで、せめてもの気持ちで暮れの食卓にでもお使いいただければと思い◯◯(具材、調味料、珍味など)をお贈りしました。皆さんで温かい鍋でも囲んで、どうぞ、良いお年をお迎えください。

●添え状 文例

今年も大変お世話になりました。

珍味セットで美味しい笑顔の年越しをお迎えください。

#03 お歳暮の時期を外してしまったら「御年賀」「寒中御見舞」として贈る

このように、お歳暮を贈るときは、送り状や添え状で感謝の気持ちをしっかりと伝えたいもの。遅くても12月23日までには届けたいところですが、やむを得ず時期を逃してしまった場合は、年が明けてから贈りましょう。

表書きは、松の内(1月7日)までなら「御年賀」、小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までに届くなら「寒中御見舞」とし、送り状や添え状も表書きにふさわしい内容にします。のし紙は、お歳暮同様、「紅白の蝶結びの水引」と、品物が生ものでなければ「のし」をつけたものでOKです。

#04 マナーを守って、感謝の気持ちも一緒に贈り届けたい

お歳暮とは、1年の感謝の気持ちを伝える“心ばかりの品”。品物の内容よりも、何よりも気持ちが大切です。ぜひともマナーを守って、心も一緒に贈り届けたいものですね。

※贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
※のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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