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憧れの「トゥシューズ」に、オリジナルデコレーション! by チャコット


バレエは元来“優雅さの極み”と、改めて知る。
そもそも「バレエ」とは、西ヨーロッパで発生し広まった歌唱やセリフを伴わない舞台舞踊のこと。ルネッサンスのイタリアの宮廷で余興として演じられていた詩の朗読や演劇などと共に、Ballo(バロ)と呼ばれるダンスが披露されるようになったことが起源と言われているようです。その後、16世紀になって合唱曲に合わせた踊りがBalletto(バレット)と呼ばれ、やがてBalletti(バレッティ)とその名が変わっていったとか。
そして、1533年フィレンツェのメディチ家からフランス王室に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスによってBalletti(バレッティ)がフランスにもたらされ、フランス式にBallet(バレ)と呼ばれるようになっていった……バレエと言えば、優雅さの代名詞のようなイメージですが、それもそのはず、こんな歴史的背景があると知れば、なおのこと、エレンガンスの極みに思えてきます。

テラス空間を彩るバレエ衣裳を見ながら、みんな、作業に集中〜!
さて、今回、チャコットが企画したのは、「本物のトゥシューズに、オリジナルデコレーションしよう!」という会。ご参加いただいたのは、合計で88人。小さなお子さまから大人のおひとり参加の方まで。親子で参加の方はほとんどがお母様とお嬢ちゃまでしたが、なかにはお父様も。パパであってもママであっても、バレエの世界への憧れは等しく一致しているようです。
今回は、トゥシューズ、またはキーホルダー仕様のミニミニトゥシューズのどちらかを選んでの制作。チャコットの衣裳デザイナーが本物の衣裳パーツをたくさん用意してくれましたので、みんな目をキラキラさせて好きなパーツを選んでいました。
トゥシューズを選んだ方もいらっしゃいましたが、お子さんたちには断然ミニミニトゥシューズが人気。「だって、バッグに付けたら、いつも一緒にいれるもん!」と、これはバレエレッスンに通っている10歳の女の子の声。彼女は着けているマスクもバレエ柄で、バレエが大好きなのがその目の輝きからもたっぷり伝わってきました。
一つひとつが小さくて繊細。なので、作業には少々集中力が必要です。専用の接着剤で丁寧に付けて、途中、衣裳デザイナーのアドバイスを聞きながら、世界にたったひとつのオリジナルトゥシューズがどんどんできあがっていきました。
同じ型なのに、モチーフの選び方や組み合わせ方、デコレーションの仕方によって、できあがりはさまざま。それぞれ個性的なトゥシューズが完成しました。
他所でも人気というチャコットのこの会。次回は大人になって初めてバレエを習い始める人も多いという昨今、大人限定もあり!かもしれませんね。