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男の本流フォーマル  重要無形文化財技術保持者 甲田綏郎 作 仙台平 袴地

 仙台平

甲田綏郎氏と仙台平

宮城県仙台市内、広瀬川のほとりで四代にわたって袴の最高峰ともいえる『仙台平(せんだいひら)』を織り続けている工房があります。その四代当主は甲田綏郎さん。昭和31年に重要無形文化財『精好仙台平』技術保持者(人間国宝)に認定された父・甲田榮佑さんの厳しい指導のもとで技術の練磨向上に励み、自身も平成14年に人間国宝に認定されました。親子二代認定の偉業を果たし、今日まで『仙台平』ひとすじに作品制作に取り組んでいます。
『仙台平』は、仙台藩が享保、元禄の頃、郷土産業の振興のため御用織物師を召し抱え、法被、袴、能装束、兵具等を織り出させたのが始まりと言われています。
当時から仙台平は、皇室、幕府及び他藩への贈物として極めて珍重され、格式の高い武士の間で、日本一の袴『仙台平』なりと賞賛されました。歴代藩主の手厚い庇護を受けた『仙台平』は、明治維新後には民間企業として発展を遂げてきましたが、現在では唯一、甲田家だけがその伝統技術を連綿と受け継いでいます。

仙台平の特徴

『仙台平』の特徴は、「織風合」「織味」「織香」そして「気品」があることです。
生糸の性質をそのまま引き出す独自の技法により、独特の光沢を放ち、座れば優雅なふくらみを保ち、立てばさらりと折り目が立ち、すだれのように端然と形が整います。激しい舞いの動きなどにも、さわやかな衣ずれの音がして、軽々と足さばきにしたがう『仙台平の袴』は、あらゆる動作に耐え得る袴であるといえます。

仙台平の工程

ここでは、数ある製造工程の中から一部をご紹介いたします。

一 染め
父・甲田榮佑氏が考案したセリシン定着法という染め方で、厳選された国内産の上質な生糸を染めます。絹を傷めないように、天然の草木からとった植物染料を用います。染める色としては、黒が最も難しいそうです。
二 乾燥
植物染料で染め上がった糸は、染料を定着させるために2週間ほど吊るして陰干しします。
三 濡緯
髪よりも細い糸の1本1本がバラバラにならぬように水に浸す、仙台平特有の技法を経た「濡緯(ぬれぬき)」を管に巻き取ります。
四 機織り
経糸には光沢のある練り糸を用い、緯糸は撚りのない生糸を濡らして打ち込みます。

こうして、『仙台平』特有の風合い・風格・威厳が生まれます。

仙台平袴地

袴地(特上)
複雑なタテ・ヨコの組織で
表現された趣深い色と柄が
魅力です。
1,598,400円

袴地(特製)
色糸を多く使用することにより、精巧な縞柄を表しています。
591,840円

袴地
すっきりとした縞柄の、
フォーマル用袴地
321,840円

袴地(御召)
結城紬などのおしゃれ着向け
の袴地
311,040円

高島屋各店では、上記作品をはじめとした仙台平の袴地を各種取り揃えております。
お取り扱い店舗:日本橋店、新宿店、横浜店、大阪店、京都店
※店舗によりお取り扱い商品が異なります。売り切れの節はご容赦ください。
※価格は消費税を含む総額にて表示いたしております。価格は、お仕立て代を含まない表地価格を表示いたしております。