数百年の時に磨かれた
織・染・繍・絞・絣という呉服の技を
現代の暮らしを彩る‘美’へと‘甦’らせる。
それが きものアップサイクルオーダー ‘甦美’です。
無数に存在するといわれる
眠れるきものや帯に 新しい命を吹き込むのは
高島屋ならではの目線で選び抜いたクリエイターたち。
たとえば 優美な日本刺繍をドレスへ。
たとえば 繊細に表現された友禅染を日常の
ファッションへ。
たとえば モダンな柄の織物をインテリア小物へ。
お客様が大切にされている家族の思い出も
いにしえのきもの職人たちの素晴らしい手技も
新たな価値を宿して 未来へとつながっていきます。
眠れるきものや帯が、
クリエイターの手でよみがえる。
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自然への慈愛や幸を願う心を投影する「帯の美」に光をあて、日常を輝かせるアイテムへと昇華するブランド。何通りも着こなしを楽しめるワンピースや個性的なアクセント小物など、伸びやかに自由に帯を活かすデザインをご提案していきます。
価格帯:38,500 円〜253,000 円
製作期間:約 3ヶ月 -
かつてお茶の葉の鮮度を保つために使われた茶箱に布やクッション材を張り、保管のできるラグジュアリーな調度品に仕立てる「インテリア茶箱」。1959年頃、日本に住む外国人が茶箱に和の布を張る工芸を始め、そこに着想を得て発展しました。
価格帯:74,800 円〜158,400 円
製作期間:約 2ヶ月〜 4ヶ月 -
数々のきものリメイク本を手がける松下純子が、型紙を使わず、きものと同じ直線裁ち・直線縫いの手法でデザイン。和裁士が一針一針手縫いで形にします。丈や身幅をお客様に合わせるセミオーダーメイド。受け継ぐ布を上質な日常着へと仕立てます。
価格帯:79,200 円〜165,000 円
製作期間:約 2ヶ月
※価格は消費税を含む総額にて表示しております
タカシマヤきものアップサイクルオーダー‘甦美’お承りからお渡しまで
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1
きもの・帯のご持参・ご相談
お電話でご予約ください
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2
お見積書の作成・ご提案
担当クリエイター・スケジュールなどを
ご提案し、お見積もりいたします -
3
お承り
お見積もりの合意後に、代金のお支払いを
経てお承りとなります -
4
お渡し
検品した後に、お客様へお渡しします
《アップサイクルに関する注意事項》
- •お承り後のキャンセルおよびご返金はできません。
万が一、途中でキャンセルされた場合は、仕掛品と残布をお返しいたします - •インテリア雑貨以外の洋服をご注文の場合、きもの、帯の洗い代を別途頂戴する場合があります
- •洗いなどの期間は最大45日間です
- •きものや帯とリメイクアイテムとの相性により、ご希望に添えない場合があります
- •きものや帯に知的財産権がある、経年劣化による強度不足でアップサイクルできないなどの理由で、
お断りする場合があります - •柄のとり方や配置などは各クリエイターにお任せいただきます。ご要望がある場合はご相談ください
- •アップサイクル後、残布が出る場合は完成品とともにお返しいたします
- •商品メニューの仕様、価格などは予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください
欧米の生活様式に合わせて、
きものをアレンジ。
高島屋の歴史は、‘甦美’の原点です。
1906年頃の室内着
デザイナー:不詳
レーベル:S.IIDA, "TAKASHIMAYA"SILKS &
EMBROIDERIES.KYOTO.
©京都服飾文化研究財団
ものには命があり、大切に受け継がれていくべき。江戸時代のエコロジー精神は今、世界的にも注目されています。高島屋の創業も江戸後期、古着商から始まりました。明治期には呉服商へと発展し、明治中期には貿易部を開設。呉服の魅力を世界に伝えるために注力しています。この時代、欧米では各地で開催された万国博覧会などを通じ、日本ブームが起きていました。写真は、高島屋が欧米へ輸出した室内着。きものの美を欧米市場向けにアレンジしています。ものに宿る命を大切にする。きものという日本古来の美を、時代や国境を越えて伝えていく。
高島屋のスピリッツは、‘甦美’として未来へ継承されていきます。