

お米
精米したての“おいしい”を
高島屋ファームから。
お米は精米したてが最もおいしいといわれます。
そこで高島屋ファームでは、玄米をご用意しました。
店頭でお好みに合わせて精米いたします。
※精米サービスは無料です。
1kgから承ります。お気軽にご用命ください。
「分づき精米」で、自分好みのごはんに。
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- 玄米
- ぬか・胚芽を残した、栄養価が最も高いお米です。炊飯器の玄米ボタンや圧力鍋でおいしく炊けます。
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- 3分づき米
- 表面を少し取り除いた状態で、ビタミンB1や食物繊維は十分に残っています。
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- 5分づき米
- 玄米と白米の中間。胚芽はしっかり残り、食物繊維も白米より多めですが、白米のような粘りは少なめです。
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- 7分づき米
- 胚芽が一部残り、ビタミンB1も食物繊維も白米より豊富。白米と同様に炊け、食べやすいので、人気があります。
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- 白米
- 一般的に食べられている白いお米です。つや・粘り・旨みがある一方、栄養のある胚芽やぬかはありません。
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- クリーン白米(無洗米相当)
- 軽く洗うだけで炊くことができます。少量の水ですみ、手間もかからず便利です。
※分づき米はぬか成分が多いので、ぬか臭くならないよう、研ぎ汁を早く捨てることが肝心です。
また、分づき米は炊飯器での保温に向きません。色が変わり、ぬか臭くなります。
※クリーン白米は、横浜店・新宿店・玉川店でのお取り扱いとなります。
精米したては、なぜおいしいの?
分づき米のおいしい炊き方は?
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- 精米したては、なぜおいしいの?
- お米にも「鮮度」があります。精米したお米は玄米に比べて酸化しやすく、かたくなったり、味が落ちたりします。鮮度は貯蔵条件により異なりますが、一般に夏季で約2週間、冬期で約1カ月間は食味劣化が少ないといわれています。ですので、食べきれる分だけこまめに精米すると、いつでもおいしいごはんを召しあがれます。
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- 特別栽培米って何?
- 農林水産省が定めたガイドラインに従い、節減対象農薬の使用回数を慣行レベル5割以下・化学肥料の窒素成分量を慣行レベル5割以下にし、栽培したお米のことです。
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1. 北海道産ゆめぴりか
香り良く、ふっくら、
やわらかい。栽培期間中農薬・化学肥料不使用
[宗片和幸さん] 特別栽培ゆめぴりか北海道虻田郡ニセコ町
生産者:宗片和幸さん- [宗片さんのこだわり]
- 宗片さんは農薬を使わず、「合鴨農法」で栽培しています。合鴨農法とは、水田に合鴨を放ち、雑草や害虫を食べてもらう方法。泳ぐ際に水田の土をかき回すので、稲の根元に酸素が回る効果もあります。また、お米を飼料に育てた合鴨ですので、ふんはそのまま有機肥料になります。自然に負担をかけないこの方法で、おいしい「ゆめぴりか」を育てています。
- [お米の特徴]
- 「ゆめぴりか」は今注目の北海道米。「ぴりか」はアイヌ語で「美しい」を意味します。豊かな甘みや粘り、つやに加え、炊きあがりがやわらかいのが特徴。さらに、宗片さんの「ゆめぴりか」は、香りの良さも秀逸です。
- [水田の環境]
- 北海道虻田郡ニセコ町は「蝦夷富士(えぞふじ)」と称される羊蹄山と、スキーリゾートとしても有名な「ニセコアンヌプリ」の山々に囲まれた丘陵盆地。町の中央には尻別川が流れ、川が運んだミネラルを含む豊かな土壌が広がっています。平松さんの水田には、羊蹄山の清らかな湧水が引かれ、昼夜の寒暖差もあり、おいしいお米づくりの条件が揃っています。
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2. 山形県産つや姫
しっかりとした弾力と
甘みの、大粒。栽培期間中農薬・化学肥料不使用
[鈴木孝征さん] 特別栽培つや姫山形県鶴岡市小中島
生産者:鈴木孝征さん- [鈴木さんのこだわり]
- こだわりは何と言っても「土づくり」。おいしいお米を育てるために、アミノ酸やミネラルが豊富な米ぬか、南極の昆布、かつおのあらなどを混ぜ、乳酸菌で発酵させた独自の肥料を開発。土中の微生物を元気にし、稲が栄養を吸収しやすいように育てています。「土ができていれば、根がしっかりし、天気を心配することもない」と鈴木さん。また、毎日朝夕、田んぼの観察を欠かさず、稲の状態、水の量などをチェック。「お米は毎日食べるものだから、甘みも粘りも、ほどよい方がいい。そのためには観察が大切」と日々研究を重ね、おいしいお米を栽培しています。
- [お米の特徴]
- 「つや姫」は山形県が10年の歳月をかけて開発し、2010年にデビュー。県知事が認定した生産者が、有機栽培または特別栽培で育てています。その名の通り「つや」があり、「甘み」「旨み」「粘り」もしっかりとある、大粒のお米です。その中でも鈴木さんの「つや姫」は、特においしいと評判になっています。
- [水田の環境]
- 国内有数の米どころ 山形県鶴岡市にあり、出羽三山をのぞむ美しい環境の中にあります。月山と朝日連峰、双方から流れ出る豊富な水を使っています。
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3. 新潟県産
在来品種のコシヒカリもっちりとして、甘み、
旨み豊か。栽培期間中農薬・化学肥料不使用
[佐々木治巳さん]
在来品種のコシヒカリ新潟県佐渡市泉
生産者:佐々木治巳さん- [佐々木さんのこだわり]
- 農薬や化学肥料を一切使わずに栽培しました。特に栄養を与えないため、苗は生きようと必死になり、根を広く張り、健康に成長していきます。土と水と太陽、自然の力だけでたくましく育った、生命力に満ちたお米です。
- [お米の特徴]
- 「コシヒカリ」は甘み、旨み、粘りのバランスが良いお米。しかし、「いもち病」に弱いため、その性質を変えた「コシヒカリBL」が生まれました。佐々木さんの「コシヒカリ」は改良前の在来品種で、新潟県では栽培農家が少なくなっていますが、おいしさは格別。もっちりとした食感、甘み、旨みを十分にお楽しみいただけます。
- [水田の環境]
- 新潟県佐渡島は朱鷺(とき)の暮らす自然豊かな土地。また、先進国初の世界農業遺産にも登録されています。佐々木さんの水田は佐渡島のほぼ中央に位置し、両側は山。山からの豊富な水に恵まれています。
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4. 長野県産
ミルキークイーン自然の力が育んだ、
モチモチ感。栽培期間中農薬・化学肥料不使用
[山嵜善平さん] ミルキークイーン長野県上高井郡高山村
生産者:山嵜善平さん- [山嵜さんのこだわり]
- お米本来が持つ力を引き出すため、化学肥料を使わずに米づくりをしています。また、合鴨農法を取り入れています。田植え期(5月下旬)〜8月上旬頃まで元気に田んぼを泳ぎ回る合鴨は、周りの草を食べてくれることで除草効果に、さらに糞が堆肥になり、お米に栄養の循環をもたらします。
- [お米の特徴]
- 低アミロース米であるミルキークイーンは、光沢がよく、粘りも強く、しっとりとした旨みがあります。冷めても硬くなりにくいのがうれしいポイント。玄米や分づき米で食べるのにもおすすめなお米の品種です。
- [水田の環境]
- 北アルプスからの豊富な雪解け水や、鎌田川源流の湧き水が、水路へ勢いよく流れている緑豊かな隠れ古田。近くにはサンショウウオの幼生も生息しているほど、水のきれいな環境で米づくりをしています。
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5. 岐阜県産
龍の瞳(品種名:いのちの壱)大粒で甘いから、
口に入れたときに感動。栽培期間中農薬7割減以上・化学肥料不使用
[トキ・龍の瞳生産組合] 龍の瞳(品種名:いのちの壱)岐阜県大垣市
生産者:トキ・龍の瞳生産組合- [トキ・龍の瞳生産組合のこだわり]
- 栽培が難しく、幻のお米とも言われる龍の瞳。品質にこだわり、龍の瞳生産組合の中でも株式会社龍の瞳コンクール最優秀賞を受賞したとき生産グループという生産者に限定しています。また、地元の方が高齢でつくれなくなった田んぼを、近く方々と協力して、頑張って守っています。
- [お米の特徴]
- 大粒で、コシヒカリの1.5倍の大きさがある龍の瞳(品種名:いのちの壱)。粘りと弾力感があり、噛むほどに口の中に甘みが広がって、感動を与えるお米です。龍の瞳発見者の今井隆さんが、自身の圃場でひときわ大きくて、しっかり立っている頼もしい稲を発見したのがはじまりで、2006年に品種登録をしました。
- [水田の環境]
- 岐阜県・烏帽子岳水系の清流で育った棚田米。イナゴやバッタが飛び交い、蜘蛛の巣があちらこちらと張っている自然豊かな環境で、特別栽培でお米づくりをしています。
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6. 石川県産ひゃくまん穀
粒感と粘りの
バランスを楽しんで。栽培期間中農薬・化学肥料不使用
[裏 貴大さん] ひゃくまん穀生産者:裏 貴大さん
- [裏さんのこだわり]
- 裏さんは、農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。人間が生きるためだけのお米ではなく、すべての生き物が生きることのできる自然環境の復活を目指しています。独自の発酵肥料を使って、微生物の力を活性化させることで土の力と米の本来持つ力を引き出しています。
- [お米の特徴]
- 「ひゃくまん穀」はコシヒカリよりやや大粒で、一粒一粒の粒感と粘りのバランスがとれた、しっかり感のあるお米です。2017年より登場の新品種。
- [水田の環境]
- 天然記念物のトキも飛来するほど環境の良い石川県能登の「水田環境特A地区」の棚田です。村の一番上の千枚田をため池にして、水田に雪解け水や山の沢水が行き届くように整備されています。
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7. 島根県産きぬむすめ
絹のような美しい
炊き上がり。栽培期間中農薬不使用・化学肥料不使用
[森下保さん] きぬむすめ島根県鹿足郡吉賀町
生産者:森下保さん- [森下さんのこだわり]
- 安心・安全な食べ物を子どもたちに食べさせたい、そして美しい吉賀町の自然を未来に残したいという想いから、有機肥料を使い、できるだけ農薬を使わずに、人にも自然にもやさしい農業に取り組んでいます。「自然の恵みをそのままに」という考えを大切に、農業と向き合っています。
- [お米の特徴]
- 「きぬむすめ」は粘りがあり、ソフトで上品な甘味感のあるお米で、絹のような美しい炊き上がりが特徴です。温暖地での栽培に向いているとされ、西日本を中心に栽培されています。
- [水田の環境]
- 安蔵寺山などの険しい山々に囲まれた中山間地域で、天然鮎も遡上する清流に恵まれた田んぼです。吉賀町は「環境王国」に認定されています。
日本のお米の未来を考えて、新品種の栽培などに取り組む熱心な生産者のお米をご紹介します。
※取り扱い時期や店舗については、売場係員にお問い合わせください。
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なつほのか栽培期間中農薬7割減・化学肥料不使用
生産者:中島正幸さん
30年ほど前より農薬を減らし、有機質肥料100%で栽培。
●鹿児島県肝属郡東串良町平成28年に新登場した品種。コシヒカリより大粒で、適度な粘り、甘みがあります。高隈山系の水や、風にも恵まれ、多くの生物が生きている大隅半島で栽培しています。
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ゆうだい21栽培期間中農薬7割減・化学肥料不使用
生産者:遠藤優一さん
ダイヤモンド褒賞受賞生産者の父の農業を引き継ぐ若手生産者。
●山形県東置賜郡高畠町コシヒカリより、やや大粒で存在感があり、弾力性に優れたお米です。奥羽山脈水系の沢水が入る水田環境特A地区で、堆肥やミネラル資材を使い、土を若返らせています。
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ササニシキ栽培期間中農薬7割減・化学肥料不使用
生産者:梅津賢一さん
水のきれいな七ヶ宿で、自然豊かな環境を守る農法を実践。
●宮城県刈田郡七ヶ宿町あっさりとした飽きのこないお米で、上品な甘みがあります。蔵王連峰の湧水が流れ、イワナやカジカが生息する水田環境特A地区で、牡蠣の殻からつくられた肥料などを使い栽培。
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ひめの凜栽培期間中農薬7割減・化学肥料不使用
生産者:中野聡さん
みかんの搾りかすを利用した「みかん循環栽培」でお米づくり。
●愛媛県西予市宇和町令和元年新登場の愛媛県オリジナル品種。コシヒカリよりやや大粒で、噛みごたえと甘みがあります。岩瀬川の水を圃場に入れて、朝霧の立ちこめる盆地で栽培しています。
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丹波コシヒカリ栽培期間中農薬8割減・化学肥料不使用
生産者:高見康彦さん
自然にやさしい米づくりをと、各地の圃場を訪れて研究を重ねる。
●兵庫県丹波市市島町しっかりとした噛み応え、弾力性、甘みに富んだお米です。五大山水系の水や、寒暖差にも恵まれた盆地にある水田環境特A地区で、肥料も栽培法も設計してお米を育てています。
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夢の華栽培期間中農薬8割減・化学肥料不使用
生産者:大森忠昭さん
栽培放棄される圃場を借り受け、環境を守るおいしいお米づくりを研究。
●広島県東広島市八本松町原光沢があり、ソフトな口当たりと甘みのあるお米です。山の清水が集まる七ツ池の水を使用し、蛍が飛び交う環境で栽培。「夢の華」の栽培にいち早く取り組み、研究を重ねています。
※水田環境特A地区とは:水田環境鑑定士が現地に赴き、水田の生物や水質を調査。基準をクリアした圃場(ほじょう=農地のこと)が格付け認定されます。
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