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志鎌 猛 展 不易流行 Shape of Water

「Lotus #23」
イメージサイズ:19 x 19cm プラチナ・パラジウム・プリント 雁皮紙、2015

■7月15日(水)~8月3日(月)

■本館6階 美術画廊X

このたび日本橋高島屋美術画廊Xでは3回目となる志鎌猛氏の個展「志鎌猛展 不易流行Shape of Water」を開催いたします。
志鎌氏は2008年より、プラチナ・パラジウム・プリントという古典的かつ高度な技法に真摯に取り組み、その深遠な階調表現と永続性の中に、時間を超える普遍性——すなわち「不易」を見出し、写真の根源的な力と向き合い続けてこられました。
本展のテーマとなる「不易流行」は、変わることのない本質と、時代とともに移ろう表現。その両義の中にこそ、真に豊かな創造の姿があるとするこの理念は、志鎌猛氏の写真芸術そのものを端的に表すものと言えるのかもしれません。また、主要なモチーフとなる「水」もまた、まさに不易流行を象徴する存在と言えます。形を持たず、常に変化し続けながらも、その本質を失うことのない水の姿は、志鎌氏の作品世界と深く重なり合います。静謐でありながら力強く、とどまることなく流れ続ける水の表情は、私たちに自然と時間、そして存在のあり方を静かに問いかけてきます。
さらに、志鎌氏が「一作品につき一度のみシャッターを切る」という厳格な制作哲学を貫いておられることは特筆すべき点であり、その一瞬にすべてを懸ける姿勢は、被写体との真摯な対話と深い洞察の結実と言え、そこに生まれる像は、二度と再現されることのない唯一無二の存在として、強い緊張感と静かな感動を湛えております。
本展では、水というモチーフを通して展開される志鎌猛氏の芸術の精髄を一堂に展観いたします。一点一点に刻まれた時間と気配。作家の精神の軌跡をどうぞご高覧ください。
最後に、本展の開催にあたり、サンディエゴ写真美術館 名誉館長デボラ・クロチコ氏にキュレーションのご尽力をいただきました。深く感謝申しあげます。

お問い合わせ:本館6階 美術画廊(代表)03-3211-4111

※写真はイメージです。
※都合によりタイトル・会期・内容等が変更または中止となる場合がございます。

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