営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
2026年1月1日(木・祝)・2日(金)は全館休業
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
ちょっと素敵なジモトスポット※サムネイルをクリックしていただくと、大きい画像をご覧いただけます。
※サムネイルをタップすると、大きい画像をご覧いただけます。
12月に入り、紅葉を北風が揺らす日が増えてきました。
今回は私たちの街に奇跡的に今も残る里山と、それを未来につなぐために活動している皆さんをご紹介します。
南柏駅東口からバスと徒歩で約15分、緑豊かな「下田の杜(しただのもり)」(柏市酒井根24)は閑静な市街地の一角にあります。下田とは300年余り地域の歴史とともに歩んだ地権者の齋藤家の屋号で、地名にも由来があり、江戸時代に作られた馬除けの野馬土手(掘)など、自然と人間が共生した証が残っています。
現在、下田の杜の一部は都市緑地として「酒井根下田の森緑地」と呼ばれ、市民に公開されています。そこが、動植物の持ち出し・持ち込みNGのルールの中で私たちが利用できるエリアです。
1年を通して保全活動を担っているのが、「NPO法人下田の杜 里山フォーラム」。前身は1975年(昭和50年)、地権者の齋藤さんの呼びかけに応えて集まった「下田の杜の自然を守る会」からでした。現在は約70人の会員が、豊かな湧水群と多様な動植物・地域の文化遺産を守るべく活動を続けています。
月2回のボランティア活動に集まるのは20人前後。中には毎年、学校行事で田植えや自然学習に訪れる地元・酒井根地区の小学生親子の姿も。この日は清掃と農作業、落ち葉を集め肥料として柿の木の根元にこんもりと。無農薬で守り育てる工夫なのだそうです。
公園内の畑の畝(うね)では、大根が生育中。もう少し太くなったら収穫し、ジャガイモを植えつけます。隣の畝のサツマイモは収穫済みで、連作ができるので耕して次の植え込みを準備します。
今日は手前の畝に、みんなで麦まき! 手順を聞いたらあとは各自で。まき方も丁寧だったり大胆だったり、個性があって面白かったです。
「私たちは、下田の杜の自然の美しさを大切にしています。こどもたちの活動も喜びの一つで、里山の維持管理・再生保全活動・里山の文化継承・環境教育にも注力しています」と、副理事長の北田さん。
杜の未来を託すべく、小・中・大学生や海外の教職員・学生も広く受け入れ、各分野で指導に携わる人材を育成しています。今年はマレーシアの学生とSDGsや環境共生についての学びの交流を行いました。
雨天中止になった「里山フェスタ」の特別体験会として、綿繰りなどの里山体験や書籍・花炭販売を開催。田中二三さん撮影・解説の最新作「下田の杜の生きもの図鑑・カメムシ」ではビジュ◎な厳選71種にキュン。虫好きも苦手さんも要チェック。
※園内の様子や保全活動の取り組みなど、詳細は「NPO法人下田の杜 里山フォーラム」公式ホームページ(https://shitadanomori-satoyamaf.org/)をご確認ください。
2025.12.26UP
vol.180
ちょっと素敵なジモトスポット 下田の杜
2025.12.19UP
vol.179
ちょっと素敵なジモトスポット 清水公園 もみじ谷
2025.12.09UP
vol.178
ちょっと素敵なジモトスポット 手賀沼親水広場・水の館
2025.11.20UP
vol.177
ちょっと素敵なジモトスポット アートラインかしわ2025
2025.11.04UP
vol.176
ちょっと素敵なジモトスポット 旧花野井家住宅