軍鶏由来の歯応え×2種の卵のとろ～りまったり！
炭火香る、贅の極みの親子丼

備長炭で香ばしく炙った銘柄鶏、東京しゃも肉に絡みつく絶妙な加減のトロトロ玉子。中央には鮮やかなオレンジ色でひと際目をひく、こだわりのブランド卵が堂々と鎮座します。

表面のみ炭火で炙り、大きめにカットしたモモ肉とムネ肉をほぼ半量ずつ、親子鍋へとゴロンゴロン。そこにかつお・さば・あごなどで出汁を取ったオリジナルの割下を注ぎ入れ、蓋をしてササッと軽く煮込みます。もともと肉質の締まった東京しゃもがかたくならないよう、割下を含ませるように煮て火を入れ、中をふっくら仕上げるそう。
箸から伝わる感触で頃合いを見極め、鶏肉を鍋肌に寄せて溶き卵の準備へ。小さなボウルに一つずつ割り入れた二つの卵は白身のコシ、黄身の濃厚な味わいを守るため、「溶きすぎないことが大事」なのだと料理長。一つ目の溶き卵を回しかけ、蓋をして待つことしばし。軽く固まったところで二つ目を投入し、蓋をして即、火を止めます。この時間差投入が、絶妙なトロトロ玉子に仕上がる理由。すぐさまフルフルッと鍋を揺すりながらご飯の上へ滑らせて、あけておいた真ん中に、こだわり卵のオレンジ色の黄身をポトン。美味しさにトドメをさします。

炭火香る東京しゃも肉を頬張れば、筋肉質な軍鶏由来の歯応えと力強いうま味がガツン！ 滋味に富む鶏本来の味わいとトロトロ玉子の甘みが、その後を追いかけます。弾力のなかにジューシーなうま味があるモモ肉と、歯切れがよく、あっさりとしたうま味を持つムネ肉との美味なるコントラストを楽しんだら、オレンジ色の黄身を割って絡めて至福のひと時。
肉を食べ尽くした後も濃厚な卵かけご飯に満たされる “究極の” 親子丼には、クリーミーなレバーを追加する選択肢に加え、500万年前の古代塩でさっぱり味わう塩親子丼という奥の手もアリ。柔らかい歯応えに癒されたい日は少し濃いめに味を入れてうま味を支える、「ひな鶏の究極の親子丼」を選ぶのも♪

【内容】東京しゃもの究極の親子丼 / 鶏のスープ / 香の物