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#お歳暮

お歳暮を贈る時期はいつからいつまで?予算・熨斗(のし)の書き方・お返しの方法も!

2023年9月27日

お歳暮を贈る時期はいつからいつまで?予算・熨斗(のし)の書き方・お返しの方法も!
※画像はイメージです

今年1年の感謝を込めて贈りたいお歳暮。昔はお世話になった人や上司、取引先などに贈ることが一般的でしたが、現代ではもっと広い意味で感謝やお礼の気持ちと「これからもよろしくお願いします」というご挨拶を兼ねた贈りものになりました。上下関係や仕事などの関係などに限らず、親しい友人や知人、親族などに贈るケースも増えています。ここではお歳暮を贈る時期や予算をはじめ、お歳暮のマナーをわかりやすくご紹介いたします。

#01 お歳暮とは?

お歳暮は、自分が日頃お世話になっている方に対して1年の締めくくりにお礼の気持ちとしてお届けする贈りものです。お歳暮の起源は江戸時代までさかのぼり、毎年2回のお盆と暮れの時期に、お世話になった感謝とご機嫌伺いを目的に、店子や商人が贈りものを持参したのが始まりの1つとされているのです。お盆に贈る品物をお中元、暮れの贈りものがお歳暮になったといわれます。最近では夫婦双方の実家の両親や親戚、勤務先の上司、お取引先といった定番の相手に加え、友人や近所の人、会社の同僚、習い事の先生などにギフトとして贈る人も増えてきています。

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#02 お歳暮を贈る時期はいつからいつまで?

お歳暮を贈る時期は、12月上旬から25日頃までが適当とされますが、最近では11月下旬から贈る方も増えています。もともとは12月13日のお正月を始める「事始め」から贈るのがならわしです。

地域によって異なるお歳暮の時期

お歳暮の時期は、一般的に東日本は11月下旬~12月20日前後、西日本は12月13日~20日前後となっています。ただし、地域によって贈る時期が異なっている場合がありますから、事前に送り先の地域の習慣を確認しておきましょう。

お歳暮を贈りそびれた(遅れた)場合の対処法

手配の遅れなどにより年内に届かない場合、関東地方では1月7日(松の内)までに、関西地方では15日までに「御年賀」として贈ります。その場合、先方にお詫びして、年明けに贈る旨を手紙か電話で一言伝えるのがマナーです。

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#03 お歳暮を贈る時のマナー・ポイント

お歳暮を直接渡す場合、配送する場合でも気をつけることがいくつかあります。またお歳暮は日頃の感謝を込めて贈るものですから、贈る際も相手への配慮を忘れてはいけません。

渡し方に注意する

もともと、相手方の家に品物を持参するのがお歳暮の正式な渡し方。ただし現代では相手が忙しく訪問を控えた方がよい場合は、デパートで注文し届けてもらうのが一般的です。このように直接渡せない場合は、添え状を品物に添えるか、別送するとより丁寧です。手渡しできる場合は紙袋などの準備が必要です。

贈る相手に配慮する

生鮮ギフトや冷凍品を贈る場合、事前に届く時期を伝えておくとよいです。また取引先など目上の方に贈る場合は、事前の連絡が難しいこともありますので、常温保存できるギフトの方がよいでしょう。保管する場所を選びませんので相手にとっても嬉しいですね。会社宛に贈る場合は、会社内で分けやすいものを選びます。例えば個包装のお菓子などもよいです。できるだけ贈る相手の状況などに配慮してギフトを選ぶようにしましょう。

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#04 お歳暮の予算

お歳暮は贈る相手との関係性や年齢によって予算が異なりますので、お互いに負担にならない予算感を知っておくとよいです。ここでは特にお世話になった方、普段からお世話になっている方など、相手別に具体的な予算をご紹介いたします。

●特にお世話になった方に贈る場合
特にお世話になった方には、5,000円から比較的高額な1万円以上の品物を贈ることもあります。感謝と来年もよろしくという思いを込めて、お中元よりもやや高めの予算を取るのもよいでしょう。商品券など価格が類推できる品を贈る際は、前年より安くならないように注意が必要です。

●近所の方など普段からお世話になっている方に贈る場合
高価な贈りものはかえって相手方に気を使わせてしまう場合もあるので、3,000円〜5,000円程度のギフトを選ぶのが一般的です。また相手との関係で3,000円がよいか、5,000円がよいのかは変わってきますから、高額になりすぎないようマナーに気をつけましょう。

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#05 お歳暮の品物の選び方・おすすめのアイテムは?

お歳暮は、相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶのが一番。まず贈る方の好みや家族構成などをイメージしましょう。ご自宅で贅沢を楽しめる高級食材にも人気が集まっています。上質感のある全国各地のブランド牛肉や国産鰻、カニ・ふぐなどの海鮮は、老若男女を問わず喜んでいただけます。人気レストランのグルメメニューなど、温めるだけで簡単に召しあがれる品も注目です。
スイーツギフトは女性に限らずファミリー層にも人気です。有名パティシエや人気ブランドが手がけるクッキーなどの焼き菓子は形やパッケージも美しく、保存もきく華やかな贈り物になります。季節柄クリスマスの伝統菓子やお正月に合わせた迎春用の和菓子もおすすめ。メロンやブランド苺など、みずみずしい旬の果物もご家族みんなで喜んでいただける一品です。
特別な日に開けてほしいワインや日本酒をお届けするのも良いでしょう。商品選びに迷ったら、ビールやソフトドリンク、海苔やハムなどの定番ギフトも根強い人気です。相手に選んでいただけるカタログギフトや、用途に合わせて使っていただける、商品券も根強い人気があります。

お歳暮で贈ってはいけないアイテムはある?

一般的にお歳暮で贈ってしまうと失礼にあたる品物がありますので注意が必要です。「手切れ」を連想させるハンカチ、「縁を切る」と印象のよくない刃物など、一般的に縁起が悪く、ギフトに向かないと言われている品は避けるのがよいですね。日頃の感謝を込めて贈るのがお歳暮だということを忘れずに、ふさわしい品を選びましょう。
先方が喪中であってもお歳暮は季節のご挨拶・お礼の意味があるため贈っても差し支えありません。ただし生鮮ギフトや華やかな花は避けましょう。慰めのメッセージなどを同封するなどの心配りも必要です。
ご自身が喪中の場合も、忌明け後は例年ご挨拶をしているお宅へは贈ってもさしつかえありませんが、華やかな花などは避けます。

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#06 お歳暮の熨斗(のし)の書き方のマナー

正式な贈り物としてお歳暮を贈る際には「熨斗(のし)」をつけましょう。のしがついたのし紙(掛紙)に表書きと贈り主の名前を入れて贈ることで、マナーを守った格式高い贈り物としてお届けすることができます。
通常は「お歳暮」と書いた、のしがついた紅白5本蝶結びののし紙(掛紙)を使用します。年を越した場合は「お年賀」、または「寒中御見舞」として贈ります。今年お世話になり今回だけの贈り物の場合は「御礼」「粗品」として贈ります。
贈り主の表記は、紅白5本蝶結びの下部に、個人の場合は一般的には姓のみを書きます。
のし紙(掛紙)の名入れは、贈り主が個人か複数か、会社かによってそれぞれマナーが異なります。

お歳暮 のし
※画像はイメージです

のしには包装紙の上からのしをかける「外のし」と、贈りものに直接のしをかけてから包装紙で包む「中のし(内のし)」があります。
お名前を広める、広く渡す場合は外のしに、控えめにしたい時や、パーソナルに渡す場合は中のしが一般的です。なお、地域によって習慣が異なる場合があります。

※高島屋オンラインストアでは基本的に「内のし」でお届けいたします。商品により短冊のしをつけてお届けとなる場合や、商品の性質などにより、のし紙(掛紙)をおつけできない場合もございます。

内のし
※画像はイメージです
外のし
※画像はイメージです

先方が喪中であっても、お中元やお歳暮は季節のご挨拶・お礼の意味を持つ贈り物なので贈っても差し支えありませんが、慰めのメッセージなどを同封するなどの心配りが必要です。四十九日までは差し控え、忌明けに贈ることをおすすめします。忌明けがお歳暮の時期から遅れた場合、「寒中御見舞」として贈るとよいでしょう。
ご自身が喪中の場合も、忌明け後は例年ご挨拶をしているお宅へは贈ってもさしつかえありませんが、京都・名古屋・堺・山陰地方では、忌明け前に贈る場合、水引なし、のしなしの杉紙を使用します。

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#07 お歳暮のお返しのマナー

お歳暮をいただいたときは、お礼の言葉を述べて受け取ります。配達の場合は、受領の報告を兼ねて礼状を出しましょう。お返しは本来お世話になった目上の方に目下の方から贈るのが一般的ですので、その場合は礼状だけで構いません。友人、同僚、兄弟などの場合は、同程度の品物でお返しをしてもよいでしょう。

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#08 まとめ

お歳暮は大切な人に真心を伝えることのできる絶好のコミュニケーションツール。遠方に住んでいる人は品物が届いた瞬間、贈ってきた方のことを思い浮かべるでしょう。また最近では友人や両親に、冬のギフトという形でお歳暮を贈る方も増えています。マナーを参考に、とっておきの品を贈ってみませんか。季節の美味や人気店・有名店のスイーツなど、高島屋オンラインストアの品揃えから、ふさわしいお歳暮をお選びください。

※贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
※のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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