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山本雄教展 ― Face the mirror | 鏡に向かって ―
■3月25日(水)~4月6日(月)
■10階 美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。
このたび高島屋では「山本雄教展 ― Face the mirror | 鏡に向かって ―」を開催いたします。
山本氏は1988年京都府生まれ。2013年に京都造形芸術大学大学院修士課程を修了しました。コインのフロッタージュによる「One coin」や、ブルーシートに金箔を用いた「Fake blue」など、日本画の素材や技法をルーツとしながらも、独特の素材や表現方法による多彩なアプローチで印象的な作品を精力的に発表し続け、現代のアートシーンにおいて常に注目を集める気鋭の作家です。
「Face the mirror | 鏡に向かって」と題する今展では、作家の表現の歩みの中から特に「人物像」に光を当てた作品群を展観いたします。 鏡に向かうとき、私たちは自分の姿を見ているようでいて、同時に“見られる存在”としての自分にも出会います。また同様に、人物を描くという行為も、他者を再現すると同時に、人が人をどのように見ているのかを映し出す営みでもあります。 山本氏が仕掛ける主体と客体が反転するような構造の中で、作品を観る私たちの視線が一方向ではなく、絵画を通して往来を繰り返し、揺れ動くことに気付かされます。
コインのフロッタージュによる「One coin」シリーズ、ブルーシートに金箔を用いた「Fake blue」シリーズ、紙に凹凸のみで表される「White noise」シリーズなど、多彩な表現に浮かび上がる人の姿から、山本氏ならではのリアリティを感じ取っていただければ幸いです。
目の前の絵に描かれた人物と対峙することで立ち現れる自己の姿、山本氏が示す鏡の向こうを、ぜひこの機会にご高覧ください。
高島屋美術部
「左を向く、あるいは右を向く女神(1080 yen)」 各727×606mm 木製パネル、麻紙、色鉛筆、一円硬貨のフロッタージュ
「1,426円の男」 1800×900mm 木製パネル、麻紙、鉛筆、一円硬貨のフロッタージュ
