TOPICS
気になるカテゴリーから、注目ニュースをチェック
益村 千鶴 IMMANENCE 内在する知層
「Abiding」 H80.3 cm × 53.0 cm 油彩、エマルション地、キャンバス 2026
■8月26日(水)~9月14日(月)
■本館6階 美術画廊X
益村氏は1972年山口県に生まれ、1993年に比治山女子短期大学美術科を卒業しました。幼少より絵画に親しみ、学生時代には西洋古典絵画の静謐な構築性や、シュールレアリスムが示す自由で多義的な精神世界に強く惹かれ、現在の作風の礎を築いていきます。
低彩度で繊細に調和した色調、美しく構成された画面、そして静けさの奥に微かな違和を宿す世界観。益村氏の作品にしばしば現れる、対象の変容や欠落は、月の満ち欠けに象徴される自然の循環や、人間が本質的に抱える不完全さ・多様性を映し出しております。写実を基盤としながら、古典絵画が持つ普遍性と、現代を生きる私たちの無意識に潜む衝動を見つめ直し、それらを油彩で表現することで、感性に働きかける触覚的な対話の可能性を探究しています。
高島屋では初の個展となる今展では、新作の油彩に加え、近年、取り組みはじめた鉛筆画も併せて展観いたします。また、作家がこれまで収集してきた鉱物も平面作品とあわせて展示し、作品世界の広がりや立体的な感覚を、より深く体感していただける空間を構成いたします。ぜひこの機会に、益村千鶴が紡ぎ出す研ぎ澄まされた表現世界をご高覧ください。
〔ギャラリートーク〕
9月5日(土)午後3時
益村千鶴 x 毛利嘉孝(社会学者|東京藝術大学教授)x 田中庸介(細胞生物学者・詩人|東京大学講師)
お問い合わせ:本館6階 美術画廊(代表)03-3211-4111
※写真はイメージです。
※都合によりタイトル・会期・内容等が変更または中止となる場合がございます。



