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末松由華利展―Floating Lives―

■5月20日(水)~6月1日(月)

■10階 美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。


このたび高島屋では「末松由華利展―Floating Lives―」を開催いたします。末松由華利氏は1987年埼玉県生まれ。2010年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業後、国内外のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加するなど、精力的に活動を続け、独自の抽象表現を探求してきました。

画材特有のにじみやぼかしを駆使して描かれる末松氏の作品では、重なり連なる色彩が、かたちを結びきらないまま佇んでいます。その揺らぐ色彩たちは、観る者の記憶や感覚とつながり、それぞれの内面に異なる風景として像を結びます。

「Floating Lives」と題した本展では、都市に浮かぶ光から着想を得て描かれた作品群を展観いたします。作家のまなざしは、都市の明かりが内包する生活の気配から、無数の営みが重なり合う都市の様相に新鮮な驚きをおぼえ、単なる風景を超えた生命の循環を見出しました。

その中で描き出された作品たちは、ひとつの明確な風景を提示するものではなく、複数の時間や場所、感覚を内包したどこでもない場所として観るものを迎え入れます。私たちはその中で、懐かしさとともに、わずかな揺らぎや不確かさをも感じ取り、自身の内面にある光景と向き合います。

末松氏が描き出す、重なり合う気配と静かな揺らぎの世界を、どうぞこの機会にご高覧ください。
高島屋美術部

「Floating Lives 03」 1,303×894 mm Acrylic on canvas


「欠けても替えはいくらでも」 1,940×1,300 mm Acrylic on canvas


「設える時56」 727×606 mm Acrylic on canvas


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