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岡村 悠紀 展 ―漣と詩―

■ 7月16日(水)〜28日(月)

■10階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

この度高島屋では、岡村悠紀展―漣と詩―を開催いたします。
岡村氏は1989年山形県に生まれ、2011年東北芸術工科大学を卒業。
個展やグループ展で積極的に発表を続けています。
岡村氏の手掛ける作品は、本物と見紛うほど精巧に作りこまれた、陶の生き物たちです。
その質感や造形は、鋭い観察眼で自然界の法則そのままに写し取られ、焼き物に生命の物語を感じさせます。
さらに岡村氏は、球体関節人形の技術を用いて、本来動かないはずの陶芸作品に動く関節をあたえました。
身体の自由をあたえられた陶の生き物たちは、まるで彼らの中に時間が流れ始めたかのように生き生きと、不思議な存在感で私たちの眼前に迫ります。
高島屋初個展となる今展では、“漣と詩”(さざなみとうた)と題し、自然と人間の関わりの中に見出される多様な情景を捉えた珠玉の作品を展観いたします。
生き物たちが織りなす漣のような煌めきを見つめ続けてきた岡村氏が紡ぐ、自然と私たちの間に流れる物語を、どうぞこの機会にご高覧ください。

高島屋美術部

「蝤蛑と漂着瓶」(がざみとひょうちゃくびん) H35×W20×D10cm 陶、シリコーンゴム

写真上)
「陶自在星屑蟹」(とうじざいほしくずがに) H5×W19×D14cm 陶、シリコーンゴム

「日本蝲蛄の壁掛け」(にほんざりがにのかべかけ) H15×W15×D9 cm 陶

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