麺を覆い隠さんばかりのビッグなパイクーがドーンとのって、夏の食欲を刺激します。豚の一枚肉を豪快に揚げるパイクーは台湾の人々のソウルフード。台北発祥の鼎泰豊では香り豊かな八角や山椒、カレー粉などを合わせたスパイシーなタレに豚肉を漬け込んで素揚げし、最後に上からブラックペッパーをたっぷりと散らしています。
迫力満点のこの見た目に反して柔らかな、どこか優しい食べ心地。男性はもちろん、女性もペロリと完食するそう。スープに浸かっていない上面はサックリ香ばしく、底面は程よくスープを吸ってしっとりと。コシのあるたまご麺との相性は格別です。

こちらは、ドレッシングで食す新感覚の冷麺です。千切りのキャベツや人参をお皿に敷き詰めてから麺をのせ、自家製ドレッシングをたっぷりと。そこに茹でた牛肉やカニカマ、カイワレ、リンゴやスライスした茹で玉子、プチトマトをトッピングすれば出来あがり！ 玉ねぎやお酢、リンゴやパイナップルで作るドレッシングは甘酸っぱくてフルーティーで、なんともサッパリ。ジメジメとした日本の夏の疲れた胃にも、スルスルッと収まります。
大量の野菜と一緒に麺が食べられるうえ、いつもの6種のおかず付き。単品（1,090円）もありますが、ハラペコさんにとってはこのボリューム感こそ最大の魅力かもしれません。

ベーコンとガーリック、鷹の爪をオリーブオイルで炒めて旨味と香りを引き出したら、シメジとエリンギ、海老を加え・・・と、ここまではキノコと海老を具材に使う、ちょっと贅沢なペペロンチーノ。ですが、味の決め手は小さなスクイーザーと一緒に別添えされるレモンにアリ。ギュッと搾ると辺り一面、パスタの隅々にまでフレッシュな柑橘の香りが広がって、オイルベースでありながらあっさりスッキリ食べられると人気を博す、夏季限定の一品です。
レモンは爽やかな香りを添えるだけでなく、味の輪郭を際立たせるという役割も。パルミジャーノの豊かな風味とコク、バジルの清々しさや少量加えたホットチリソースも絶妙な、涼風誘うペペロンチーノで夏の暑さを乗り切りましょう！

※期間限定： 8月末まで（予定）

※スープ付

甘辛の割下のなか、人参、白菜、長ネギ、エノキ…野菜たちがとっぷり浸かり、うどんもすでにスタンバイ。食べ終わるまで熱々で楽しめるよう、卓上コンロに火を入れて提供されます。まずは鍋に和牛肉を一枚投入し、少し赤みが残るぐらいで召しあがれ。そうするうちに、野菜もそろそろ食べ頃に。小皿に別盛りされた水菜をサッと加え、清々しい香りとともに味わって。
うどんは太くてコシの強いものを使用。豆腐同様、お肉の旨味が溶け込んだ割下を存分に吸わせてズズズーッと。ご飯、味噌汁、香の物付き。卵はすき焼きのようにとき卵にし、鍋から引き上げたお肉や野菜をくぐらせても、ポトンと鍋に落として半熟を食すのも美味。ヒカリ屋ならではのおばんざいの食べ放題をはさみつつ、心ゆくまで・・・