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絹谷幸二展〈洋画〉― 生命、夢、天地に輝いて ―

「彩雲渡る宝船」（200号、194.0×258.5㎝）

■7月9日（水）～14日（月）
■7階　美術画廊

1943年奈良県生まれ。東京藝術大学大学院壁画科終了後、イタリアのヴェネツィア・アカデミアに入学しアフレスコ古典画法を研究。2021年には、文化勲章を受章。アフレスコ画をベースとした、そのエネルギッシュで生命力豊かな色彩に溢れた作品は、時に深い愛と大きな希望を湛え、時に現代社会が抱える諸問題への示唆に富んだ表現で多くの人々を魅了。争いや分断の絶えない現代に向け、生命や愛を賛美するテーマの新作を中心に、代表的モチーフの富士、薔薇など、人類救済に祈りを捧げた200号の大作から小品まで、新しい時代への絹谷ワールドを華やかに展観いたします。