赤ちゃんの足は、骨の配列ができているだけの軟骨の状態。成長とともに時間をかけてカルシウムが蓄積され、骨がつくられていきます。あんよが始まる前に赤ちゃんが靴に慣れるために履くプレシューズは、靴下と靴の中間のような感覚で考えて。足をやさしく包む上質なものを選んであげてください。はじめての靴の違和感に、赤ちゃんが不安にならないよう「パパやママと同じだね」と一緒に喜んであげるといいでしょう。歩けるようになったら、おでかけ用の本格的なファーストシューズに替えます。
靴選びはジャストサイズであることが重要です。長く履けるように少し大きめのものを、とつい考えがちですが、大きな靴は中で足が動いてしまい、不安定で転びやすく危険です。また、赤ちゃんの足は成長しますので、気づかずに小さな靴を履かせていると、指が曲がった状態になり、正しい歩き方ができません。目安としては、歩き始めから2歳半くらいまでは3カ月ごとに靴のサイズが変わると覚えておくといいでしょう。赤ちゃんはまだ自分で靴が大きい、きついと判断はできません。こまめにチェックしてあげてください。
たっちから、よちよち歩きまで
よちよち歩きから、ひとり歩きまで