小さな幸せを売る、街のケーキ屋さん
約1700を超える市区町村、その1/1700の街・柏。常に変化を続ける街で、変わらずにあり続ける存在が柏という街の価値を生み出す。42年にわたり柏で洋菓子文化を支え続けてきたパティスリージュアン代表・古田康郎さんの【柏で暮らすこと】。
古田 康郎さんPROFILE
1958年7月22日生まれ。
パティスリージュアン代表取締役。柏市インフォメーション協会専務理事、千葉県洋菓子協会会長、ハッピー製菓調理専門学校校長。柏で西洋菓子店を営む一方、街と洋菓子業界の双方を支える旗振り役。
赤羽で生まれ、馬込沢で育った古田さん。高校卒業後、東放学園在学中に自宅近くにあるケーキ屋のアルバイト募集を見つけたことが古田さんと洋菓子との出会い。はじめは販売員として働いていたが、製造見習いの募集が始まったことを知ると専門学校を中退し、そのまま菓子業界へと船を漕ぎ出した。経理の父、銀行員の兄、証券会社の姉と堅い職業の家族に囲まれ、いつしか「自分のレールを自分で敷きたい」と思うようになっていた。また、店の向かいにあるおもちゃ屋でアルバイトをしていた奥様と出会ったのもこの頃。
独立を志し、19歳のとき、柏市豊四季のミレー洋菓子店へ転職。結婚をした奥様も呼び寄せ、古田さんは製造、奥様は販売を学んだ。小さな店ゆえ、仕込みから接客まで全てをこなす必要があったが、その経験こそが6年後の自信へとつながった。
25歳で独立し、パティスリージュアンの前身となる「ミレー北柏店」を柏市松葉町にオープン。「小さな幸せを売る店」をコンセプトに訪れる人を笑顔にする菓子づくりが本格的に始まった。
1983年にオープンして今年で43年。五感で楽しむパティスリージュアンのケーキは、ついもうひとつ食べたくなる魅力で、世代を超えてファンを増やしてきた。
現在3店舗を構える古田さんには、多くの出店の声が掛かるが「これ以上は全く増やす気がない」と言い切る。配送を自ら行い、ショーケースの色合いや客層に合わせた商品を見繕う古田さんは、自分の目が行き届かない商売はしない。パティスリージュアンが柏に存在すること自体が、この街の誇りと言える。
古田さんにとって柏は「他所からきた人を受け入れる人間味のある街」。独立を機に柏で根を張った古田さんが身をもって感じた柏の印象だ。
その経験があってか、柏商工会議所青年部や町会、商店会の要職をはじめ街の様々な重役を担ってきた。いずれは田舎でとたまに考えることもあるが、関わっている人みんなが好きだからやっぱり離れられないのだとか。「田舎の小さなケーキ屋の親父だったのに」と苦笑いしながらも古田さんは少し嬉しそうに見えた。
柏高島屋への出店にも人好きの古田さんらしいエピソードがある。
遡ること約30年前、某飲食店のオープン記念パーティーで当時の柏高島屋の総務部長とたまたま相席になり、「今度遊びにいらして」との言葉を間に受け、翌日自慢の洋菓子を持って訪ねたことがきっかけ。
柏高島屋で販売するためには、製造ラベルひとつとっても“法律より厳しい”と形容されるほどのチェックが入る。だがその基準をクリアすることは、お客様からの揺るぎない信頼に直結すると古田さんは話す。厳しい基準を通過してきた歴史が、お客様からの信頼を積みあげ、パティスリージュアンというブランドの格を確かなものにしてきたのだ。
こうして磨かれた信頼の歴史が、今のパティスリージュアンを“街の顔”として揺るぎない存在へ押しあげている。
古田さんが代表を務める[パティスリージュアン]は柏で3店舗を展開。
今回ご紹介した本店のほか、柏高島屋1階にもお店がございます。
ショーケースには思わず目移りしてしまう美しいケーキや贈りものにもぴったりの焼き菓子、柏のキャラクター「カシワニ」をモチーフにした「おいでよ!カシワニ フィナンシェ」などがラインアップ。暮らしに小さな幸せを運んでくれるおいしさを、ぜひご賞味ください。 Information
●パティスリージュアン 柏高島屋 本館1階
営業時間/午前10時30分〜午後7時30分
編集・協力:コスキマー菜緒
千葉県松戸市出身。高校時代に柏で青春を過ごす。大学進学と共に、都内で8年過ごした後2017年に柏へ転居。Koskimaa Designを立ちあげ、柏を中心に様々なウェブサイトやデザインを手がける。全国初のエリア型商店会、【ウラカシ百年会】では事務局長を務め、同会の発行する雑誌PICKUPの執筆などライターとしても活動。
次回の記事更新は2月24日(火)を予定しております。
柏高島屋ホームページはこちら>>
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※掲載商品の価格・内容は5枚目と7枚目は2025年11月14日(金)時点、9枚目は2025年12月4日(木)時点のものです。
※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
古田 康郎さんPROFILE
1958年7月22日生まれ。
パティスリージュアン代表取締役。柏市インフォメーション協会専務理事、千葉県洋菓子協会会長、ハッピー製菓調理専門学校校長。柏で西洋菓子店を営む一方、街と洋菓子業界の双方を支える旗振り役。
物語は馬込沢のケーキ屋から
赤羽で生まれ、馬込沢で育った古田さん。高校卒業後、東放学園在学中に自宅近くにあるケーキ屋のアルバイト募集を見つけたことが古田さんと洋菓子との出会い。はじめは販売員として働いていたが、製造見習いの募集が始まったことを知ると専門学校を中退し、そのまま菓子業界へと船を漕ぎ出した。経理の父、銀行員の兄、証券会社の姉と堅い職業の家族に囲まれ、いつしか「自分のレールを自分で敷きたい」と思うようになっていた。また、店の向かいにあるおもちゃ屋でアルバイトをしていた奥様と出会ったのもこの頃。
自分のレールを敷いたのは柏の地
独立を志し、19歳のとき、柏市豊四季のミレー洋菓子店へ転職。結婚をした奥様も呼び寄せ、古田さんは製造、奥様は販売を学んだ。小さな店ゆえ、仕込みから接客まで全てをこなす必要があったが、その経験こそが6年後の自信へとつながった。
25歳で独立し、パティスリージュアンの前身となる「ミレー北柏店」を柏市松葉町にオープン。「小さな幸せを売る店」をコンセプトに訪れる人を笑顔にする菓子づくりが本格的に始まった。
柏に根を張る
1983年にオープンして今年で43年。五感で楽しむパティスリージュアンのケーキは、ついもうひとつ食べたくなる魅力で、世代を超えてファンを増やしてきた。
現在3店舗を構える古田さんには、多くの出店の声が掛かるが「これ以上は全く増やす気がない」と言い切る。配送を自ら行い、ショーケースの色合いや客層に合わせた商品を見繕う古田さんは、自分の目が行き届かない商売はしない。パティスリージュアンが柏に存在すること自体が、この街の誇りと言える。
小さなケーキ屋の親父のはずが
古田さんにとって柏は「他所からきた人を受け入れる人間味のある街」。独立を機に柏で根を張った古田さんが身をもって感じた柏の印象だ。
その経験があってか、柏商工会議所青年部や町会、商店会の要職をはじめ街の様々な重役を担ってきた。いずれは田舎でとたまに考えることもあるが、関わっている人みんなが好きだからやっぱり離れられないのだとか。「田舎の小さなケーキ屋の親父だったのに」と苦笑いしながらも古田さんは少し嬉しそうに見えた。
信用と格をくれた柏高島屋
柏高島屋への出店にも人好きの古田さんらしいエピソードがある。
遡ること約30年前、某飲食店のオープン記念パーティーで当時の柏高島屋の総務部長とたまたま相席になり、「今度遊びにいらして」との言葉を間に受け、翌日自慢の洋菓子を持って訪ねたことがきっかけ。
柏高島屋で販売するためには、製造ラベルひとつとっても“法律より厳しい”と形容されるほどのチェックが入る。だがその基準をクリアすることは、お客様からの揺るぎない信頼に直結すると古田さんは話す。厳しい基準を通過してきた歴史が、お客様からの信頼を積みあげ、パティスリージュアンというブランドの格を確かなものにしてきたのだ。
こうして磨かれた信頼の歴史が、今のパティスリージュアンを“街の顔”として揺るぎない存在へ押しあげている。
幸せを運ぶスイーツは柏駅直結の高島屋1階[パティスリージュアン]でも
古田さんが代表を務める[パティスリージュアン]は柏で3店舗を展開。今回ご紹介した本店のほか、柏高島屋1階にもお店がございます。
ショーケースには思わず目移りしてしまう美しいケーキや贈りものにもぴったりの焼き菓子、柏のキャラクター「カシワニ」をモチーフにした「おいでよ!カシワニ フィナンシェ」などがラインアップ。暮らしに小さな幸せを運んでくれるおいしさを、ぜひご賞味ください。 Information
●パティスリージュアン 柏高島屋 本館1階
営業時間/午前10時30分〜午後7時30分
編集・協力:コスキマー菜緒
千葉県松戸市出身。高校時代に柏で青春を過ごす。大学進学と共に、都内で8年過ごした後2017年に柏へ転居。Koskimaa Designを立ちあげ、柏を中心に様々なウェブサイトやデザインを手がける。全国初のエリア型商店会、【ウラカシ百年会】では事務局長を務め、同会の発行する雑誌PICKUPの執筆などライターとしても活動。次回の記事更新は2月24日(火)を予定しております。
柏高島屋ホームページはこちら>>
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※掲載商品の価格・内容は5枚目と7枚目は2025年11月14日(金)時点、9枚目は2025年12月4日(木)時点のものです。
※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
