PICK UP ARTIST
CAPS 2025
CAPS 2025
5月28日(水)~6月10日(火) 午前10時~午後8時
(7階のみ、5月28日(水)~6月9日(月)
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場)
1階 ステージ、グッドショックプレイス/
2階 インターナショナルブティック特設スペース/
3・6階 ローズパティオ/7階 催会場
現代を生きるクリエイターたちは、異なる手法や文化・視点を交差させ、それぞれの表現を深め続けている。本展では、2025年春に誕生した「京都芸術大学大学院芸術専攻芸術実践領域」に関わりつつアーティストとして活躍する教員や修了生、在学生の作品を通して、その端々しい視点を広く紹介する。特に1〜6階は、若手作家を中心とした自律的・実験的なアートコレクティブ「山中suplex」が展示構成を担っている。平面や立体・工芸・映像・インスタレーションといった多様な表現が空間に展開され、今のアートシーンを形成するエネルギーと広がりを感じられる展示となっている。
CAPS
- CAPSは、2025年春に誕生した「京都芸術大学大学院芸術専攻芸術実践領域 (旧名・美術工芸領域、CAP:Contemporary Art Practice) 」を中心に、あらゆる方向へ動的に広がる活動の総称。芸術教育を社会における生きた実験と捉え、展覧会の企画・制作・プロデュースなど、正規教育の枠を超えた様々な創造的活動を展開する。CAPSのSは、その取り組みの複数性と自由な実験的スタジオ (studio) の双方を表している。
山本太郎×京都美術工芸大学
山本太郎×京都美術工芸大学
Re:Classic 古くて新しい暮らしの提案
5月28日(水)~6月24日(火)
4階 ローズパティオ
京都美術工芸大学の特任教授でニッポン画家でもある山本太郎氏が、2025年2月に行われた卒業制作展の中から学生の作品をセレクトし、自身の作品と一緒に展示。キーワードは「伝統性/現代性」「工芸」「暮らし」。学生作品としてではなく、若手アーティストの1作品として提示できるデザイン性の高い作品を選定。また展示ブースの設計もインテリア・空間デザインコースの卒業制作をリファインしてご提案。
山本太郎氏
1974年熊本生まれ。京都美術工芸大学特任教授。1999年に日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱。日本の古典絵画と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。その作風は現代の琳派とも評される。2015年 京都府文化賞奨励賞受賞。
- 京都美術工芸大学
世界に誇る美術工芸文化が息づく京都の地で、「日本の伝統美の新しい価値を創造し、世界へ発信できる人材育成」をめざし、その理想の実現に向けて設立。東山キャンパスの学舎では、約1,000人の学生が未来の夢の実現に向け、建築や芸術に関する幅広い知識や技術を日々学ぶ。
荒木由香里
photo / DARUMA 尾崎芳弘
荒木由香里展
Power to the Color
5月28日(水)~6月9日(月)
6階 ギャラリーNEXT
『VOGUE』などのコラボレーションも手掛ける荒木由香里氏の高島屋大阪店での初個展。身の回りにある装飾品、誰かの想いや考えが反映されたもの、場所を移し、時を経たものなど何かであるものを集めて組み合わせる手法「アッサンブラージュ」で制作。素材そのままの色と特徴と美を活かし、彫刻的視点を用いて様々な物が空間的に再構築し、カラフルな展開に。2009年から続けるモノトーンシリーズにおいてベージュは初登場となる。
荒木由香里氏
令和2年度愛知県芸術文化選奨新人賞受賞。主な個展に「饒舌(で雄弁)なカラー」(SYPGALLERY、東京、2022)、グループ展に「美の予感2023ー象・彫・刻・塑ー<彫刻>」(高島屋美術画廊、東京、京都、大阪など)。昨年のOADでは2階ラグジュアリーゾーンから婦人靴売場でのパッサージュ100mを立体作品と立体作品に基づいた写真で飾った。
Event
- ワークショップ「オモテ⇄ウラでコラージュ」
- 5月31日(土)
午後1時30分〜4時30分(最終受付:午後4時)
6階 ギャラリーNEXT -
定員:12名様(ご予約優先)
参加費:1,000円
ご予約・お問い合わせ:6階美術画廊
各日午前10時〜午後8時
TEL:06-6631-6382〈直通〉
※小学生以下のおこさまは必ず保護者の方ご同伴でご参加ください。
好きな色を決めて、雑誌からその色の写真をたくさん切り抜き、透明の下敷きに組み合わせて貼ります。表裏どちらから見ても楽しく成立するコラージュ作品を作るワークショップ。
高遠まき
YOKAI UNITY
5月28日(水)~6月10日(火)
南海なんば駅 2階 コンコース
6月11日(水)~24日(火)
高島屋大阪店 6階 ローズパティオ
日常空間に潜む不思議な現象を、ポップでユーモラスな視点で再解釈し大阪の都市空間で展開。前作から進化を遂げ、様々なサイズと色彩で都市の隙間から突如現れるカラフルで個性的なYOKAIたちは、建物の隙間から覗き、街頭に佇み、頭上に浮遊。見慣れた街の風景を異化し、予測不能な出現によって都市に新たな物語層を生み出す。三松禅寺副住職・皆川隆真氏の監修により、3Dスキャンした「法界定印」が示す卵形は生命の始まりの場所、あらゆる区別や偏見を超越して無条件に包み込む慈愛の象徴。多様な姿を持つ生命が共存し、共に呼吸する世界を描く。
高遠まき展―夢幻銀幕
Dreamscape Screen
6月11日(水)~23日(月)
6階 ギャラリーNEXT
映画の銀幕(スクリーン)のように、観る者の記憶や感情を引き出し、多層的な解釈を誘う銀幕シリーズ。見る角度や時間帯によって異なる表情を見せる作品を通じて、記憶や体験の曖昧さ、多様性を探求。反射性のある素材を組み合わせることで、鑑賞者自身の姿が作品の一部となり、「見る」と「見られる」の境界を曖昧に。そこには現代社会における自己表象と他者認識の複雑な関係性が投影されている。
高遠まき
競技ダンスのプロダンサーであり、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで哲学を修め、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを首席で修了。哲学・民俗学的なアプローチからテクノロジーとアイデンティティ・身体の関係性をテーマに空間・立体などで表現。Victoria and Albert Museumをはじめ世界各地でパフォーマーとしても活動。
衣笠泰介
COLORFUL ART SURPRISE
6月11日(水)~17日(火)
1階 グッドショックプレイス
国内外、幅広いフィールドで自由にアート活動を展開する衣笠泰介氏の新作絵画作品やオリジナルアートグッズ、アートコラボファッションなどを展示。〈寳月堂(ほうげつどう)〉が泰介アートにインスピレーションを得たお菓子や、オリバーソースとアートコラボしたスペシャルアイテムも登場。
衣笠泰介氏
1989年京都市生まれ。2歳から絵を描き続ける。生きることは描くこと。マジカルとも評される色彩感覚と感受性で、光と色彩に溢れた世界を描く。京都市内のギャラリーミラクルを拠点に各地で個展を開催し、スペインのギャラリーとも契約。様々な大手企業とのコラボレーションや製品化、商業空間や公共施設での展示などプロジェクト多数。
Event
- 益子詩布氏×衣笠珠美氏による対談
- 6月14日(土)・15日(日)
各日午後1時〜2時30分
1階 グッドショックプレイス
泰介アートとコラボしたファッションアイテムを手がけるデザイナー・益子詩布氏と衣笠氏の母・衣笠珠美氏による対談を開催。コラボのきっかけやコラボアイテムについてご紹介いたします。
- ライブペインティング
- 6月14日(土)・15日(日)
各日午後2時30分〜
1階 グッドショックプレイス
アトリエコーナーでは衣笠泰介氏によるライブペインティングを開催。キャンバスを前に色鉛筆や絵筆が自ら躍り出すようにして作品が描かれていく様子をお楽しみください。
〈御菓子司 寳月堂〉
衣笠泰介×桑田桃子 カラフルコラボ
6月11日(水)~17日(火)
地下1階 POP UP STATION[BF2]
衣笠さんの作品の中から、これだ!と目を引いたものを選びました。大阪の各所が四季彩豊かに描かれており、見ているだけで笑顔が溢れてくる作品です。お菓子も、アートも、人の心を豊かにするものです。そして、どちらも幸せ必需品です。作品を見て、お菓子を食べ、みなさまが幸せになりますように。
※6月13日(金)〜15日(日)5代目 桑田桃子氏による上生菓子の製作実演がございます。
桑田桃子氏
老舗京菓子店で職人の修業。寳月堂入社後は製造やブランディング等にも関わり、お菓子を通じて、地方を元気にする仕組みづくりをテーマに日々活動している。旅の目的地となるような店舗づくり、働く人みんなが自慢の街と思えるような商品づくりなど、50年、100年後の未来に残したいモノづくりに取り組んでいる。
YOSHIMOTO
吉本新喜劇 吉田ヒロギャグアート展Vol.7
6月18日(水)~24日(火)
1階 グッドショックプレイス
ライフワークとして続けていたアートへの情熱がコロナ禍を機に再燃し、「ギャグアート」として独自の世界観を表現。これまでに7回の個展を開催し、お笑いとアートを融合させた唯一無二の作風で観る人を魅了。自由でユーモアあふれる作品は細部にまでこだわり、作題も吉田ヒロ氏ならではのセンスで命名。笑いとアートが共鳴する空間を体感できる展示会をぜひお楽しみに。
吉田ヒロ氏
1967年生まれ。神戸市出身。1986年ボブキャッツとしてデビュー。1989年吉本新喜劇入団。2024年6月には高島屋大阪店1階グッドショックプレイスにて芸能人初のアート展「吉本新喜劇吉田ヒロギャグアート展vol.6」を開催。お笑いとアート、二つの分野で独自の才能を発揮し続けている。
アキナ秋山 POP UP個展
6月11日(水)~17日(火)
5階 POP UP STATION [5F1][5F2]
※最終日は午後6時閉場。
ポップ&ユーモラスで、心がほっこりするイラストが定評の芸人・アキナ秋山賢太氏のPOP UPアート展。デジタルミクストメディアの新作原画とグッズのほか、〈WORLD STANDARD(ワールドスタンダード)〉とのコラボ商品も発売。会期中にはトークイベントも開催。
秋山賢太氏
1983年生まれ。兵庫県川辺郡出身。2012年結成「アキナ」のツッコミ担当。漫才・コントを問わないネタの幅広さに定評があり、各種舞台に出演中。普段見られない、秋山の感性がぎっしり詰まった、そして、どこか心が温まるイラストが特徴。2019年、2021年にはLaugh & Peace Art Galleryにて、個展「WARM FEELING」シリーズを開催。
Event
- 秋山賢太(アキナ)×
Yuji Okada(WORLD STANDARD)
トークイベント&サイン会 - 6月14日(土) 午後2時30分〜
5階 ローズパティオ
サイン会のご参加は、当日税込5,500円以上
お買上げのお客様先着30名様となります。
やぁねことくらす毎日展
6月18日(水)~24日(火)
5階 POP UP STATION [5F1][5F2]
※最終日は午後6時閉場。
好奇心旺盛でちょっとおっちょこちょいなキャラクター“やぁねこ”の日常を描いた作品展。“やぁねこ”がなんでもない日常で見つけた心ときめく小さな幸せや、クスッと笑えてほのぼのできる瞬間を届けます。普段のデジタルとは異なり、筆で表現する色やぬくもりにこだわった、こころあたたまる作品展。
すぐる画伯氏
横浜市役所での公務員職を経て、芸人の道へ。現在は吉本興業初のイラストレーターとして書籍の装画や広告、キャラクター考案など幅広く活躍中。Instagramでは1コマ漫画を毎日投稿しフォロワーは20万人を越える。著書に『1秒できゅんとする!ほのぼのザわーるど』(宝島社)、『1日1ページで癒される 366日やぁねこといっしょ』(ヨシモトブックス)。
Event
- 似顔絵イベント
- 6月20日(金)〜23日(月)
各日午前11時〜午後7時20分
(最終受付:午後7時)
5階 ローズパティオ〈ご予約制〉
※WEBにてご予約承ります。
※一部ファンクラブ先行枠がございます。
⚫︎参加費:お一人様 6,600円
⚫︎所要時間:約20分
詳しくは売場係員におたずねください。
6月2日(月)午前10時からこちらでご予約承ります。
7階 催会場
牧かほりドローイング「宇宙種」
5月28日(水)~6月2日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
種の中には、すべての記憶が詰まっている——「宇宙種」とうさぎの物語。グラフィックアーティスト・牧かほりの大判ドローイングが、薄いクラフト紙からフレームを超え、空間へと広がっていく。暗号、ゆらぎ、余白が織りなすインスタレーションとともに、絵の中から新たな物語が立ち上がる。
牧かほり氏
グラフィックアーティスト、東京在住。花や植物、架空の生物を描き、絵からプロダクト·映像·空間へ展開。アナログとデジタルを行き来し、自身の創作活動に加え、フィリップモリス、デサント、アップルなど企業との共作多数。L.A.・香港・台湾での展覧会、サンディエゴにて壁画制作。文化庁メディア芸術祭推薦作品受賞。
NEW NORMAL
6月11日(水)~16日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
日本だけでなくミラノをはじめとした海外でも展示を行っているデザインプロジェクト。2024年からは「日本の家業のモノづくり」をテーマに、家業を継ぐ経営者とデザイナーがタッグを組み、企業の「新たな常識となる」商品開発をスタート。プロジェクト期間は約1年で、4月にミラノデザインウィークへの出展。その後、さらに商品化に向けた改良を行って秋に東京・大阪でも展示発表をしている。
NEW NORMAL
江口海里(デザイナー)×
摂津金属工業所(金属加工会社)
江口海里(デザイナー)×
大化産業株式会社(生地の製造業)
土井智喜(デザイナー)×
江北ゴム製作所(ゴムの配合設計・ゴム製品製造業)
伊澤真紀(デザイナー)×
KIPS(アパレル製品〈ニット製品〉の製造業)
中込明(デザイナー)×
樫本商店(鋼板流通加⼯業)
Event
- 家業を継ぐ経営者がデザイナーと
出会うことによって生まれる
新しい価値創造のお話 - 6月15日(日)
7階 催会場
午後2時〜・3時30分〜(各回約60分)
NEW NORMALは、2020年のコロナ禍をきっかけにスタートしたデザインプロジェクト。現在は「日本の家業のモノづくり」をテーマに、企業とデザイナーがタッグを組み、共に新たな価値を生み出す取り組みを続けています。今回は、家業を継ぐ経営者とデザイナーによって生まれる新しい価値創造について、それぞれの視点からお話を伺います。
OAD Gallery-N
Material Forest
6月11日(水)~16日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
材林(ざいりん)では、里山で収集した材を起点にし、各デザイナーがリサーチを行いながら実験的な手法で作品制作を行っている。今回は地域のお年寄りの思い出であるニッキの木、土砂崩れにより伐木されたヒノキ、山に自生する紙の原料である楮(こうぞ)などを用いた作品を展示作品を通して、材と人との関係を探るとともに、材が内包する物質性に対しての解釈を提起する。
材林 Xylin
和歌山県橋本市の里山で手に入る材の収集・リサーチ・加工を行うスペース。山で収集した材にまつわるストーリーや暮らしとの関係をリサーチし、伝統的な知恵と実験的な手法を織り交ぜながらものづくりを行っている。今回は材林を主宰する硲勇氏、オランダを拠点にするteo rhe氏、大阪を拠点にする今村航氏の3名が現地で制作した作品を展示。
素・光・感 : Material, Light, Sensation
6月11日(水)~16日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
布、砂、金属、木など身近な素材との対話から生まれた照明たち。素材の個性を引き立てる光が、心地よい温もりと陰影を生み出している。本展では、KURANOIEがデザインした照明が、空間を彩る表情やデザインプロセスを展示。照明の佇まいやデザイナーの思考をなぞることで、日常にある素材の新たな一面が見つかるかもしれない。
KURANOIE
2000年生まれの3人のデザイナーによって構成。独特の美意識が宿る作品は、人々の好奇心を駆り立てる力を持つ。素材開発、伝統工芸、家具、ブランディング、写真など幅広い分野のデザイン業務に携る。Milano Salone Satellite 2024、UNKNOWN ASIA 2024をはじめ、国内外の多くの展示実績。
A-gene Studio Archive 2506
6月11日(水)~16日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
自らの感性が動くことを基本に、クリエイター、アーティスト、高い技術を持つ職人、質の高い工場と共に完成させたアートブック。紙の風合いや質感、特殊な印刷加工や製本技術など、多彩な表現を施した美しい本の数々を間近で体感できる。作品ごとに込められたストーリーやこだわりにも触れながら、まだWEBSHOPに並んでいない新作も含め、実際に手に取って楽しんでいただきたい。
A-gene press(アサヒ精版)
「A-gene (エージーン)」 とは、ASAHISEIHANの遺伝子という意味。あと数年で100周年を迎えるにあたり、これまで手がけたアートブック中心の作品を販売、また違う角度からの発信を試みる場。クリエイター、アーティスト、そして職人、工場と共に表現方法にとらわれない、自由な発想で人の心を動かすユニークな “何か“ を発信。
ひとときを想ふ
6月11日(水)~16日(月)
7階 催会場
午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時閉場。
絵を見て遠い故郷を思い出す。絵を見てあの時旅した風景を思い出す。絵を通して胸の中にある場所へ思いを馳せる。そんな、ちょっとしたひとときを持ってもらえたら。
鍋島あやこ氏
1986年生まれ。兵庫県出身、神戸市在住。成安造形大学 造形学部 造形美術課(洋画クラス)修了。いつかどこかで見たことがあるような風景を油彩画で描く。どんなに強く求めても手に入れられないもの、懐かしさ、甘く切ない思いを旅になぞらえている。
※都合により、開場時間・閉場時間・催し内容等を変更・中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※価格は消費税を含む総額にて表示しています。
※いずれも写真はイメージです。