京都高島屋には、京都室町の老舗問屋から西陣の織元、
そして全国の産地から取り寄せられる紬など様々なきものが集まってきます。
また店頭には、きものビギナーのお客様にも気軽にお求めいただけるおしゃれきものから、
ブライダルやお茶席にお召しいただけるフォーマルきものまで、
幅広く取り揃えていますので、ぜひご来店ください。
初代 千切屋總左衛門が、三条烏丸に法衣装束商を開いたのに始まり、その後、屋号と名前の一字を取った千總は、御所や宮家の御用のほか、友禅小袖を手がけて460余年。千總の友禅の美しさは格調高い繊細な色柄にあり、伝統は守ることではなく創ることだとする代々の経営思想のもと、素材の白生地・図案・下絵・色出し・友禅染にいたる一貫した生産から生まれています。
遠く享保5年(1720年)に発祥した名家。西陣織着尺白亀綾縮緬(宮中・将軍の絹肌着)ビロードを扱ったのが始め。「日々新なり」の家訓のもと、新しい美を求めて西陣の美を伝え、創ってきた290余年の歴史の中で、それは常に生糸から製品にいたる一貫行程で制作するなど、京都では数少ないメーカー問屋として発展。現在では織物に加え、染めのきものも数多く製作しております。
店祖 長野興兵衛が小袖・被衣を商った、ちぎり家本家から別家を許されたのが享保10年(1725年)。この「ちぎり」は織機の部品の一つで、織りあがる布を引き締める際に使われる道具の名前です。本家から300年続いたこの屋号を明治に千切屋としました。その明治期に新柄陳列会を開き、今も作家の発掘・育成につとめるなど進取の気風にとむ社風は染織界に新風を吹き込んでいます。
明治27年、古代裂・正倉院宝物裂などの研究復元に希有の才能をたたえられ、また帯の龍村として織物の芸術性を高めた初代龍村平藏と高島屋上品會との関わりは深く、格調高い「上品會素旨」は翁の手になるものです。伝統の錦帯のほか広く装飾用美術織物に手をそめ、新宮殿の綴織タペストリーや、近くは薬師寺西塔の錦幡を製作するなど、内外に高い評価を得ています。
天保14年(1843年)初代川島甚兵衛により創業。
川島は西陣の伝統である帯地を中心に、美術工芸織物まで広く製造販売を手がけています。また原糸から製品まで撚糸・染色・製織・仕上げの全行程を一貫して、
完全な品質管理のもとに生産しています。とくにデザインの考案開発にはげみ、
織物地合いの工夫につとめるなど美術織物として高い名声を得ています。
大正10年、先代岩田藤治郎が西陣にて帯地の卸商として創業してから、
帯地界の老舗として現在に至っています。帯一筋に独創的な商品づくりをすすめ、
絢爛豪華な逸品もの、格調高い能衣裳・唐織袋帯・刺繍を使った袋帯や、
新感覚おしゃれ帯など、岩田の優秀なデザインと技術による逸品を世におくり、
帯の岩田として高く評価されています。
明治32年、初代 小川房次郎によって創業。
左右の足に合わせて鼻緒の留め位置を変えた「胡蝶履」で知られています。
江戸ならではの粋で美しくはき心地のよい履物は、現在でも百以上もの工程が熟練の職人の手により一つ一つこだわりを持って作られています。
1886年(明治19年)荒川益次郎により創業。伝統と実績をもつ「さんび きもの和装品」は、和装のほとんどの分野で業界トップシェアを誇っています。また、デザイナーや作家作品・東レシルック素材のきもので話題を集め、半衿・帯締め・帯あげなどの和装小物では、最高級の技術と品質で高い評価を得ています。風呂敷と和雑貨では、人間国宝作家や日本画作家作品から趣味性豊かなブランドで楽しいコレクションを発表しています。
江戸・享保年間に薬種業を始め、その後、明和から寛政年間にかけ、薬種の扱い品目を香りに特化し、香木・芳香性薬種(香原料)を中心とする香木業に移行いたしました。
屋号は、こまつや・香具屋・沈香屋などの名称が使われていましたが、後に旧屋号に因み、現社名となりました。
現在、香木業として、平安時代から続く「日本の香り文化」を、その発祥・発展の地で正統に伝承することを社是とし、同時に薬種業(香松屋)も継続されています。
1973年の創業以来、晴れ着や婚礼衣装の製作に携わってきた、
京友禅を金箔で綾なす金彩工芸の工房です。
金彩は、金属箔や金属粉を着物に接着加工する技術の総称で、
京都の美しい和装文化の一端を担っています。
大切に受け継がれてきたこの伝統技術で、
テーブルウェア小物など異分野でのものづくりにも挑戦しています。
初代峯陽より創業より70年。
現在二代目峯陽は、京都最古の花街「上七軒」に店舗を構え、
爪掻きつづれ織りをはじめ、つづれ織りに刺繍を施した
普段使いの小物を紹介しております。
花街に似合うはんなりとした御品は芸舞妓さんにも人気の逸品です。
数々のつづれ織り小物アイテムで「日常を楽しく」をモットーに
日々制作に力を入れております。
2016年に京都できものを染色している四軒の京友禅の染屋が
立ち上げた京友禅ブランド。
京友禅手染め絹のめがね拭き「おふき」を中心に、
京都でのみ買うことができる京友禅の製品をつくっています。
京都で昔から身近にあった染色文化を京都に来られたお客様に
手軽にお持ち帰りいただけるよう、SOOを通じて皆様にお届けします。
あらゆる世代の女性に、もっと気軽にきものを楽しんで
もらおうと開発された三部式のきもの。
上衣、おはしょりベルト、巻きスカートの3つのパーツに
分かれており、襦袢不要のスタイルでより簡単に、快適に楽しめます。
着姿の美しさはそのままに。
多くの人がきものを敬遠する原因となる『着付けの難しさ』を解消し、
お手入れのしやすい素材を取り入れることで、幅広い世代に好評です。
きものをやさしく、たのしく、おもしろく。
着る人に寄り添うオリジナル和装肌着と小物ブランド。
上質な素材、高い機能性、国内縫製にこだわり、
豊富なサイズ展開で取り揃えております。
土台が変われば着姿も変わります。
着てここちいい補整用品などもぜひお手に取ってご覧ください。
「人を超え、時を超え、大切なものをつなぐ架け橋となる。」を使命とし、
全国各地から集めたリユース商品の中から厳選したきものを
次に必要としているお客様へご提供しています。
「業界随一の流通量とノウハウ」×「心を込めた接客」で
きもの業界に新しい風を送り込んでいます。