高島屋呉服の粋 第74回上品會の世界
高島屋呉服部のバイヤーがお届けする「きものだより」。今回は高島屋のオリジナルブランド「上品會」を取りあげます。「上品」と書いて「じょうぼん」と読み、上位のもの、上等なものを意味しています。「織(おり)・染(そめ)・繍(ししゅう)・絞(しぼり)・絣(かすり)」の染織五芸の向上を目的に創設されました。古典や伝統をふまえながらも縛られず、かつ流行にとらわれない、時代にふさわしい呉服を創造・発表する場として、昭和初期から現在も続いています。
第74回を迎える2026年はスペシャルゲストに鈴木保奈美さんをお迎えし、作品をお召しいただきました。保奈美さんのきものライフを深堀りした対談記事は、下記ホームページからお読みいただけるほか、『美しいキモノ』2026年春号でも着姿をご覧いただけます。保奈美さんご着用のきものを含め、「上品會」作品は毎年1月から6月までの半年間、高島屋各店を巡回して展示販売いたしますので、ぜひ会場に足をお運びください。
上品會のホームページはこちら>>
今回のコラムでは、新年会や初詣、初釜や初稽古、新春大歌舞伎などの古典芸能鑑賞にお召しいただきたい、新しい一年の始まりにおすすめの作品をご紹介いたします。
「上品會」に出品される作品は、同人八名家と呼ばれる秋場(あきば)、岩田(いわた)、川島(かわしま)、大羊居(たいようきょ)、龍村(たつむら)、千切屋(ちきりや)、千總(ちそう)、矢代仁(やしろに)を中心に制作されています。卓越した意匠・技術による作品の中から、「鑑審査」で厳選された上作のみが入選作品となるのです。 作り手である同人と、売り手である高島屋が、切磋琢磨して日本染織の最高峰を目指す「上品會」。今回の特別企画品は「未来につなぎたい日本の大切なもの」と「染織人(そめおりびと)のいまみらい」の2つのテーマに取り組んでいます。「未来につなぎたい日本の大切なもの」では、純国産絹糸や草木染、自然布など、日本の伝統的な手仕事として先人達が大切に守り続けてきたものを用いた作品を制作しました。「染織人のいまみらい」では、次世代に染織をつなぐ作り手が、新たな発想でものづくりに挑んだ作品をご紹介しています。
特別企画品 訪問着「希望の華」 2,750,000円
春に咲くガーベラやアネモネなど9種類の花々を文様化することに挑戦した作品。2025年に創業470年を迎えた京友禅の老舗[千總]の図案制作を担当する職人が、「未来につなぎたい日本の大切なもの」というテーマに合わせて「希望」を花言葉に持つ花々を柄に取り入れることを考案。大小の華紋が可愛らしい訪問着です。
特別企画品 附下着尺「晴れた日に」 693,000円
楊子糊(ようじのり)という、独特の粘り気をもつ糊で防染する技法を得意とする山田崇氏の作品。「染織人のいまみらい」のテーマにふさわしく、初めて色糊に挑戦して、ポップな色使いとユーモラスな表現で日本に伝わる縁起の良い日の象徴を描いた附下着尺です。
入選作品 染着尺「カブキ」 423,500円
特別企画品 染なごや帯「天高く」 528,000円
コーディネートを引き締める黒地の染め帯も[大羊居]から。凧揚げをする童子をよく見ると、裸足の子が…。お太鼓のたれの部分に、脱げた草履が飛んでいます。こちらも凧の柄になっているのは「蕪」。「蕪をあげる」という言葉遊びになっています。
展示販売されるきものや帯の種類もさまざま。140点以上の作品が出品されます。きものは訪問着や留袖、振袖、七五三お祝着などの礼装から、幅広いシーンでご着用いただける附下、お洒落着として活躍する小紋や紬まで。帯も礼装用の袋帯から、気軽に締められるなごや帯まで。単衣や夏ものもご提案しています。出品される全作品は「上品會」ホームページ上で公開。高精細画像で刺しゅうの糸や織のきものの織目まで拡大して隅々までご覧いただけます。
上品會のホームページはこちら>>
●2026年1月3日(土)~5日(月) 京都店 7階グランドホール
※1月3日(土)は午後1時開場
●1月9日(金)~12日(月・祝) 日本橋店 本館8階催会場
●1月15日(木)~19日(月) 大阪店 7階催会場
●1月29日(木)~2月1日(日) 横浜店 7階呉服売場
※上記の期間は全作品を展示販売いたします。
※詳しくは各店ホームページをご覧くださいませ。
※売切れの際はご容赦くださいませ。
「第74回上品會」から、入選作品の一部をご紹介いたしました。このほかにも、染織五芸の技を尽くした力作が揃います。きものはご着用いただくための衣服。鑑賞して楽しむだけでなく、身に纏って美しく、特別な日に格調高く、またお出かけ着のワードローブの一つとして加えていただけるようなものづくりを心がけています。日本の伝統衣装であるきもの。伝統と未来への挑戦を高島屋でご覧くださいませ。
高島屋グループの取り組みをご紹介する動画連載「THE SPIRIT」でも、「上品會」についてご紹介しています。「第74回上品會」の鑑審査の様子や、作品を手がける同人の方々へのインタビューなどを通じて、「上品會」の魅力に迫ります。ぜひ、こちらの方もチェックしてください。
詳しくはこちら>>
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。
※価格・内容は2025年12月26日現在のものです。
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
上品會のホームページはこちら>>今回のコラムでは、新年会や初詣、初釜や初稽古、新春大歌舞伎などの古典芸能鑑賞にお召しいただきたい、新しい一年の始まりにおすすめの作品をご紹介いたします。
次世代に染織をつなぐ、新たな発想のものづくり
「上品會」に出品される作品は、同人八名家と呼ばれる秋場(あきば)、岩田(いわた)、川島(かわしま)、大羊居(たいようきょ)、龍村(たつむら)、千切屋(ちきりや)、千總(ちそう)、矢代仁(やしろに)を中心に制作されています。卓越した意匠・技術による作品の中から、「鑑審査」で厳選された上作のみが入選作品となるのです。 作り手である同人と、売り手である高島屋が、切磋琢磨して日本染織の最高峰を目指す「上品會」。今回の特別企画品は「未来につなぎたい日本の大切なもの」と「染織人(そめおりびと)のいまみらい」の2つのテーマに取り組んでいます。「未来につなぎたい日本の大切なもの」では、純国産絹糸や草木染、自然布など、日本の伝統的な手仕事として先人達が大切に守り続けてきたものを用いた作品を制作しました。「染織人のいまみらい」では、次世代に染織をつなぐ作り手が、新たな発想でものづくりに挑んだ作品をご紹介しています。
特別企画品 訪問着「希望の華」 2,750,000円
春に咲くガーベラやアネモネなど9種類の花々を文様化することに挑戦した作品。2025年に創業470年を迎えた京友禅の老舗[千總]の図案制作を担当する職人が、「未来につなぎたい日本の大切なもの」というテーマに合わせて「希望」を花言葉に持つ花々を柄に取り入れることを考案。大小の華紋が可愛らしい訪問着です。
特別企画品 附下着尺「晴れた日に」 693,000円
楊子糊(ようじのり)という、独特の粘り気をもつ糊で防染する技法を得意とする山田崇氏の作品。「染織人のいまみらい」のテーマにふさわしく、初めて色糊に挑戦して、ポップな色使いとユーモラスな表現で日本に伝わる縁起の良い日の象徴を描いた附下着尺です。
新春大歌舞伎の鑑賞には、粋なデザインでのコーディネートがおすすめ
入選作品 染着尺「カブキ」 423,500円
個性的な色使いや大胆なデザインが特徴の[大羊居]の作品。一見、古典文様の「立涌(=水蒸気が涌き立ちのぼるような文様)」のように見える模様ですが、よく見ると蕪(カブ)のフォルムが連なっています。随所にあしらわれた丸文は「喜」や「喜喜」を意匠化したもので、吉祥や幸福を象徴しています。「蕪」と「喜」の語呂合わせで、歌舞伎鑑賞などにお召しいただきたいお洒落着です。
特別企画品 染なごや帯「天高く」 528,000円
コーディネートを引き締める黒地の染め帯も[大羊居]から。凧揚げをする童子をよく見ると、裸足の子が…。お太鼓のたれの部分に、脱げた草履が飛んでいます。こちらも凧の柄になっているのは「蕪」。「蕪をあげる」という言葉遊びになっています。
展示販売されるきものや帯の種類もさまざま。140点以上の作品が出品されます。きものは訪問着や留袖、振袖、七五三お祝着などの礼装から、幅広いシーンでご着用いただける附下、お洒落着として活躍する小紋や紬まで。帯も礼装用の袋帯から、気軽に締められるなごや帯まで。単衣や夏ものもご提案しています。出品される全作品は「上品會」ホームページ上で公開。高精細画像で刺しゅうの糸や織のきものの織目まで拡大して隅々までご覧いただけます。
上品會のホームページはこちら>>
「第74回上品會」会期のご案内
●2026年1月3日(土)~5日(月) 京都店 7階グランドホール
※1月3日(土)は午後1時開場
●1月9日(金)~12日(月・祝) 日本橋店 本館8階催会場
●1月15日(木)~19日(月) 大阪店 7階催会場
●1月29日(木)~2月1日(日) 横浜店 7階呉服売場
※上記の期間は全作品を展示販売いたします。
※詳しくは各店ホームページをご覧くださいませ。
※売切れの際はご容赦くださいませ。
「第74回上品會」から、入選作品の一部をご紹介いたしました。このほかにも、染織五芸の技を尽くした力作が揃います。きものはご着用いただくための衣服。鑑賞して楽しむだけでなく、身に纏って美しく、特別な日に格調高く、またお出かけ着のワードローブの一つとして加えていただけるようなものづくりを心がけています。日本の伝統衣装であるきもの。伝統と未来への挑戦を高島屋でご覧くださいませ。
もっと知りたい!「上品會」を「THE SPIRIT」で
高島屋グループの取り組みをご紹介する動画連載「THE SPIRIT」でも、「上品會」についてご紹介しています。「第74回上品會」の鑑審査の様子や、作品を手がける同人の方々へのインタビューなどを通じて、「上品會」の魅力に迫ります。ぜひ、こちらの方もチェックしてください。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。
※価格・内容は2025年12月26日現在のものです。
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
