【ツナグアクション】在来品種・自然栽培の特別なコシヒカリ

TSUNAGU ACTION(ツナグアクション)について


「21世紀の豊かさ」を考えながら、高島屋がステークホルダーとともに取り組むサステナブル活動「TSUNAGU ACTION(ツナグアクション)」。
「PLANET」「SOCIAL」「PEOPLE」の3つのテーマに基づき、イベントの開催や、商品開発などを通して、一人ひとりができる具体的なアクションを提案しています。
実際のイベントの様子やプロジェクトのご紹介、商品が出来あがるまでの開発過程などを担当者目線でご紹介いたします。

今回のテーマは「PLANET」。「食の安心・安全」をコンセプトとする食料品の自主編集ショップ「高島屋ファーム」において、2014年のオープン当初から取り扱いしている、在来品種、かつ農薬や肥料を一切使用せずに栽培している、佐々木治巳さんのコシヒカリについてご紹介します。

佐々木さんのコシヒカリ


田んぼを眺める佐々木さんの写真

佐々木治巳さんは、新潟・佐渡島で40年以上もお米作りを続けています。

今回ご紹介する佐々木さんのコシヒカリには2つの特長があります。
一つは、農薬・肥料(有機肥料を含む)を一切使用せずに自然栽培されていること。一般的には、お米を作る際の農薬使用回数は、20回程度(成分数)といわれていますが、佐々木さんのコシヒカリは、土壌を作る際の除草剤さえ使用していません。そのため、出来上がったお米は、環境だけでなく、人間にとっても安心・安全なお米です。

もう一つは、新潟コシヒカリがBL品種(コシヒカリBL)になる以前の、病気に弱く収穫量の少ない在来品種のコシヒカリであることです。
※BL品種(コシヒカリBL)とは…稲の病気である、いもち病に弱いコシヒカリの弱点をカバーし、抵抗できるように改良された「コシヒカリ」を親とする品種群のこと。2005年、新潟で一斉導入された。

在来品種・自然栽培のコシヒカリ

在来品種のコシヒカリは、コシヒカリBLと比較し、お米の甘味が強く、食感が良いといわれています。
現在、新潟県では、在来品種コシヒカリの苗の供給は行っていないため、昔からの在来品種のコシヒカリを栽培している人は減少しています。

自然栽培を可能にする豊かな土壌


他にはない特長をもった特別なコシヒカリの栽培ができる秘密は、土壌にあります。佐々木さんの田んぼでは、農薬を一切使用しないため、ドジョウやカエル、ヤゴなど、たくさんの生き物が生息しています。生き物がいる田んぼの方が自然の生態系を壊さないので、お米も病気になりにくいほか、害虫被害も少ないそうです。

多様な生物が生息する土壌

こうした豊かな土壌にするために、佐々木さんは様々な工夫をされています。

佐々木さんコメント

佐々木さんの写真

「自然の草花は肥料を全く与えていなくても、毎年成長し、花や実をつけます。自然栽培米も自然の生態系を生かし、土本来の力を発揮できるようにして、育てる栽培方法です。通常の田んぼの耕し方では、雑草が生え、その雑草に肥料分がとられてしまう。そのため、1坪当たりに植える苗の数を多くするなど、雑草が発芽しない環境を作っています。」


安心・安全で美味しいお米


おにぎりの写真

こうしてできたコシヒカリは、「炊いたときに、お米本来の良い香りがする」「もっちり、旨み豊か」「炊きたてはもちろん、冷めても美味しい」など、お米本来の生命力を感じられます。

佐々木さんコメント

「本当に安心して食べていただけるお米だと自負しています。健康や食の安全に人一倍関心の高い方にぜひ食べていただきたいです。」

今回は、高島屋ファームから、在来品種、かつ自然栽培で作られた佐々木さんのコシヒカリをご紹介しました。
先進国初の世界農業遺産になった佐渡で栽培された、安心安全で、お米本来の生命力を感じられる特別なお米をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した佐々木さんのお米作りは動画でもご覧いただけます。


特別栽培コシヒカリの商品写真

[高島屋ファーム]新潟県産<佐々木治巳さん>特別栽培コシヒカリ(玄米1kgあたり)1,793円
取り扱い店舗:日本橋・新宿・玉川・横浜・柏・大阪

高島屋オンラインストアでもご購入いただけます↓↓
3kgはこちらから>>
5kgはこちらから>>


※価格・内容は2025年12月23日現在のものです。
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