高級食材店[ペック]のおいしさ探訪!バイヤー出張記

オリーブオイルやパスタ、ハム、チーズなどを取り揃え、高島屋各店でも大人気のイタリア発・高級食材店[ペック]。そのおいしさの秘密を探るために、高島屋の食料品バイヤーがイタリアへ飛びました!

末澤バイヤー
食料品PB運営部にて2022年より海外ブランドのバイヤーを担当。趣味は国内外にある、あのテーマパークを訪れること。世界6か所すべてのパークをコンプリートしましたが、中でもフロリダが一番お気に入りです。

[ペック]のこだわりを知るために、イタリアへ!


イタリアの上空写真

2026年に日本上陸40周年を迎える[ペック]。1883年の創業以来、イタリア食文化の素晴らしさを支えてきたミラノにある高級食材店です。地方色豊かな食文化をもつイタリア全土から選び抜かれた上質な食材の数々は、世界中の美食家たちから高い支持を得ています。

[ペック]本店の外観

今回、私は[ペック]日本上陸40周年に先駆け、日本のお客様へご紹介する新商品を探すべく、イタリアへ赴き、産地を訪問してきました。

“おいしい”の生まれる町・パロモンテ。


[ペック]の本店があるミラノから飛行機に乗り、ナポリ中心地へ。そこから更に100kmほど離れた風光明媚な丘陵地帯にある、自然豊かな町パロモンテ。肥沃な土壌と温暖な気候に恵まれており、トマトやパプリカなどの野菜栽培に適した土地です。

パロモンテでは、自家農園で栽培した野菜を使用し、製品を作っている工房を訪ねました。家族で経営をされており、働く皆さんもご近所の方ばかり。こぢんまりとした家庭的な雰囲気がとても素敵でした。

パロモンテの工房で働くみなさん

3代目のご夫妻から畑と工場を案内いただきましたが、80歳を超える2代目も、とてもお元気に活躍されていました。この地域では、自身の農場で作られた野菜などを市場で物々交換したり、各家庭で牛を飼ったりと、1960年代まで自給自足中心の生活を送っていたそうです。

きびしくも豊かな自然の中で育った野菜。


広大な農園

畑の広さは約4ヘクタールほどと、甲子園球場より少し広いくらい。野菜や果物はビニールハウスを使用せず季節に合わせた品種を栽培しているそうです。広大な2面の畑を交互に使用する「輪作」と呼ばれる農法を採用し、殺虫剤も樹木から作られた自然由来のものを使用。肥沃な土壌の維持に努めています。収穫時期も天候に左右されるため、一夜にして気温が変わる季節は、変化を見過ごさないよう、ご主人は畑で寝たこともあるそうです。

一つひとつ丁寧に。細部までこだわる。


ナスの加工風景

原料は野菜をはじめ約70%は地元産を使用しています。※ 収穫された野菜は新鮮なまま敷地内にある工場ですぐに加工され、瓶詰めされます。ラベル貼りや梱包まで手作業で行われており、品質へのこだわりが随所に感じられました。訪れた際はナスを使った製品を製造されていましたが、工房内での作業風景から、職人たちの丁寧な手仕事と衛生管理への意識の高さが見て取れました。

※ 塩など一部の原料はイタリア国内産を使用

目玉焼きがパプリカクリームで、ランクアップメニューに。


パプリカクリームと目玉焼き

工房では手作りのお昼ご飯をごちそうになりました。ここで[ペック]のパプリカクリームが登場!パロモンテ産のパプリカが使われているソースは、手の込んだお料理だけではなく、写真のように目玉焼きに添えるだけでも、濃厚で素材の力を感じる味わいに!思わず「何これ!?」と言ってしまうほどのおいしさへと格上げされますので、ぜひお試しください!

[ペック]パプリカクリームの商品画像

[ペック]パプリカクリーム(120g)1,944円
取り扱い店舗:日本橋・新宿・玉川・京都

[ペック]パプリカクリーム(120g)について詳しくはこちら>>

最後に、イタリアでのちょっとしたこぼれ話を。


ピザとカルツォーネ

カルツォーネ

ナポリで食べたピザとカルツォーネ。なんと顔の大きさの2倍ありました。
小食代表の私は1枚でお腹いっぱいになりましたが、地元の方はペロリと完食!
美食の国の底力を感じた瞬間でした。


※価格・内容は2025年12月10日現在のものです。
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※都合により、生産中止、または仕様・価格などが変更になる場合がございます。
※サイズ・色が実際の商品と異なる場合がございます。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。