見沼たんぼの新鮮で安心な野菜をお届け!

地下2階に売場を構え、全国の新鮮で上質な野菜や果物を提供している[サン・ベジフル]。その一角に、バラ色の〈見沼の絆〉マークで、ひときわ目を引く野菜があります。見沼区の見沼田んぼで野菜づくりを行っている[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜です。その名のとおり有機肥料と低農薬にこだわり、丁寧に育てた野菜は味・香りが濃く、野菜本来の力強い旨みにあふれています。野菜づくりだけでなく、見沼の農業発展の活動にも積極的に取り組み、未来を見据えた農業を目指す[オーガニック・ハーベスト丸山]をご紹介します。

サン・ベジフルの売場の写真
サン・ベジフル 売場

新鮮な野菜を畑から最短距離で


大宮駅から3kmほど、東京都心からもわずか30km圏内に位置しながら、田園風景と豊かな自然が残るさいたま市東部に広がる見沼たんぼに、丸山文隆・恵美子ご夫妻が営む[オーガニック・ハーベスト丸山]はあります。自社農地に加え、耕作放棄地を利用した畑の面積は約7.5ha。アルバイトを含めた7〜8人の従業員とともに、多彩な露地野菜を栽培・収穫しています。特に野菜の種類が年間でいちばん多くなるこれからの季節は、ブロッコリー、キャベツ、じゃがいも、大根など秋・冬の味覚が揃い、食卓を賑わせてくれます。都市近郊だからこそ可能な「収穫後すぐの出荷」により、畑から最短距離で、新鮮な野菜が高島屋に届けられています。

丸山さんご夫妻の写真
丸山文隆さん・丸山恵美子さん

サニーレタス畑の写真
[オーガニック・ハーベスト丸山]のサニーレタス畑

野菜づくりは土づくりから


[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜づくりは、土づくりから始まります。肥料はさいたまの養鶏場から提供される有機肥料、発酵鶏糞を散布してフワフワで栄養たっぷりの土に育て、苗の段階での消毒を徹底し、健全な苗を使用することで、圃場では農薬使用を最小限とする、害虫駆除は土に棲息する地蜘蛛の捕食にも助けられる。結果、この仕組みから生まれた野菜は、安全で、安心してお召しあがりいただけます。

発酵鶏糞を畑に散布している写真
発酵鶏糞を畑に散布

“土の力を信じ”、 “環境に野菜づくりを助けてもらい”、“安心・安全に”育てられた野菜は、収穫後井戸水で洗浄し、十分水分を吸わせ、みずみずしさを保って[サン・ベジフル]の店頭に並べられます。商標登録された地域ブランド〈見沼の絆〉マークが付いた野菜は、安心と信頼の証なのです。

サン・ベジフルに並ぶ[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜の写真
サン・ベジフルに並ぶ[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜

地産地消から循環型社会を目指して


丸山さんご夫妻は、埼玉県産の発酵鶏糞で土を豊かにし、その土で野菜を育て、地元で販売するという手法から、「地産地消」が地域を守り、食分野のビジネスにもつながると感じ、同じさいたまで農業を営む人たちとともに地元のマルシェにも出店。地場野菜の販売に情熱を注いでいます。

見沼区民まつりのマルシェの写真
見沼区民まつりのマルシェ

おふたりは言います。
「たとえば、海外産の野菜は空輸されてくるのでCO2が発生しますし、コストもかかります。でも地元に農地があるなら、そこの野菜を1つ買うだけで地域経済が守られ、環境保全にもつながるのです。」
輸送のコストや時間が省かれた、環境負荷の少ない新鮮な地場野菜を食べるメリットは計り知れません。

[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜
[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜

地域農業の未来をつくる


[オーガニック・ハーベスト丸山]は生産だけでなく、子どもたちや地域の方たちを対象とした農業体験や収穫イベントを開催し、土に触れ、野菜の命を感じる場を提供しています。小学生のチャレンジスクール、中学生のミラクルワーク、高校・大学生のインターンなど、食の大切さや環境への理解を育み、生産から販売の流れを教えることで、食育だけでなく、農業の後継者づくりにもつなげています。

また、埼玉県の食文化を全国や海外に広める取り組みや、グリーンツーリズム(農業体験型観光)にも力を入れ、「都市農業の新しいかたち」を見沼たんぼから発信しています。

農業体験イベントでジャガイモを植えている写真
農業体験イベント

野菜を通じて地域と人をつなぎ、日々おいしい野菜づくりに励む[オーガニック・ハーベスト丸山]の野菜を、ぜひ、ご賞味ください。

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