横濱ブランド図鑑 vol.1 ホテルニューグランド
横浜発祥のブランドやメイドインヨコハマなど、
横浜高島屋で出会える、とっておきの「横濱ブランド」をご紹介します。
いまも昔も、“ハマっ子”に愛され続ける理由をひもときます。
いつの時代も人々の心に寄り添う
【ホテルニューグランド】外観
開業から変わらぬ佇まいの本館は、1992(平成4)年に横浜市認定歴史的建造物に指定、2007(平成19)年には経済産業省が選んだ近代化産業遺産の認定を受けています。隣接するタワー館は1991(平成3)年にオープン。横浜港の景色を眺めながらくつろげる空間が広がります。
開業97周年を迎えた、横浜のシンボル
日本有数の正統派クラシックホテルとして、横浜はもちろん、世界中の人々に愛されてきた「ホテルニューグランド」(横浜市中区山下町)。1927(昭和2)年、関東大震災の横浜復興のシンボルとして開業しました。マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリンなどの著名人が宿泊したことや、シーフードドリア、スパゲッティナポリタンなどの発祥地としても知られています。横浜のランドマークとして親しまれ続ける、その魅力を同ホテル・広報担当の横山さんに伺いました。
ー2024年12月1日に開業97周年を迎えた「ホテルニューグランド」。以来、守り続けていることは何でしょうか。 一貫して大切にしていることは“食に対してのこだわり”です。初代総料理長サリー・ワイルのもと、本場ヨーロッパのレシピや技術を伝え、日本の西洋料理の発展に寄与してきました。お一人おひとりのお客さまに寄り添った心を込めたおもてなしは、軸となる基本的なこと。受け継がれてきたレシピや伝統の味は、これからも大切に守り続けていきたいことのひとつです。
ー「ホテルニューグランド」の魅力は? 魅力は大きく3つ。本館の優美な建築空間、ホテル発祥メニューである「シーフードドリア」「ナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」、そして積み重ねてきた歴史です。
ー横浜の人々にとって、「ホテルニューグランド」は特別な存在。いつの時代も愛される理由とは? やはり、関東大震災の復興のシンボルとして開業した由縁が横浜の方々に根付いているからではないでしょうか。時代が変わってもここにあり続ける存在感はきっと、安心感にもつながっているのだと感じています。歴史や伝統は日々の積み重ねによるもの。“このホテルで過ごすことがしあわせ”と感じていただけるよう、心を込めてお客さまをお迎えし、これからも愛され続けていくように、日々、進化し続けていけたらと思っています。
【ホテルニューグランド】館内の様子
上/ホテルのシンボルである本館大階段。階段に敷かれた、
色鮮やかな「ニューグランド・ブルー」の絨毯が印象的です。 左/本館2階にある「ザ・ロビー」。
開業時より大切に使い続けている横浜家具が配されたクラシカルな空間です。 右/天井からの照明には、和紙を使用するなど、
西洋風のテイストのなかに和の要素が絶妙に取り入れられています。
ホテルから徒歩約1分の場所にある「S.Weil by HOTEL NEW GRAND」。
ー昨年4月、ホテル近くに「S.Weil by HOTEL NEW GRAND(エスワイル バイ ホテルニューグランド)」がオープンし、注目を集めました。 ショップのコンセプトは“やわらかな正統派”。ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイルの功績や技術、伝統を大切にしながらも、いまの時代らしくアレンジし、スウィーツやベーカリーを提案しています。看板商品の「ルーローモカ」は、美しい渦巻きとカフェ風味のバタークリームが上品な味で、リピーターの多い一品。ベーカリー工房で毎日焼き上げているパンや伝統の味わいを自宅で楽しめる冷凍食品シリーズのほか、華やかな香りで格調高い味わいが楽しめるオリジナルコーヒーも人気です。
ー店名の由来は? サリー・ワイルのもとでベーカリーシェフを務めた大谷長吉氏が開業した、フランス菓子の名店「S.weil(エスワイル)」を受け継いでいます。伝統の味をこれからも大切につなげていくという想いを込めて、ショップのロゴにもサリー・ワイルの横顔をシンボルマークに描いています。
ーさらに昨年12月には、横浜高島屋に直営店となる「S.Weil by HOTEL NEW GRAND横浜高島屋店」がオープンしました。こちらのショップならではの特徴は? 横浜高島屋店は、本店以外では初出店となる新しい試みです。オープンを記念して新発売したS.Weilブランドの新商品を多数取り揃えています。ほかにも、本店でも人気のスウィーツやこだわりのベーカリー、ホテルの看板メニュー「スパゲッティナポリタン」や「シーフードドリア」などの冷凍グルメも充実。より一層多くの方に、ホテル伝統のこだわりの味をお楽しみいただけたらと思っております。
ーますます期待が高まる横浜高島屋店。どんなショップを目指していますか? ホテルが受け継ぐ、伝統の味を楽しむことができる食のギフトショップとして、日々の食卓や大切な方への贈りものはもちろん、ご自分へのご褒美、ご家族へのお土産など、さまざまなシーンにご利用いただけたらうれしいです。また2月には、店内奥にカフェスペースもオープン予定です。横浜高島屋でのショッピングの途中に、ほっとひと息、癒やしのひとときをお届けできたらと思います。
看板商品の「S.Weilクッキー缶」(5,616円)。
紅茶やコーヒー、フランボワーズジャムのクッキー、フロランタン、シナモンパイなど、バラエティー豊かな10種の焼菓子が楽しめます。クラシカルなデザイン缶には、「ホテルニューグランド」のシンボル・本館大階段やロゴに用いられているフェニックスが描かれています。
横浜市花のバラが目を惹く「S.Weilラングドシャ缶」(3,456円)。
缶をあけると、バターの香り豊かな自慢のラングドシャがずらりと並びます。手間ひまをかけて薄くカリっと仕上げた食感もおいしさのポイント。このままではもちろん、お好みのジャムをサンドしていただくのもおすすめだとか。
写真提供/ホテルニューグランド
INFORMATION
S.Weil by HOTEL NEW GRAND 横浜高島屋店(地1階 Foodies' Port2)
営業時間:午前10時〜午後9時
TEL:045-534-3970(店舗直通)
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※掲載商品の価格・内容は2025年1月28日(火)時点のものです。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。
※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
いつの時代も人々の心に寄り添う
横浜とともに歴史を刻む「ホテルニューグランド」
【ホテルニューグランド】外観開業から変わらぬ佇まいの本館は、1992(平成4)年に横浜市認定歴史的建造物に指定、2007(平成19)年には経済産業省が選んだ近代化産業遺産の認定を受けています。隣接するタワー館は1991(平成3)年にオープン。横浜港の景色を眺めながらくつろげる空間が広がります。
開業97周年を迎えた、横浜のシンボル
人々に愛され続ける理由とは?
日本有数の正統派クラシックホテルとして、横浜はもちろん、世界中の人々に愛されてきた「ホテルニューグランド」(横浜市中区山下町)。1927(昭和2)年、関東大震災の横浜復興のシンボルとして開業しました。マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリンなどの著名人が宿泊したことや、シーフードドリア、スパゲッティナポリタンなどの発祥地としても知られています。横浜のランドマークとして親しまれ続ける、その魅力を同ホテル・広報担当の横山さんに伺いました。
ー2024年12月1日に開業97周年を迎えた「ホテルニューグランド」。以来、守り続けていることは何でしょうか。 一貫して大切にしていることは“食に対してのこだわり”です。初代総料理長サリー・ワイルのもと、本場ヨーロッパのレシピや技術を伝え、日本の西洋料理の発展に寄与してきました。お一人おひとりのお客さまに寄り添った心を込めたおもてなしは、軸となる基本的なこと。受け継がれてきたレシピや伝統の味は、これからも大切に守り続けていきたいことのひとつです。
ー「ホテルニューグランド」の魅力は? 魅力は大きく3つ。本館の優美な建築空間、ホテル発祥メニューである「シーフードドリア」「ナポリタン」「プリン・ア・ラ・モード」、そして積み重ねてきた歴史です。
ー横浜の人々にとって、「ホテルニューグランド」は特別な存在。いつの時代も愛される理由とは? やはり、関東大震災の復興のシンボルとして開業した由縁が横浜の方々に根付いているからではないでしょうか。時代が変わってもここにあり続ける存在感はきっと、安心感にもつながっているのだと感じています。歴史や伝統は日々の積み重ねによるもの。“このホテルで過ごすことがしあわせ”と感じていただけるよう、心を込めてお客さまをお迎えし、これからも愛され続けていくように、日々、進化し続けていけたらと思っています。
【ホテルニューグランド】館内の様子上/ホテルのシンボルである本館大階段。階段に敷かれた、
色鮮やかな「ニューグランド・ブルー」の絨毯が印象的です。 左/本館2階にある「ザ・ロビー」。
開業時より大切に使い続けている横浜家具が配されたクラシカルな空間です。 右/天井からの照明には、和紙を使用するなど、
西洋風のテイストのなかに和の要素が絶妙に取り入れられています。
時代に寄り添う、食とライフスタイルを提案する「S.Weil by HOTEL NEW GRAND」
ホテルから徒歩約1分の場所にある「S.Weil by HOTEL NEW GRAND」。
ー昨年4月、ホテル近くに「S.Weil by HOTEL NEW GRAND(エスワイル バイ ホテルニューグランド)」がオープンし、注目を集めました。 ショップのコンセプトは“やわらかな正統派”。ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイルの功績や技術、伝統を大切にしながらも、いまの時代らしくアレンジし、スウィーツやベーカリーを提案しています。看板商品の「ルーローモカ」は、美しい渦巻きとカフェ風味のバタークリームが上品な味で、リピーターの多い一品。ベーカリー工房で毎日焼き上げているパンや伝統の味わいを自宅で楽しめる冷凍食品シリーズのほか、華やかな香りで格調高い味わいが楽しめるオリジナルコーヒーも人気です。
ー店名の由来は? サリー・ワイルのもとでベーカリーシェフを務めた大谷長吉氏が開業した、フランス菓子の名店「S.weil(エスワイル)」を受け継いでいます。伝統の味をこれからも大切につなげていくという想いを込めて、ショップのロゴにもサリー・ワイルの横顔をシンボルマークに描いています。
本店以外では初出店。伝統の味が横浜高島屋に!
ーさらに昨年12月には、横浜高島屋に直営店となる「S.Weil by HOTEL NEW GRAND横浜高島屋店」がオープンしました。こちらのショップならではの特徴は? 横浜高島屋店は、本店以外では初出店となる新しい試みです。オープンを記念して新発売したS.Weilブランドの新商品を多数取り揃えています。ほかにも、本店でも人気のスウィーツやこだわりのベーカリー、ホテルの看板メニュー「スパゲッティナポリタン」や「シーフードドリア」などの冷凍グルメも充実。より一層多くの方に、ホテル伝統のこだわりの味をお楽しみいただけたらと思っております。
ーますます期待が高まる横浜高島屋店。どんなショップを目指していますか? ホテルが受け継ぐ、伝統の味を楽しむことができる食のギフトショップとして、日々の食卓や大切な方への贈りものはもちろん、ご自分へのご褒美、ご家族へのお土産など、さまざまなシーンにご利用いただけたらうれしいです。また2月には、店内奥にカフェスペースもオープン予定です。横浜高島屋でのショッピングの途中に、ほっとひと息、癒やしのひとときをお届けできたらと思います。
看板商品の「S.Weilクッキー缶」(5,616円)。紅茶やコーヒー、フランボワーズジャムのクッキー、フロランタン、シナモンパイなど、バラエティー豊かな10種の焼菓子が楽しめます。クラシカルなデザイン缶には、「ホテルニューグランド」のシンボル・本館大階段やロゴに用いられているフェニックスが描かれています。
横浜市花のバラが目を惹く「S.Weilラングドシャ缶」(3,456円)。缶をあけると、バターの香り豊かな自慢のラングドシャがずらりと並びます。手間ひまをかけて薄くカリっと仕上げた食感もおいしさのポイント。このままではもちろん、お好みのジャムをサンドしていただくのもおすすめだとか。
写真提供/ホテルニューグランド
INFORMATIONS.Weil by HOTEL NEW GRAND 横浜高島屋店(地1階 Foodies' Port2)
営業時間:午前10時〜午後9時
TEL:045-534-3970(店舗直通)
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。
※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※掲載商品の価格・内容は2025年1月28日(火)時点のものです。
※価格は消費税を含む総額にて表示しております。
※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
