「タカシマヤ民藝WALK」スタート!イベントの魅力をご紹介

8月13日(水)より横浜店を皮切りにスタートするイベント、「タカシマヤ民藝WALK」について、宣伝担当がイベントの魅力をご紹介します。

タカシマヤ民藝WALKとは?


「民藝WALK」とは、おおよそ3年に1度、日本橋店と大阪店で開催している「民藝展」担当バイヤーが企画した、本年からスタートするポップアップイベントです。民藝展を開催していない店舗にお越しのお客様にも民藝の魅力を知っていただき民藝の魅力に触れていただきたいという思いから企画し、本年は横浜店、玉川店、新宿店で開催いたします。

民藝の世界では、品物を作る人を「作り手」、それらを集め周りに伝える人を「配り手」、実際に使う人を「使い手」と呼びます。 「民藝WALK」では、長年民藝の世界や、高島屋の民藝展に携わってきた老舗の「配り手」だけでなく、新たな「配り手」にも注目いただけるイベントです。

現地リポート、各出展社をご紹介


今回出展いただく「配り手」をバイヤーとともに訪問してきました。
今回は、その一部をご紹介させていただきます。

■くらしのギャラリー(岡山)

くらしのギャラリー

くらしのギャラリーに並ぶ家具

出展店舗:横浜店・新宿店

岡山駅の近く「杜の街プラザ」に店舗を構える「くらしのギャラリー」。 広々とした店内には民藝の品々が所狭しと並べられ思わず手に取ってしまいます。 「くらしのギャラリー」を経営する岡山県民芸振興(株)の4代目番頭の仁科さんに、それぞれの品物の魅力を丁寧に教えていただき、私もつい、いぐさの「びんカゴ」を購入してしまいました。 商品の陳列レイアウトも参考になり民藝の魅力がたっぷり詰まった素敵なショップでした。

■融民藝店(岡山・倉敷)

融民藝店

出展店舗:玉川店

倉敷の美観地区のすぐそばにある「融(とをる)民藝店」。 店内には地域に根ざしたものを中心に民藝の品々が豊富に揃い、あたたかい雰囲気が漂っています。 店主の山本さんはカメラマンとしての経験もお持ちです。 店内の雰囲気に1つ1つの品物が溶け込みとても素敵な空間でした。

■鳥取たくみ工芸店(鳥取)

鳥取たくみ工芸店

出展店舗:新宿店

「鳥取たくみ工芸店」は昭和7年に創業した日本で初めての民藝専門店といわれています。店内は、鳥取や周辺地域の手仕事を中心とした豊富な品揃え。訪問時も地元のお客様が多く訪れており、地域に根ざした魅力をたっぷり感じることができました。2階には、その時々で個展や特集展が開催されています。うかがった際はガラスが並び華やかな雰囲気でした。

鳥取たくみ工芸店に並ぶガラス細工

主事の岡野さんも鳥取出身で民藝の魅力に魅せられた一人。「気負わずふらっと入っていただき、民藝の魅力を知っていただきたい」とのことでした。

民藝WALK会期


第1弾:横浜店 7階 暮らしステージ
8月13日(水)~20日(水)
※19日(火)は全館店休日となります
うつわ暮らしの道具 テクラ(静岡)

第2弾:横浜店 1階正面 特設会場/7階 インテリアスタジオ
8月27日(水)~9月2日(火)
くらしのギャラリー(岡山)、遠近(徳島)/松本民芸家具(長野)

第3弾:玉川店 本館 1階Tステージ1/本館 5階リビング特設会場
9月3日(水)~9日(火)
une(丹波篠山)、融民藝店(倉敷)、光原社(仙台)/銀座たくみ

第4弾:新宿店 2階 ザ・メインスクエア/10階 タイムレスデザイン
9月17日(水)~23日(火・祝)
くらしのギャラリー(岡山)、鳥取たくみ工芸店/松本民芸家具(長野)

「タカシマヤ民藝WALK」について詳しくはこちら>>>

おまけ


鳥取たくみ工芸店のすぐそばには、鳥取民藝の歴史を知ることができる「鳥取民藝美術館」や実際に民藝にふれることができる「たくみ割烹店」、「たくみ珈琲店」があります。 各地の手仕事の品物であふれる店内では気軽に民藝の美意識を感じることができます。 鳥取を訪れた際はぜひ寄ってみてください。

鳥取民藝の食器でいただく食事

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