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はじめての「staub(ストウブ)」徹底解剖

はじめての「staub(ストウブ)」徹底解剖
※画像はイメージです

「staub(ストウブ)」というお鍋を知っていますか?一度くらいは名前を聞いたことがあるかもしれません。日本語(カタカナ)で表記する場合「ストーブ」や「ストゥブ」と書かれていることもありますが、正しくは「ストウブ」と書きます。フランス生まれの鋳物ホーロー鍋で、もともとはプロの料理人のために開発されたお鍋です。スタイリッシュな見た目や、いつもの作り方なのに美味しく仕上がることが評判となり一般のご家庭にも浸透していきました。 今回はこの「ストウブ」についての基礎知識と、よくある疑問について徹底解剖します!

#01 「ストウブ」とその他の鋳物ホーロー鍋との違いは?

「ストウブ」は「鋳物ホーロー鍋」に分類される鍋です。まずはホーロー鍋の特徴と、数ある鋳物ホーロー鍋の中で「ストウブ」の特徴はどのようなところなのか、見ていきましょう!

鋳物ホーロー鍋とは

ホーロー鍋には軽いものと重いものの2種類があります。どちらも素材は鉄などの金属で、ガラス質の釉薬でコーティングして作られますが、鋳物はドロドロに溶かした鉄を鋳型に流し込んで成形。そのため分厚く、ずっしりと重たくなります。鍋が温まるまでに少し時間がかかりますが、優れた蓄熱性で火を止めても煮込み調理が続き、卓上でも長時間冷めず熱々をキープします。ガラスのコーティングのおかげで不向きな食材・調理は少ないですが、ガラスゆえ割れることがあるので衝撃や急な温度変化は避けた方が無難です。分厚い鍋を通して熱が届くため、食材に優しくじんわりと熱が入ります。蓋をすればまるでオーブンのように全方位から熱が回るため、こまめな火加減の調整やかき混ぜる必要が少なく、野菜や肉がやわらかく仕上がります。

ストウブの特徴

●旨味の雨を降らせる 蓋ウラの突起「ピコ」

蓋ウラの突起「ピコ」の画像
※画像はイメージです

蓋の内側を見ると、丸い突起や三日月のような突起に気が付きます。これがストウブで作った料理がおいしい最大の秘密。
食材から出た旨味を含んだ水分が蒸気となる⇒蓋裏について再び水滴となる⇒突起(ピコやシステラ*)を伝って再び食材にまんべんなく降り注ぐ。これを ”アロマ・レイン” と呼んでいます。こうして水分が鍋の中で絶え間なく循環するから、ふっくらジューシーな仕上がりに。豊かな香りと味を、逃さず食材に封じ込めます。
*丸い突起を「ピコ」三日月様の突起を「システラ」と言います。ピコかシステラのどちらがついているかは蓋の形状によって異なります。

ストウブ鍋の構造の画像 旨み凝縮・ふっくらジューシー 美味しさの秘密:食材の水分を閉じ込め循環させる「アロマ・レイン」効果で、旨味を凝縮。厚い鋳鉄製で優しく火が入ります。
※画像はイメージです

●ザラザラしている鍋の内側は「黒マット・エマイユ」加工

鍋の内側を拡大した画像
※画像はイメージです

鍋の内側は黒くてザラっとした手触りのホーロー加工が施されています。この「ストウブ」独自の細かな凸凹のおかげでこびり付きにくく、「炒めてから煮込む」料理がより香ばしく調理可能に!さらにフタをすれば食材の水分だけで調理する「無水調理」も可能!

●1つひとつ手作業で作る “世界にひとつの鍋”

職人に作られている鍋の画像
※画像はイメージです

創業の地フランスで、昔からの伝統製法で今なお作られる「ストウブ」の鋳物ホーロー鍋。いくつもの工程において熟練の職人の手によって仕上げられるため、同じ製品でもそれぞれ風合いが異なります。1つ1つが個性を持った、あなただけのオリジナル「ストウブ」です。

staub(ストウブ)

#02 「ストウブ」はどんな料理に向いている?

やはりコトコト煮込む料理は全般得意!それ以外にも食材の旨味、食感を残しながらしっとり柔らかく仕上げたい料理はぜひお任せを。特にストウブの実力を感じやすいメニューとしては、炊飯、肉じゃが、無水カレーがおすすめです。「いつもと同じ材料、作り方なのに美味しい!」という驚きが待っていますよ。

  • 煮込み料理(シチュー、角煮など)
  • 煮物(肉じゃが、ラタトゥイユ、おでんなど)
  • 無水調理(ローストビーフ、無水カレーなど)
  • 炊飯
  • 揚げ物(唐揚げ、揚げ出し豆腐など)
  • スープ・味噌汁など汁物
  • 蒸し物(茶碗蒸し、プリン、スフレなど)
  • 焼き物(ステーキ、パン、ケーキなど)

BUYER'S RECOMMENDバイヤーおすすめ

ピコ・ココットラウンド ユーカリ(10cm/14cm/16cm/20cm/22cm/24cm)

staub(ストウブ)

ピコ・ココットラウンド ユーカリ(10cm/14cm/16cm/20cm/22cm/24cm)

税込 14,300

煮物や炊飯はもちろん、無水調理・焼く・炒める・蒸す・揚げるなど幅広い調理に活躍。まさに「オールラウンド」なところがラウンドの特徴です。ケーキやパンの焼き型にも。熱源からの火の当たり方が均一で、コンロの上で場所をとらず、収納しやすい点でも優れています。ラウンドの14~16cmはごはんや麺など一人分の主食の調理ができ、器としてそのままテーブルにも出せるサイズ。少量でも美味しく調理できるので、一人暮らしの方にもおすすめです。18~20cmはメインディッシュ・小さなおかずのどちらにも使える万能サイズ。用途が広く、家族の人数が変わっても長くお使いいただけます。22cmはピコの効果を最も実感できる煮込み料理に。たっぷりしたメインづくりや作り置きレシピに活躍。人が集まる時のパーティー料理にも。

Wa-NABE  リネン(S/M)

staub(ストウブ)

Wa-NABE リネン(S/M)

税込 22,000

Wa-NABE(ワナベ)のラウンド型の底には、中の素材を対流させ、均一に熱を通す働きがあります。重厚なフタが旨みを逃さず、蓋裏の突起『システラ』が料理に『アロマ・レイン』をもたらし、ふっくらとおいしく仕上げます。家族団らんで楽しむ鍋料理から、味噌汁などの汁物料理、鍋返しが必要な煮物まで、日本人が慣れ親しんだ食事をより美味しく仕上げてくれます。様々な食卓にしっくりと馴染む、毎日にぴったりなリネンカラーです。

WA-NABE  ラメール

staub(ストウブ)

WA-NABE ラメール

税込 26,400

Wa-NABE(ワナベ)のラウンド型の底には、中の素材を対流させ、均一に熱を通す働きがあります。重厚なフタが旨みを逃さず、蓋裏の突起『システラ』が料理に『アロマ・レイン』をもたらし、ふっくらとおいしく仕上げます。家族団らんで楽しむ鍋料理から、味噌汁などの汁物料理、鍋返しが必要な煮物まで、日本人が慣れ親しんだ食事をより美味しく仕上げてくれます。

ベビーウォック リネン

staub(ストウブ)

ベビーウォック リネン

税込 15,400

お料理をもっと美味しくする、フランス・アルザス生まれの魔法のお鍋。ビビンバやドライカレーなどアツアツを愉しむのはもちろん、プリンやムースなどのデザート作りにも。自分らしく、飾らない暮らし。和食器から洋食器までどんな食卓にもしっくりと馴染み、落ち着いた印象にするリネンカラー。

レクタンディッシュ コッパー 14cm→20cm

staub(ストウブ)

レクタンディッシュ コッパー 14cm→20cm

税込 4,180

グラタンやドリア皿として、またラザニアなどの重ね焼きオーブン料理やデザート入れに最適。取っ手のストウブのロゴが可愛らしくテーブルにも映えます。ヴィンテージカラーシリーズは、深みや味わいが魅力。ストウブの鍋とのカラーコーディネートしやすく、和食や洋食にも合うなじみやすいカラーです。表面の釉薬処理により汚れがスルッと落ちやすく、食器洗い乾燥機にも対応しているのでお手入れが簡単です。

#03 初めの1個にベストなサイズ、型は?

「ストウブを使ってみたいけど、何を買えばいいのかわからない」というお声にお答えして、ここでは生活スタイルにあわせて「どんな使い方をするか」軸で選び方をご紹介します。ご自身の普段の生活を思い浮かべながら考えてみてくださいね。

ピコ・ココットラウンド18cmとピコ・ココットランド22cmを比較した画像。ピコ・ココットラウンド18cmは、切らずにトマト2個が入る目安。ピコ・ココットラウンド22cmは、切らずに豚ロース2枚が入る目安
※画像はイメージです

ピコ・ココットラウンド18cm「少量、ヘルシー調理」

量よりも品数を作りたい、体を気遣ったシンプルな蒸し調理が多いなど、副菜づくりや食べきり調理に使いたいあなたには、ピコ・ココット ラウンド18㎝をおすすめします。小ぶりで気軽に使え、1~2人分の肉じゃがや、かぼちゃの煮物、ラタトゥイユ、スープなどにピッタリ。おひとりで使用すれば、作り置きや翌日のお弁当分まで作れます。

ピコ・ココットラウンド22cm「しっかり、色々調理」

3人分以上作る時や、しっかり量を作ってストックしたい時、並べて加熱する豚バラ白菜や、焼き付けてから火を通すカレーやポットローストなど様々な使い方をしたいあなたにはピコ・ココット ラウンドの22cmがおすすめ。昔から「万能の型、サイズ」として人気のラウンド22cmは、現代でもやっぱり万能!

〈staub(ストウブ)〉ピコ・ココットラウンド
ワナベS(16cm)とワナベM(18cm)の画像
※画像はイメージです

Wa-NABE S(16cm)「軽さ重視、鍋・器兼用」

ラーメンやうどん、リゾット、スンドゥブなど、調理後うつわとしてそのまま食べる方が洗い物も減って効率的ですよね。そんな風にストウブを気軽に楽しみたい!というあなたにはWa-NABEのSがおすすめ! “調理できるmy 丼ぶり”として使い勝手良いだけでなく、蓄熱性があるので食べ終わるまで熱々を楽しめます。夏はキンキンに冷やしたワナベSでそうめんや、冷やしおでんなども。“一年中活躍する鍋兼どんぶり”なので、一人暮らしを始める方の「最初にそろえる道具」としてもぜひ。

Wa-NABE M(18cm)「軽さ重視、煮物・炊飯多め」

里芋やカボチャなど崩れやすい食材をお出汁で煮る時や、「ストウブ」の重さが気になるというあなたにぴったりなのがワナベシリーズ。丸い形の底が煮汁を対流させ、かき混ぜなくてもまんべんなく味しみしみの煮物が作れます。ラ・ココットde GOHANの代わりとして炊飯に使っても美味しくゴハンが炊けますし、きんぴらごぼうも丸い底が炒めやすく、香ばしく仕上がりますよ!ラウンドに比べて軽めに作られていて、洗いやすく運びやすいと感じられるはず。

〈staub(ストウブ)〉Wa-NABE

#04 「ストウブ」を使う時、気を付けることは?

ストウブを使用して料理を作っている様子
※画像はイメージです

他の鋳物鍋と特別違ったことはありません。次の3点を気を付けるだけで、いつもの鍋と同様にお使いいただけます。

  • 「ストウブ」は鋳鉄製なので、加熱後は取っ手やノブ(蓋のツマミ)まで熱くなります。鍋(蓋)を触るときには、ミトンやキッチンクロスなどを使い、直接素手で触らないようにしましょう。
  • 蓋にはアロマレインがたっぷりとつきます。調理中(後)に蓋を開ける時には、アロマレインをすべて鍋の中に落としてから蓋を外しましょう。旨味や食材の水分なので捨ててしまってはもったいないですよ!
  • フライパンのように食材を滑らせるコーティングがされているものではないので、鍋肌が十分に温まってから食材を入れないと、引っ付きの原因となります。火にかけ油をひきうっすらと白い煙が上がってくるのを目安に鍋を加熱してから、調理開始しましょう。

★予備知識:蓄熱性が高く火を止めてからも中では調理が続くので、加熱後に蓋をしておけば余熱調理も可能。その分光熱費も浮くので、覚えておくといいポイントです。

staub(ストウブ)

#05 まとめ

盛りだくさんの内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

お鍋は材質によって得意なことが違っているので、サイズ違いで持つだけでなく材質違いで揃えると、よりお料理がしやすく、キッチンライフも更に楽しくなると思います。使い方についても特別なことはなく、日々のお料理に気軽に使っていただけます。
自分に合うストウブがわからなかったという方も、今回の記事を参考にしてみてくださいね。

  • 贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
  • のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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