ルロワ社は、フランス・ブルゴーニュを代表するワインの醸造・販売元です。1868年、フランス中部に位置するオクセー・デュレス村に創設され、常に上流階級の顧客を満足させる高品質のワインを提供してきました。さらにロマネ・コンティを復活させた偉大な功績も称えられ、一流のネゴシアンとして「ブルゴーニュの名門」「ブルゴーニュの巨星」と呼ばれるほどになりました。
マダムと親しまれるラルー・ビーズ・ルロワは、ワイナリーのオーナーでありワイン造りに生涯をかける醸造家。類い希なテイスティング能力を駆使し、超一流のネゴシアンとしてメゾン ルロワを築きました。しかし、買い付けるワインの中で自身の試飲に納得できるワインが少なくなってきていることを憂い、ブドウを育む土壌を根本的に改良することに力を注ぎました。それが「ビオディナミ農法」の始まりです。そこから生まれるブドウのワインは、まさに「至宝」と呼ぶにふさわしく、それが1988年に自社畑でワインを造るドメーヌ ルロワの設立となりました。
マダムは、化学肥料を用いず、天体の位置と自然環境の関連を研究したビオディナミ農法に取り組んでいます。宇宙には多くの天体が存在しますが、その中の12宮カレンダーにより処置の時期と方法が示される農業暦にしたがって作物の種まきや、手入れ、収穫を行います。
ワイン造りの根幹はブドウを育む「土」であるととらえ、畑は生態系を壊さぬように配慮するなど自然のサイクルに逆らわず、そっと手を貸してゆく。それがビオディナミ農法なのです。
ルロワ社で醸造するワインは、このようなビオディナミ法で造られた「ドメーヌ ルロワ」があり、このほかにオーナーの個人所有する畑で収穫されたブドウで造られた「ドメーヌ ドーブネー」という希少なワインもあります。どれも、世界中のワイン愛好家から称賛される、信頼の品質と味わいを誇るワイン。常にその年最高の出来を追求した傑作をお届けしていきます。
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