- 伝統に創意工夫を加えた味わいが評判。
多彩なさつま揚げはいまも昔も愛されて。
- 鹿児島の味として名高いさつま揚げ。その歴史は1846(弘化3)年に遡ると、「薩摩風土記」に記されています。島津斉彬公(のちの第28代薩摩藩主)が琉球を統括するようになったことから、文化の交流も活発に。琉球語で「チキアーギ」と呼ばれていた魚のすり身を揚げた料理が薩摩に伝わり、「つけあげ」と転化し、さらに「さつまあげ」の名称になりました。
鹿児島市で暖簾を守る「徳永屋本店」は、1899(明治32)年創業のさつま揚げ専門店。伝統ある製法に創意工夫を加え、独自の風味を作り上げた老舗の味は、地元の人にはもちろん、国内外からの観光客にも愛されています。厳選した原料魚にキクラゲと香り高いごぼうを加え、島津家の家紋を配した代表作「島津揚げ」など、ほかにない味わいをどうぞ。
- 石臼で挽いた魚肉を2段階加熱して完成。
地酒の風味が広がる、香ばしいさつま揚げ。
- 弾力のある繊細な食感を出すため、すり身の工程では原材料の魚肉を石臼ですり潰して仕上げています。鹿児島の地酒をベースにみりん、砂糖などで味付けし、温度の違う菜種油で2段階加熱することで風味豊かな味わいに。
- 素材選びの決め手は、鮮度と安心。
鹿児島の港から届く新鮮な魚を使います。
- 毎日鹿児島県内の漁港から仕入れるいきのいい魚を、その日のうちにさばいて原料に。串木野のエソ、指宿のイトヨリをはじめ、マダイ、トビウオなど、さつま揚げに最適な魚を厳選しています。
- 「徳永屋本店ならではのおいしさをお届けしたい」
代表取締役・徳永進氏。
- 素材や製法に独自の工夫を重ね、地元はもちろん、全国にその味のファンが多い「徳永屋本店」のさつま揚げ。「国産野菜などの具材も多彩なさつま揚げは、どれも自慢の味。それぞれの個性をぜひご賞味ください」
※ご紹介は味百選の一例です。今後ラインナップを追加してまいります。
※催しの出店店舗・内容は各店毎に異なります。
※徳永屋本店の出店予定は各店ホームページをご覧ください。
※各店食料品フロアでのお取り扱いは各店毎に異なります。詳しくは各店までお問い合わせください。