「エンゲージメント」とは「婚約」という意味で、
婚約の証として男性から女性に贈る指輪が 「エンゲージメントリング（婚約指輪）」です。
婚約指輪の風習は古代ローマ時代からあったとされますが、 日本で広まったのはここ50年ほどのこと。
現在の婚約指輪のデザインは、 ダイヤモンドがついたものが主流です。

結婚の証として男女が身に着ける
お揃いのリングがマリッジリング。 一般的には結婚のセレモニーで互いに交換するもので、
ペアでありながら女性用は 少し華やかなダイヤモンド入りなどのデザインもあります。
ブランドによって逸話などが秘められているものもあるので、 おふたりのエピソードと重なる指輪を選ぶのも素敵です。

ダイヤモンドは地球上に存在する天然石の中で、 最も硬度が高く、無色透明で、
極めて美しい光沢をもつと称えられています。 そのような「硬さ」「純粋さ」「美しさ」を、
「おふたりの尊い愛の絆を固く結ぶ」ことになぞらえ、 エンゲージメントリングにふさわしい石と
されたという説もあります。

左手のくすり指に指輪をはめる理由。
それは、左手のくすり指は「心臓（ハート）」に
いちばん近い指であるからといわれています。
くすり指は別名「ring finger」とも呼ばれており、
愛と絆を深める指であるという言い伝えも。 だからこそ、永遠の愛を誓う結婚指輪を着けるのに
ふさわしいといわれるのでしょう。