Takashimaya

Director & Buyer’s Post

2022/03/22

メゾン・エ・オブジェ・パリ展

STYLE&EDITディレクター 長尾悦美

3月3日から日本橋高島屋で開催されていた『メゾン・エ・オブジェ・パリ展』。
メゾン・エ・オブジェ・パリは、年2回 Parisで開催されている、デザイン、インテリア、ライフスタイルの展覧会です。私もParis出張の際は、インテリアデザインから感じるカラートレンドやテキスタイルトレンドは共通するものがあるので見に行っていました。
そんな世界的な展覧会が高島屋で!ということで、とても楽しみにしていました。

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Parisの会場はとても大きく、丸1日かけても終わらないくらいの規模感です。今回、日本橋店では3部構成+シャルロットぺリアンとの交友を辿る展示でPICKUPされていました。

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入口を入ってまず目に飛び込むのが、ル コルビュジェのタペストリー。
レプリカ(?)と思ったら、1955年に開催された『ル コルビュジェ、レジェ、ぺリアン三人展』で実際に展示されていた現物。高島屋資料館で保管されていたそうです。
大阪の資料館にはぺリアンの飾り棚もあるのですが、民藝含めこの高島屋の歴史は、誇れるものです。
展示パネルでは、1941年に開催されたシャルロットぺリアン展の経緯やぺリアンの家具(レプリカ)が当時の写真とともに展示されています。
昨今のファッション業界界隈のぺリアンブームの過熱を思うと、とても反響がありそう。

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「DESIGNER of the year」「Rising talent awards」「Whats’new?」で構成された会場は、見応えたっぷり。「自然界との共生」をテーマに、ナチュルなマテリアル、クラフト感、アップサイクル、ファッションに共通する部分も多く感じられます。
本当に見応えのある、スペシャルな展覧会でした。

※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。※価格表示のない小物等はコーディネート用です。※価格は消費税を含む総額にて表示しております。※価格は2021年8月24日(火)時点のものです。※都合により、生産中止、または仕様・発売日・価格が変更になる場合がございます。※店舗により、お取り扱い商品・販売期間が異なります。詳しくは売場係員におたずねください。