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#フード・スイーツ

和菓子便り ~知っているようで知らない魅力をご紹介~ Vol.5「冬ならではのお菓子」

2022年12月7日

和菓子便り ~知っているようで知らない魅力をご紹介~ Vol.4「ぜんざい・おしるこ」
※画像はイメージです

長い歴史とともに育まれ、私たちの暮らしの中に溶け込んでいる「和菓子」。その歴史は古く、縄文時代までさかのぼるとも言われており、お正月やひな祭り、お盆といった季節の行事とも密接に関わっています。四季折々の風情を象った美しい見た目や味わいはもちろん、地域による様々な違いなど、奥深い魅力を持つ「和菓子」。「和菓子便り」では、知っているようで知らない「和菓子」の魅力をご紹介いたします。

年末年始におすすめの和菓子

12月を迎え、今年もあと残りわずか。年の瀬もせまるこの時期、和菓子店では年末年始に向けて華やかな和菓子が多数並んでいますよね。高島屋オンラインストアでも様々な和菓子を取り揃えておりますが、今回はその中から年末年始や冬の時期におすすめの和菓子をご紹介いたします。

柚子を使った和菓子

冬至に柚子湯につかる、という風習が入るように冬場に食べ頃を迎える柚子。和菓子でも、柚子を使用したアイテムが存在しています。爽やかな柚の香りが漂う<鶴屋吉信>の柚餅や、柚子皮に皮むき小豆餡と鹿の子を入れた<彩雲堂>の柚衣など、冬の味覚を使用した和菓子は、この時期のギフトにもおすすめです。柚の爽やかな風味が効いているため、甘いものが苦手、という方も比較的めしあがっていただきやすいお菓子です。

縁起菓子

年末年始の和菓子といえば、お正月の定番である「花びら餅」や、干支をちなんだものなどを連想される方も多いと思いますが、「福梅」という和菓子も欠かせない縁起菓子のひとつです。「福梅」とは金沢の伝統的な迎春菓子で、その名の通り、梅の花の形をした紅白の最中。江戸時代の加賀藩で、新春の茶席で献上されたことがはじまりとされており、梅の形を模しているのは、加賀前田家の家紋「剣梅鉢」に由来している、とも言われています。他にも、地域により、年末年始の和菓子は違いがあります。
様々な地域の縁起菓子をお取り寄せして、食べ比べをしてみる、ということも、年末年始の過ごし方として、おすすめです。

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