#05 パーツ別で実践したい、セルフケア術とは?
スキンケア
スキンケアはなぜ大事?
肌はお手入れに応えます。よいスキンケアをすればうるおいを保つことができ、柔らかくしなやかでダメージのない肌を保つことができます。乾燥したままにすれば、肌は痛んで荒れやすくなります。乾燥はシワを深くし、シワは実年齢よりも歳を重ねたように見せます。私たちは毎日のスキンケアで健やかな肌を保つことができるのです。
スキンケアで一番大切にしたいのは?
まず大事にしたいのはクレンジングです。汚れを落とすことはとても大事で必要なことですが、クレンジング剤や洗顔料には、肌をとても乾燥させるものがあります。そういうものは避けて、肌に優しいクレンジング剤や洗顔料を選ぶことが大切です。おすすめは肌に負担の少ないクリームやミルクタイプのもので、たっぷりと量を使って洗ってください。私はダブル洗顔なし。良質な洗顔料での一回洗いです。
基本のスキンケアは?
洗う(洗顔)―潤す(化粧水)―整える(美容液)―保護する(乳液やクリーム)、その後に朝はUV入りの下地やベースメイクをする。途中順番が入れ替わることはありますが、これが基本のスキンケアの流れです。化粧水は保湿だけでなく、気分もリフレッシュできます。使っていて気持ちのいい、自分の肌や感性に合うものを選んでください。美容液は目的別です。保湿や美白など具体的な目的やお悩みがある時には美容液が役に立ちます。クリームや乳液は肌を柔らかくしてくれるので必ずつけてほしいと思います。夜は時々マスクやゴマージュなどもプラスしてください。
顔で注目したいパーツは?
「目元は貯金ができない」という話をよくしているのですが、目元は皮膚が薄くて、うるおいやハリを維持しにくい特殊な場所なのです。できれば早いうちからアイクリーム・アイセラムで、目元用のケアをしてあげて欲しいと思います。目元ケアのアイテムって小さいですよね。自分に合うものを見つけたらカバンに入れて携帯しておく。外出先でもちょこちょことつけ足してあげるのがおすすめです。
効果的なスキンケアは?
ながらマッサージをするのがおすすめです。毎日のクレンジングやクリームを塗る時に、少し多めに手にとって、目や口の周りをくるくるしたり、首やフェイスラインをリンパの流れにそってマッサージしてあげるのがおすすめです。余分なお肉がつかないように流すのを習慣にしましょう。ときどきゴマージュなどのスペシャルケアを入れてあげてもいいですね。
ボディケア
基本のボディケアは?
ボディソープも肌に優しい、クオリティの高いものを選んでください。手で泡立てて優しく洗いましょう。ボディはとにかく乾燥させないこと。お風呂からあがったら必ずボディミルクやボディクリームを塗る習慣をつけてください。そして、週に1〜2回ゴマージュで角質ケアをすると、肌は整います。デリケートゾーン用アイテムを試してみることもおすすめです。
おすすめの入浴法は?
入浴剤を入れるのを習慣にしてほしいです。最近は、オイルやソルトが入っているものなど、入浴剤の質が良くなってきています。そして香りは気分をリラックスさせます。さら湯に入るのではなく入浴剤を使ってあげると、お家がそのままスパになったような気分になりますよ。
頭皮ケア
頭皮ケアはなぜ必要?
髪にとって頭皮は作物が生える畑のようなもの。畑がよくないと美しい髪は生えてきません。髪が薄くなり、ペタッとボリュームがなくなると気になりますよね。乾燥やクセなどのない、ハリやコシのある髪を目指すなら、日頃から頭皮に意識を向けたケアが必要です。
頭皮ケアはいつから始めた方がよい?
本来なら、20代や30代は頭皮の状態は問題ないはずなのですが、今は多くの人がカラーリングをしていて、頭皮にダメージを受けています。カラーリングをこれから長く楽しんでいくなら、20代や30代のうちから頭皮もケアしてあげるのがおすすめです。
頭皮ケアの具体的な方法は?
シャンプー前に使う、頭皮用オイルやトニックが販売されています。シャンプー前に頭皮に塗って、頭皮全体をマッサージします。シャンプーは、「スキャルプ」や「頭皮」と書いてあるような地肌を意識した、頭皮に優しいものを選んでください。シャンプーする時は、必ずシャワーでたっぷりとぬるま湯を頭皮にかけて、頭皮を柔らかくしてから洗ってあげましょう。シャンプー後は、また頭皮用のトニックをつけてなじませてから、ドライヤーをかけましょう。性能のよい、髪や地肌を乾燥させないドライヤーも頭皮ケアとしておすすめです。