OSAKA TAKASHIMAYA
TSUNAGU STORY 01

■地下1階〈高島屋ファーム〉

〈高島屋ファーム>
Q1
高島屋ファームとは?
売場のコンセプト、選定
基準などを教えてください。

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北川: 私たちがお客様にお約束していることは4つあります。
1つ目は「素材本来のおいしさを追求する」。
2つ目は「安全・安心・新鮮を基本とする」。
3つ目が「栽培、製造方法にこだわる」。
4つ目は「食品添加物は必要最低限とする」。これらの基準をもとにバイヤーが産地や製造現場へ行き、栽培・製造方法などを確認し、厳選した商品を取り扱います。

- - - - 高い自主基準を設けているのですね。

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北川: そうですね。他の売場と比べると厳しいかと思います。極力添加物不使用の商品を入荷しています。野菜に関しても有機JAS認定のものや、農薬や化学肥料を控えて栽培された特別栽培農産物などを集めています。
Q2
どのような商品を
扱っていますか。

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北川: 取り扱う商品は、約1,000種類になります。農薬や化学肥料を控えた野菜をはじめお米(精米もします)、パン、お菓子類、手間暇かけてつくられた調味料など、青果品からグローサリーまで幅広く揃っています。
また地産地消にも取り組み、大阪府を中心に関西各地より「おいしい」野菜や食材を集めたコーナーもあります。

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- - - - 商品選定に関わっていますか?

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北川: はい。私は次回仕入れる野菜の相談や、値段の交渉などにも関わっています。

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Q3
お二人それぞれの“推し”の
商品などありますか。

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伊藤: 私は旬の野菜(取材時 6月)でしたら、なすび、玉ねぎがおすすめです。〈ファームスギモト〉の「大阪あのみのり茄子」は実が大きく、ずっしり重量感もあって、とても人気です。いちおしの玉ねぎは〈射手矢農園〉の「泉州プレミアムたまねぎ」。水にさらさなくても辛くなく、生でもすごく美味しいんです。

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北川: 小麦アレルギーの方に向けた商品も扱っており、私のいち推しが国産米粉で作った「(まるも)グルテンフリー食パン」です。持ってもらったら分かるのですが、とにかく重い。そして、日持ちもすごく長いのですよ。

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Q4
商品選定において、
お客様の声が反映されることも
ありますか。

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北川: やはり「高島屋ファームだったらあるかな」って、期待を抱いて来られるお客様もいらっしゃいますので、一言こんな商品が欲しいと相談をいただければ仕入れを検討する場合もありますね。
今では様々なご要望に応えられるよう米粉のパスタやクッキー、またヴィーガンの方に向けた代替肉・大豆ミートを取り扱うなど、商品も広がりを見せています。
Q5
地場野菜の魅力を
教えてください。

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伊藤: 野菜、果物は主に大阪、和歌山から仕入れています。地場野菜の魅力といえば、やはり身近な地域から新鮮な野菜が手に入ることですかね。
例えば大阪市西成区の〈よろしい茸工房〉からは毎朝、とれたての椎茸が届きます。やはり鮮度が違いますね。また当日残った椎茸は一旦持ち帰っていただき、椎茸パウダー、乾燥椎茸などの加工品として再び納品されるなど、循環型の販売もできているのです。

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北川: 泉佐野市にある〈泉州アグリ〉からも、朝採れ野菜が届けられます。少量多品目生産の農家なので少量ずつですが、旬の野菜を目にすることができますよ。
Q6
生産者とお会いしたりする
など、現場へ足を運ぶこと
はありますか?

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伊藤: 生産現場へは定期的にお伺いしています。
〈泉州アグリ〉では収穫も一緒にさせてもらったり、〈ファームスギモト〉と〈いずみピクルス〉とコラボをし、ズッキーニを使った新しいピクルスを開発しました。野菜の特徴や食べ方のレクチャー、農家の視点が詰まったレシピなどを教えていただくことも多く、それらを販売に活かしています。
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北川: 私は先日、フルーツ栽培が盛んな和歌山県かつらぎ町にある〈新岡農園〉の「じゃばら農園」にお伺いしました。山の斜面の畑に立つと、「こんな場所で収穫をしているんだ」と驚きもあり、農作業の大変さを改めて実感することができました。

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〈新岡農園〉では、種なしピオーネなどのブドウをはじめ、じゃばら、柿、キウイフルーツなど、さまざまなフルーツを季節に応じて栽培しています。
Q7
高島屋ファームを通じて
感じて欲しいことはあり
ますか?

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伊藤: お客様とお話する中で、オーガニックの専門店は路面店が点在しており、“わざわざ足を運んで行かなければならない”という声がありました。そんな中、仕事帰りにふらっと行ける「都心にある専門店」というのが、高島屋ファームの大きな魅力だと思っています。オーガニックなものをまだ暮らしの中で取り入れていない人でも気軽に立ち寄れて、サステナブルな暮らしを身近に感じてもらえる。そんな場所を目指していきたいです。
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北川: からだを作るのは“食”です。そして、食が満たされれば、“心”も満たされます。
私自身も子育てを経験し、味覚が育つ幼児期にこそ、出汁を活用したり、自然の素材を生かした食べ物を選ぶことが大事だと自信を持って言えます。赤ちゃんからシニアまで全世代の方に、「安心・安全で美味しいね」と言われる商品をこれからも提供していきたいです。

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