サステナビリティ

Sustainability

環境

脱炭素化推進 RE100

2019年、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力で調達することを目指す国際的イニシアチブ「RE100」に参加しました。

「2050年までに事業活動で使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換すること」を目標とし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。

RE100

国内初となる短期オフサイトPPAによる再エネ電力調達

当社は、2050年までの「RE100」実現を目指し、電力使用量の削減と、再エネ電力への転換を進めています。2022年度は、流山おおたかの森 S·CANNEX 2、こもれびテラスなど、東神開発(株)が運営する5施設に、再エネ電力を導入しました。また、2023年度には、企業の脱炭素化推進と電力調達手法の多様化を両立する新たな仕組みとして、短期契約による大規模オフサイト型コーポレートPPAの実証的な取り組みを国内で初めて開始しました。オフサイト型PPAとは、需要家が発電事業者より直接再エネ電力を購入するスキームです。具体的には、2023年4月から2025年4月までの2年間、東急不動産が保有および今後開発する非FIT太陽光発電所で発電した約4MW(定格容量)の再エネ電力を、リエネ社を通じ、デジタルグリッド社の「デジタルグリッドプラットフォーム」を活用して高島屋横浜店と高崎高島屋に導入します。


イメージ

再生可能エネルギー由来電力への転換加速

当社グループでは、2020年以降、順次既存施設の電力を再生可能エネルギーへの切替えを実施しています。2022年は、グループ4施設(流山こもれびテラス、こかげテラス、玉川タイガービル、TKビル)、新規開発した1施設(流山アネックス2)の計5施設に再生可能エネルギー由来の電力を導入し、脱炭素化を推進いたしました。

  • 流山おおたかの森S・C流山おおたかの森S・C
  • 日本橋三丁目スクエア日本橋三丁目スクエア

百貨店照明のLED化加速

百貨店では、既存照明のLED化への転換を進め、電力使用量を削減しています。2011年~2021年までのLED化投資により、電力使用量を約28,000MWh削減してきました。2022年度以降も、東神開発(株)による新規商業施設の開業により、電力使用量12,000MWhの増加要素があったものの、LED化投資の前倒しや、省電力化を推進し、電力使用に伴う温室効果ガスを前年より約△ 5,000t CO2 削減することができました。

  • 日本橋高島屋S.C.本館の照明日本橋高島屋S.C.本館の照明

太陽光パネルの設置

2022 年6月に開業した「流山おおたかの森S・C ANNEX2」には、太陽光パネルを設置しています。
太陽光パネルで発電した電力を地下駐車場に設置しているEV車用充電器に供 給するとともに、日中の駐車場共用部照明に利用しています。また、発電した電力の一部は蓄電しており、災害による停電時にはこの電力を非常照明として利用します。

  • 流山おおたかの森S ・C ANNEX2流山おおたかの森S・C
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