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2019年9月10日(火)
~The first Matteo’s blog about the Eataly’s main shop in Torino ~
-from milan-

Buongiorno! Mi chiamo Matteo!

初めまして、今年の7月初旬に赴任しましたマッテーオと申します。これから、食を中心とした文化、ローカルライフ、流行等など幅広く伝えていければと思っていますので、よろしくお願いします。

さて、今回は早速トリノにあるEatalyの本店に行ってきました。日本からトリノへ行くには最低14時間以上かかりますが、ミラノからはわずか電車で1時間、価格は片道約4,000円、各駅停車ならば1,500円ほどで行けてしまいます。これは行くしかない。赴任3週間目で決意、この度行ってきました。また、今回はトリノで知り合ったAさんにも地元視点でのお話を伺いました。

トリノってこんなところ!

ピエモンテ州の州都、町の中心をイタリア最長のポー川が流れるのどかな町。

かつてはイタリア車のフィアット社の工場があり、経済はその雇用に支えられていました。しかし、営業不振や工場の海外移転に伴い、雇用が喪失。工場は現在無いものの町で走っている車の9割方フィアットでした。Aさんによると現在正社員としてすぐに見つかる仕事はコールセンターやレストランのウェイターとのことでした。ちなみに初任給は約1,200€です(1€120円で約15万円)。おだやかな雰囲気のイタリア人の雇用状況は厳しいようです。歴史的には、サヴォイア家の統治下で発展しました。そのため、かつてサヴォイア家が所有していた歴史的建造物や美術品の多くが健在です。世界史に疎い私は名家の統治下で発展したのかとしか思いませんでしたが、現地の見解は異なりました。歴史的建造物を紹介してくださったAさん及びその奥さんはサヴォイア家に「占領」されていたという表現を多用し、1946年(王政の是非を問う国民選挙)によって「解放」されたと言っていました。ガイドブックには載っていない現地の思いですね。

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イタリア最長の川、ポー川。

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トリノの街並み。

さて、そろそろメインのEatalyについてです。東京駅構内にも店を構える、イタリア食材の高級スーパー(食のセレクトショップ)です。実は、Eataly の海外出店第1号店は東京代官山だったようです。残念ながら現在は閉店しています。

Eataly本店はトリノ中心部からメトロで15分ほどのところにあります。高級スーパーなので、商業施設に面していたり、おしゃれな町なのかと思いきや、地元の住宅街の中にあります。本店の周りは、小規模な個人商店が連なっています。

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Eataly本店正面。

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Eataly本店前の庭園。

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Eatalyの前には、野菜やフルーツが植えられていて、大きく実っていました。なっているのを実際に見られるのはいいですね。

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Eatalyが敷地内に設置している公園。子供たちが元気に遊んでいました。

早速内部を見ていきましょう。本店は地下1階を含む4階建。地下1階はすべてお酒売り場、1階以上が生鮮食料品、加工品、レストラン、バー、本、調理器具などがあります。基本的にEatalyに来店すればイタリアの食のすべてがそろいます。

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単純に、野菜や果物を並べるのではなく、見た目の美しさも意識されています。

Eatalyのテーマには持続可能な社会やスローフード(伝統的な食・文化の伝承、ファーストフードの対義語)の推進などもあります。そのため、小規模な生産者との取引、自然に優しい商品、ビオ(有機)野菜や加工品など多くのテーマに沿った商品が並んでいます。

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写真は生産者の広場という名前で、地元の野菜やハチミツなどを販売しています。ちなみに、Eatalyはミツバチの保全活動にも参加しています。

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ハチミツそれぞれの特徴などが書かれた紙が添えられています。

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日本でもニュースになっているプラスチック廃棄問題。Eatalyでは紙または、木の使い捨て食器を販売していました。1枚0.9€程です。

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色とりどりの生パスタ。こちらも、Eataly内のキッチンで製造しているそうです。

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パスタの棚。パスタだけで通路1.5本分あります。

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パスタソースの棚。パスタソースだけで通路1本分あります。

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チーズコーナー。右手の三角形のチーズがパルミジャーノレッジャーノチーズ。メインは量り売りチーズです。

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お肉コーナー。基本的に量り売りです。ちなみに、日本より部位の名称が多いようです。

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地下1階のお酒売り場、ワインの量り売りをしています。

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左の瓶を購入する、または、自身でボトルを持ってくることができます。(Eatalyでボトルを購入する必要はないです。)写真のワインの場合は1リットル2.5€です。

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こちらはお酒売り場の入り口ですが、ボトルを並べるだけではなく、見た目の美しさを意識されています。

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地下に展示されている貯蔵庫。すべて生ハム。ちなみにプロシュートは生ハムという意味ではありません。豚の後ろ足をハムにしたもので、ハム全般をプロシュートといいます。プロシュートというカテゴリーの中に生ハムという種類があるということです。

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パルミジャーノレッジャーノチーズの貯蔵庫。ちなみにすべて本物です。

いかがでしたでしょうか。本店にいってみて、食のテーマパークとはよく言ったものだと思いました。買い物して、興味をもって、学んで、ご飯を食べて、外でゆっくりお茶をして、子供は公園で遊んで。食品好きには1日過ごせる場ではないでしょうか。

今後も、食・流行・ライフスタイルを中心に発信していきますのでよろしくお願いします。

by Matteo

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