龍村錦帯
龍村錦帯 丸帯 纐纈織胡蝶花錦
税込9,900,000円
~胡蝶花錦~ 美しい蝶と花唐草を組み合わせ、それぞれのモチーフに復活や繁栄の意味を込めて意匠化しています。また「纐纈織(こうけちおり)」とは、表から見える地の経(たて)・緯糸(よこいと)のほかに、強い撚りをかけた糸を用いて織り上げた後、蒸熱処理を施し、撚り糸を縮ませることで文様に凹凸を生み出す技法です。初代龍村平藏が、織物に金唐革の趣を表現しようと試みた技法と伝えられています。この作品が初めて世に発表されたのは1927年(昭和2年)、高島屋で開催された初代平藏の作品を集めた展覧会でした。一世紀近くの時を経て、継承される技と鮮やかな色彩で復刻製織された丸帯は、現代においても洗練された魅力を醸し出しています。