ランドセル

失敗しない「ランドセルの選び方」ネット購入のコツや、色・素材選びは?

ランドセルはお子さんだけでなく、ご両親や祖父母にとっても大切な買い物のひとつ。6年間、毎日身に着けて使うものだから、絶対に失敗したくないですよね。人気商品は売り切れてしまうこともあるだけに、小学校入学祝いのギフトとして考えている方は、早めに動き出したほうがよさそうです。そこで今回は、ネット購入のコツや、色・素材の選び方、男の子と女の子の違いなど、失敗しないポイントをご紹介します。

協力:All About
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【ガイド顔写真/プロフィール】

田中 真紀子(たなか まきこ)

暮らしにまつわるモノ・コトの取材・執筆を行うフリーライター。生活情報誌、モノ批評誌、ベビー雑誌など、さまざまなジャンルで経験を積み、各分野のトレンド分析も得意。一児の母として、ランドセル事情に関する記事も執筆。All About 育児用品ガイドを務める。

お子さんも祖父母も大満足のランドセルの選び方とは

子さんにとっても、ご両親・祖父母にとっても大きな買い物だけに、ランドセル選びは絶対に失敗したくないもの。男の子・女の子でもその選び方はかなり違いますし、お子さんや祖父母の意見をどう取り入れるのか、希望のすり合わせも必要になってきます。また、最近はネットを活用して上手にお買い物をする人の割合も増加中。小学校の入学祝いギフトにしたい方にも便利な、“選び方のコツ”をまとめました。

いつからどうやって購入・予約? ネットで注文する層も増加!

ンドセルは、百貨店や量販店をはじめとする実店舗での購入が大半。なかには、下見や試着ができる会場を設けたり、特設売場をつくったり、早い時期からランドセルに力を入れている大手百貨店もあります。なぜなら、ランドセルは小学校の入学祝いとしていちばんと言っていいほど喜ばれる贈りものですが、実際に使う時期よりも半年以上早く準備を始めるという、他のギフトにはない特徴があるからです。

また、ネットでの購入が少しずつ増加しているのも最近の傾向です。ある調査では、約2割がネット購入、という結果も。その場合も、ランドセル選びで失敗しないコツはやはり下見で、ネット購入の場合でも一度は試着して素材を確かめ、重くないか、身体にフィットするか、長持ちする作りか、お子さんが気に入るか……などを検討するのが大事です。実店舗、もしくは、小さな工房や製作所などの合同展示会で試着や下見をしてからネット注文する、という流れも多くなっているようです。

ランドセルの下見をする時のポイント

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店舗や合同展示会などでは、ほとんどの場合、試着ができます。お店の了承を得たら、まずは軽く押してみましょう。この時、側面が潰れない、もしくは変形せず元に戻る“しなやかさ”があるかどうかをチェックします。ランドセルは6年間使うものなので、型崩れしないことが重要。側面が潰れにくいランドセルは型崩れしにくく、破損もしにくいので、まずは側面をよく検分しましょう。

次に、確認したいのはランドセルの重さです。小さなお子さんに重いランドセルはかわいそう……という理由で、軽さを重視しがちですが、実は重要なのは重さよりも“重心”なのです。お子さんが背負ってみて、ランドセルの底がまっすぐ床と平行になっていれば、重心はOK。首が下がり、後ろに引っ張られているようなら、重心が合っていないので、別のランドセルを選び直したほうがよさそうです。本や書類を実際に入れて、重心を確認してみてください。

お子さん自身では判断がつかない場合、お母さんが背負ってみるという方法もあります。平均的な身長の女性であれば、小学6年生と変わらない体格の場合もあるので、成長した頃に窮屈にならないかの確認にもなるでしょう。

最後に忘れず確認したいのは、縫い目。最長6年間使うだけに、最も傷みやすいのが縫い目部分。強度のある糸を使っているか、縫い目が揃っているかなど、入念にチェックしてください。

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ランドセルの色・素材の選び方

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ンドセルの“形”については全体的にほぼ同じ形をしているので、より良い品質、耐久性、デザイン性、バリエーション、ブランドやメーカーの信頼性……などから、お子さんの好みも取り入れてセレクトしていくことになります。では、色や素材はどう考えたらいいのでしょうか?

男の子の人気は黒や青がメイン。では女の子の人気は?

ダントツで男の子に人気がある色といえば、かっこよくシンプルな黒。同じ黒ベースでも、ステッチや肩ひもにさし色をきかせたり、かぶせ裏に模様が入っていたり、バリエーションは豊富にあります。スポーツブランドや服飾ブランドとのコラボランドセルなどで、他のお子さんとは違う個性を発揮したい男の子もいるようです。

一方、女の子向けのランドセルは、デザインや色、装飾、ブランドなどのバリエーションが豊富で、人気ランキングを見ても実にさまざま。お子さんの個性と好みを重視した選び方になっているようです。ピンクや赤系はもちろん、キャメル系、パープルや水色などパステル系も人気。お子さん本人が持ち物やファッションに目覚める時期でもあり、こだわりが強いこともあります。6年間使うこと、成長していくことなどを考え、お子さんとご両親がともに納得するものを選ぶようにしたいですね。

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本革と人工皮革、どちらがいい?それぞれのメリット

素材については、どうでしょうか?まず本革は、なんといっても使っていくうちに経年の味わいが出てくることが、何よりの魅力。工房系のランドセルで茶系の本革なら、とくに“エイジング”の味わいが出てきて、愛着が増していくでしょう。ただし、アクティブなお子さんの場合、雨濡れでシミになったり、傷が目立ちやすくなったりすることも。また、馬革のコードバンなどは、金額も高めの傾向です。

一方、人工皮革の場合は、軽く扱いやすく、お手入れが簡単というメリットがあります。本革は1.4kg前後、人工皮革は1.2kg前後が多いようですが、人工皮革では約1kgの軽量タイプも多数登場しています。見た目の質感などは本革とほぼ差がなく、金額も牛革との比較なら、大きく差がないことも。「下見のポイント」でお伝えした通り、ランドセルの“重心”をよく見極めて、お子さんに最適なものを選ぶといいでしょう。

お子さんと祖父母の好みが違った時は? よくあるケースの対処法

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ンドセルの選び方で失敗しがちなのは、お子さん本人の好みだけで選んでしまったり、祖父母との好みが噛み合わずギクシャクしてしまったり……。みんなの意見や好みを上手に取り入れる方法についても紹介しましょう。

お子さんの意見はどう反映する?

まず、ランドセルは5~6歳で選ぶのに、中学生になるまで(11~12歳)長期間使うアイテムだということを、お子さんに分かってもらうことが大事です。とくに女の子の場合、このことを理解する前に本人が選ぶと、ピンク、フリル、パール、幼児服ブランドのものなど、その時点での好みを優先しがち。「気に入ったもの以外を認めないので、困ってしまった」というお母さんの声を聞くことも多くあります。

まず、お子さんには下見をする前にあらかじめ「6年間使う」「お姉さんお兄さんになっても使う」ことなどを話しておく方がベター。本人とご両親の食い違いを避けるために、あらかじめ親が数点を絞っておき、その中から選ばせるという方法にすると、失敗が少ないようです。

祖父母がギフトとして購入する場合は?

最近のランドセル選びは、お子さん、ご両親はもちろん、祖父母にとっても一大イベント。祖父母にとっては、「孫が喜ぶものをプレゼントしたい」「孫が好きなものが一番」が本音でしょう。でも、前述したようにお子さんの意向を優先して選んでしまうと、好みが偏りがちなことに。

祖父母の意向もお子さんの好みも取り入れるには、あらかじめ出張展示会や百貨店の売り場などでお子さんが試着した写真を撮影し、帰省などの際に持参して「これが似合うと思うのだけど、どうかな?」「本人はこれを気に入っているみたいなの」などと、相談をもちかけるように伝えるのもひとつの方法です。これならカドが立たないうえ、祖父母も購入に参加した気持ちになれるはず。

一方、自ら「ランドセルを入学祝いとして贈りたい」という祖父母の方は、「サイズを確かめたいから」などの言葉を添えて、お孫さんやお子さんと一緒に下見へ行くことをおすすめします。大手百貨店なら品数も豊富な上、落ち着いてショッピングを楽しめます。高島屋には店舗・オンラインともに、有名ブランドだけでなくオリジナルランドセルもそろえているので、お子さんも祖父母も満足できるひと品が見つかるはず。髙島屋の名入れサービスを祖父母からのサプライズにして、さりげなくギフトならではの「特別感」を演出することもできます。

お名入れできるランドセル

いつから? 話題の「ラン活」とランドセル最新事情

気ブランドのランドセルや職人さんの手作りランドセルなどは、絶対数が少ないためか、売り切れや予約終了が相次いでいます。そのため、例年は夏休みやお盆といった帰省時期がランドセル検討のピークになっていましたが、ここ数年でググッと早まる傾向に。一番のピークは6~7月、次いで5月の連休が「ラン活」最適期になってきました。

売り切れについて補足すると、工房系ランドセルの多くは受注生産なのですが、口コミで人気が高まっている昨今は、夏に注文しても翌年3月ギリギリの納品になるほど、予約が殺到しています。大手メーカーでも職人さんが作っていますが、小さな工房だと、より生産数に限りがあるためです。

年々、早まる傾向にある「ラン活」。お子さんはもちろん、ご両親、祖父母の皆さんも満足できる、失敗しないランドセル選びをしたいものですね。

2019 高島屋のランドセル

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