寝具

毎日使うものだから知っておきたい…プロが教える”失敗しない”寝具選び

自分用でも贈り物でも、寝具選びはなかなか難しいもの。「どんな観点で選んでいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか? 毎日使うものだからこそ、良いものをきちんと選んで長く使いたい。そんな人のために、失敗しない選び方のポイントをご紹介します。

協力:All About
※画像はイメージです

【おすすめしてくれたのは?】

「布団・寝具」ガイド 友野 なお

株式会社 SEA Trinity 代表取締役・睡眠コンサルタント
千葉大学大学院 医学薬学府 先進予防医学 医学博士課程
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科 修士
日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会正会員。

寝具選びでよくある失敗や後悔

寝具選びの失敗でありがちなのが、「買って実際に寝てみたら、体に合わなかった」というケースです。特に就寝中の体を支えるマットレスは、体に合わないと安眠を妨げてしまう原因に。低反発や高反発のベッドマットなどは根強い人気ですが、体型や体重、筋肉量などによっても合うタイプは異なるため、慎重に選ぶ必要があります。

また、枕も失敗が多い寝具のひとつです。適切な枕の高さ、固さの好みなどは人によって異なりますので、見た目や値段だけにとらわれて買ってしまうと後悔することも。さらに、マットレスと枕を違うメーカーにしてしまうのも、失敗が多いケースといえます。枕とマットレスには相性がありますので、もともと合うように開発された同じメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

>ベッドルームグッズはこちら

少し話は変わりますが、寝具で意外と軽視されがちなのが、寝るときに着るパジャマです。夏に裸で寝てしまうという人もいますが、朝方には気温も下がるため、途中で目が覚めてしまったり、体調を崩してしまったりすることも。また、厚手の家着などを着て寝てしまうのも、寝返りがうちにくくなるためおすすめできません。パジャマは寝るときの動きを考慮してつくられていますので、寝具にこだわるのと同じように、パジャマにもこだわってみてくださいね。

パジャマ&ルームウェア特集のランキング

寝具を選ぶ前に知っておきたいこと

さて、寝具を選ぶときにまずポイントとなるのが使う季節です。良質な睡眠をとるためには、「寝床内環境」を整えることが大切だといわれています。「寝床内環境」とは、寝具と体の間にできる空間の温度と湿度のこと。一般的に温度は33度±1度、湿度は約50%が理想(※)といわれており、季節に合わせた寝具でこの環境を保つことが大切です。それでは、そのために季節ごとにどんな寝具を選べばいいのか、ご紹介していきましょう。

※厚生労働省e-ヘルスネットより
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html

【夏の寝具選び】

夏の寝具選びのポイントとなるのは、暑さと湿気への対策です。涼感を得るために効果的なのが、体の背面を涼しく保つこと。枕カバーや、背中の広い面積に触れるシーツ、ベッドマットなどの敷き寝具選びがカギとなります。これらの寝具には、通気性に優れた麻素材や、触るとひんやり感じる接触冷感素材のものを選ぶのがおすすめ。掛ふとんには、薄手の肌掛けや、通気性が高い羽毛ふとんなどがよいでしょう。

>敷ふとん・パッド・マットレスはこちら

【冬の寝具選び】

冬は夏と反対に、体の背面を温かく保つ必要があります。このため、電気毛布や温感素材の敷き寝具などを用い、背面を温かくして休みましょう。冬に掛ふとんや毛布などを何枚も重ねて使う人も少なくありませんが、掛寝具を重ねると、重さでスムーズな寝返りを妨げてしまうこともあります。そうならないよう、1枚でも保温性が高く、かつ重すぎない掛ふとんがおすすめです。

>掛ふとんはこちら

ベッドルームグッズのランキング

くらしすと

シール織オールシーズンケット2枚組

税込10,800

ほしいモノリストに登録
4

DAKS(ダックス)

タオルケット

税込5,400

ほしいモノリストに登録
5

ご自宅用にも贈り物にも。失敗しない寝具選び

では、失敗しない寝具選びのためにどんな点に気をつけたらいいのでしょうか? 次からは、主要な寝具選びと、人に寝具を贈るときのポイントをご紹介したいと思います。

【寝具別 選び方のポイント】

●枕

枕選びのポイントは、「自分に合った高さであること」と「寝返りがしやすいこと」です。高さは、枕を当てて仰向けに寝たときに、顎が少し下がり気味になるくらいがちょうどよいといわれています。枕は頭からかく汗を吸収しますので、枕カバーは洗える素材のものがおすすめ。枕も定期的に日干しをして、清潔に保ちましょう。

>枕はこちら

●敷ふとん・マットレス

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。このため敷ふとんを選ぶときは、汗をしっかり吸い、かつ吸湿性、通気性に優れたものを選びましょう。また、マットレスは適度な硬さがあり、体への負担を軽減するために体重圧を分散する「体圧分散」機能があるものがおすすめです。敷ふとん・マットレスは汗で湿気がこもりやすいので、たまに上げて空気を通し、ふとんクリーナーや掃除機でホコリやダニを吸い取りましょう。

>敷ふとん・マットレスなどはこちら

●掛ふとん

掛ふとん選びで大切なのは、適度な軽さとドレープ性です。重すぎるふとんは寝返りの妨げになりますし、ドレープ性のないふとんは体とふとんとの間に隙間ができてしまい、適度な温度・湿度を保ちにくくなってしまうので避けましょう。ちなみにメンテナンスとしてふとんをたたくのは、あまり効果的ではありません。敷ふとんやマットレスと同じく、ふとんクリーナーや掃除機で定期的に吸って、清潔さを保ちたいですね。

>掛ふとんはこちら

●シーツ・カバー類

シーツやカバー類は、「肌触り」と「色」が選ぶときのポイントになります。色は赤や黒といったはっきりした色よりも、少しクリームがかった色やパステルカラーなど、柔らかい色調の方が落ちつきます。素材は家で洗えて丈夫な綿素材が便利ですが、夏に涼しい麻素材や、肌触りのいいシルク素材なども好みで選びたいもの。またシーツやカバー類は直接肌に触れるものですので、定期的な洗濯・クリーニングをお忘れなく。

>シーツ・カバーなどはこちら

【寝具を贈るときのポイント】

人に寝具を贈るときは、贈る方のご年齢や体型、趣味などを考慮したうえで選ぶことが大切です。肌に直接触れる寝具は触感が大事ですが、人によってはシルクの肌触りが好きではなかったり、麻が苦手だったりすることも。できれば事前に贈る方の好みをヒアリングしておくとよいでしょう。ちなみに寝具のなかでも贈り物に向いているのは、あまり好みが分かれないタオルケットや肌掛け、枕カバーなどです。父の日や母の日のプレゼントなら、質の良いパジャマなどもおすすめですよ。

さらに快適な睡眠に向けて

質の良い睡眠を得るために、寝具はとても重要なアイテムです。せっかく良いものを購入しても、古くなったものを使い続けていると、本来の機能が低下し、安眠を妨げる原因になりかねません。一般的に枕なら1.5年~2年、マットレスや敷ふとんなら5~10年程度が寿命といわれていますので、これを目安に買い替えを検討しましょう。掛ふとんは、長くお使いいただけますが、傷みが目立ってきたときには買い替えを検討しても良いでしょう。

百貨店のECサイトは、寝室のインテリアや快眠グッズ、アロマグッズなど、寝具以外に睡眠の質を上げてくれるアイテムが豊富に揃っているのも大きな魅力。ぜひいろいろチェックしてみてくださいね。

 

>リビングTOPへ

無防備な体を毎日長時間支えてくれるもの

※画像はイメージです

無防備な体を長時間預ける寝具は、健康を保つためにもとても重要なアイテムです。良い寝具はお値段も多少張りますが、「睡眠の質=健康の質」でもあります。日割り計算すると決して高い買い物ではありませんので、ぜひ自分用に、大切な人への贈り物に、質の良い寝具を選んでくださいね。

SNSに投稿する

おすすめ特集はこちら

あわせて見たい関連記事

出産準備

高島屋のベビーコンサルタントが出産準備のアドバイス!

お子さまの行事

ベビーシャワーやハーフバースデー。ママと赤ちゃんを祝う、今どきのイベントの楽しみ方は?

お子さまの行事

家族みんなが祝1歳。思い出に残るファーストバースデーにするには?

寝具

毎日使うものだから知っておきたい…プロが教える”失敗しない”寝具選び

ワイン

ワインに合うグルメは?おウチで楽しむお取り寄せマリアージュのコツ

プレゼント

調査でわかった義父義母の本音!今どきの贈りもののポイントは?

贈りもののきほん

松浦弥太郎さんに伺った「贈りもののきほん」

コーヒー

コーヒープレゼンター芸人に聞いた! コーヒーのフードペアリングの極意

和菓子

贈りもので喜ばれる「羊羹とお煎餅」で、和菓子の魅力を再発見!

ランドセル

失敗しない「ランドセルの選び方」ネット購入のコツや、色・素材選びは?

歌舞伎

歌舞伎界に学ぶ!“粋と艶”の日本文化をつなぐ、贈りもの選び

お肉

贈り物で喜ばれる、肉ギフトの選び方

スイーツ

スイーツジャーナリスト平岩理緒がおすすめ! 手土産・ギフト向けスイーツの選び方

お酒

ギフトで贈るならココに注目! プロが教えるお酒選びのポイント