マナー

今さら聞けない、 慶事のお祝いマナー集

結婚や出産など、おめでたいことを表す慶事。お祝いをする際は、共に喜ぶ気持ちを伝えたいものです。とはいえ、やはりマナーを守ることも必要。失礼にあたることをすると、せっかくのお祝いごとに水を差すことにもなりかねません。ここでは、基本的な慶事マナーをかいつまんでお伝えするので、いざというときにあわてないよう、しっかり身に着けておきましょう。

協力:All About
※画像はイメージです

慶事の種類とお祝いの意義を知っておこう

事を大まかに言うと、人生の中で起こるお祝いごと全般。結婚、出産に限らず、七五三や成人式、還暦のように年齢にまつわるもの、引っ越しや新築といった住まいにまつわるものなど、実にさまざまな種類があります。

これらは、身内や友人といったプライベートな関係に限らず、ビジネス上でも発生するもの。個人単位では上記のほかに就任や栄転、昇級などが、会社単位では新社長の就任や上場などが挙げられます。前者は上司や先輩、同僚、部下、取引先の担当者など、後者は取引先の企業やグループ企業がお祝いの対象。

こうしたお祝いは、良好なお付き合いを続けるための潤滑油です。でも、大切な相手なら、そこまで割り切らずともうれしい気持ちが湧いてくるはず。おめでたいことを相手と一緒に喜び、お祝いする……。そうすることで気持ちが重なり、喜びも2倍、3倍となっていくのでしょう。

お祝いを贈る際の注意点:結婚祝い

式や披露宴に招かれ、出席する場合にはご祝儀として現金で祝うのが一般的。もし、やむを得ず欠席する場合や、招待されるほど親しくない場合は、結婚祝いの品を贈りましょう。

渡す時期は挙式の1〜2か月前から、遅くても1週間前までが目安。本来は午前中に手渡しするのがマナーですが、多忙な人が多い最近では送付することも珍しくありません。もしタイミングが合わず、挙式当日までに届けられない場合は、そのことを伝えた上で、後日送るのがいいでしょう。当日はバタバタしているので、避けたほうが無難です。

複数人で贈る場合は、表書きの真下に目上の人の名前を書き、以降は左側に並べましょう。職場で連名にする場合は、「○○課一同」のように所属部署を入れます。なお、品物には、お祝いの言葉を書いた送り状を添えるのもお忘れなく。

お祝いを贈る際の注意点:出産祝い

ちゃんの誕生を喜ぶと同時に、お母さんへのねぎらいの気持ちも込められているのが出産祝い。贈る前にはまず、母子共に健康であることを確認しておきましょう。

また、産後しばらくは、お母さんも昼夜問わず育児に追われていることが多いもの。

贈りものは手渡しではなく、1か月ほど経ってから配送するのがよいでしょう。もし、この時期を逃したとしても、半年くらいは出産祝いとして贈っても大丈夫。ただし、1年近く経っている場合は「誕生祝い」とするのがよいでしょう。

なお、出産のように多くの人から祝福される場面では、贈りものの品が重なりがちです。何を贈るか迷ったときは、身内や親しい友人なら直接聞くのが一番。上司や取引先の方など、気兼ねなく聞けない相手の場合は、百貨店の商品券を贈るのもひとつの方法です。

お祝いを贈る際の注意点:ビジネス上のお祝い

後に、ビジネス上のお祝いごとについて考えてみましょう。上司や先輩が昇進・栄転となった場合は、お祝いは部署単位で。一席設けたり、贈りものをしたりといったケースが一般的です。

お世話になっている取引先の担当者が相手の場合は、会社としてお祝いの花を出すのがよいでしょう。自分の会社だけお祝いをしなかったとなると、今後の取引や人間関係に支障をきたす可能性も。「不義理」と思われることのないように、きちんと配慮することが大切です。

贈る時期は、できるだけ早くしたいところ。発表から1週間、遅くとも2週間後くらいが目安です。のし表書きは「ご昇進御祝」「ご栄進御祝」など。もし、栄転かわからない場合や単なる転勤の場合は「御餞別」「御贐(おはなむけ)」などになります。

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