オリヴィア・ジャコベッティは自身が1999年に調香したパッサージュ ダンフェ オードトワレを新たに解釈し、より温かみと深みのあるフレグランスになりました。別の世界への旅路を意味する深紅のヒガンバナをモチーフにとらえ、私たちを忘れられた天国へと誘います。ミステリアスで深みのあるインセンスが、サンダルウッドとバニラに包みこまれ、ホワイトジャスミンが、リリーやフランキンセンスのスモーキーな香りをデリケートに引き立てます。

パッサージュ ダンフェ （＝地獄通り）という名は、1970年代にラルチザン パフュームの本社があった通りの名称にオマージュを捧げたもの。この香りがいざなうのは、そのネーミングからは想像できない穏やかで純粋な境地。高貴なユリの花と静謐なインセンスの香り。そのコンビネーションは神秘的で清らかなぬくもりを感じさせ、天にも昇るような心地よさ。ラストは深みのあるウッディとムスクがとけ合い、まろやかでセンシュアルな余韻を残します。

スモーキーなラプサンスーチョンティーに、ジンジャー、シナモンをブレンドしたグルマンな香りは、優雅なティータイムへの招待状。香りの幕開けは、爽やかなベルガモットが心地よく広がり、やがてスパイスの効いたお茶の香りに、タバコが複雑でモダンな趣を与えます。ラストは、その後あたたかみのあるハチミツとバニラが重なるウッディーノートへと落ち着き、うっとりするような優しい余韻が続きます。豊かな時を求める大人のためのシックなフレグランスです。

エレガントでグラマラスなチュベローズがセンシュアルで華麗なパリの夜をイメージした香り。

ブラックベリーとムスクの軽妙で大胆なコントラストが印象的なラルチザン パフュームを代表する香り。

ホワイトフラワーの魅力をより高め、エレガンスを纏わせた「シャッセ オ パピオン」。

オレンジブロッサムやジャスミンの香りが芳しい、蝶を追いかけるお花畑をイメージした、ブランドの代表的な香り。