■地下1階
●和菓子
たねや 午前10時30分~午後6時30分
豊島屋 午前10時30分~午後6時30分
銀座 松﨑煎餅 午前10時30分~午後6時30分
坂角総本舖 午前10時30分~午後6時30分
●洋菓子
オードリー 午前10時30分~午後6時
オーボンヴュータン 午前10時30分~午後6時30分
ヨックモック 午前10時30分~午後6時30分
レクレール・ドゥ・ジェニ 午前10時30分~午後6時30分
●惣菜
伊勢廣 午前10時30分~午後6時
三之助とうふ 午前10時30分~午後6時30分
浅田屋 午前10時30分~午後6時
●デイリーマート・食料品ギフト
にんべん 午前10時30分~午後6時
●味百選
加賀麩 不室屋 午前10時30分~午後6時
京つけもの 西利 午前10時30分~午後6時
■1階
●つつみ屋工房(ラッピングコーナー)受付時間:午前11時~午後6時30分
■5階
●ホビーラホビーレ 午前10時30分~午後6時
●JTB 午前10時30分~午後6時(※事前予約制)
■8階
●レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京 ワインショップ&カフェバー 午前10時30分~午後7時(ラストオーダー午後6時30分)
●その他のレストラン 午前11時~午後8時(ラストオーダーは店舗により異なります)
●喫茶 薔薇窓 (3月1日(月)は午前10時30分~午後6時/ラストオーダー午後5時30分)
「静物」2019、磁器、MDF、白亜地 W8.9×H4.5cm、W7×H7.8cm、支持体:43×30.8×H1.8cm
■3月3日(水)→22日(月)
■本館6階 美術画廊X
このたび美術画廊Xでは2017年以来2度目の個展となる「上出惠悟 Still Life」を開催いたします。
上出惠悟氏は九谷焼の窯元である上出長右衛門窯の六代目として、伝統的な九谷焼の姿を守りながら斬新なアイデアで窯をプロデュースし、また一方で作家個人としても作品を発表して注目を集めている作家です。東京藝術大学の油画科に通っていた学生時代、日本美術や工芸などを見たときに時代を超えて残ってきた物の強度や質感に圧倒されます。そこで伝統工芸に携わってきた家業の存在を改めて意識するようになり、自分のルーツである九谷焼と向きあうようになります。
家業としての「工芸」、個人としての「美術」のはざまを往還しながら、現在では上出を象徴するモチーフとなった「甘蕉」「栄螺」をはじめとする多彩なメタファーを内包する数々のシリーズ作品を発表します。自身のルーツや九谷焼の歴史、伝統などを多面的に捉えた作品は、現代の九谷焼の新たな可能性を示し多方面から高い評価を受けております。
今展で発表する「静物」と名付けられた作品は、一見すると長右衛門窯の器ですが、中が詰まった磁器の塊です。白い背景に置かれた器、キャンバスに描かれた一枚の静謐な絵画のような佇まいをみせる様は、過去と現在、工芸と美術、その相互の折り合いをつけるかのように自分自身を見つめる上出氏自身の自画像のように映ります。
どうぞこの機会に上出惠悟「Still Life」をお楽しみくださいますようご案内申しあげます。
高島屋美術部
お問い合わせ:本館6階 美術画廊 直通TEL(03)3246-4310