■地下2階・8階
●レストラン 午前11時~午後8時
■地下1階
●和菓子
たねや 午前10時30分~午後6時30分
豊島屋 午前10時30分~午後6時30分
銀座 松﨑煎餅 午前10時30分~午後6時30分
坂角総本舖 午前10時30分~午後6時30分
鶴屋八幡 午前10時30分~午後6時30分
●洋菓子
オードリー 午前10時30分~午後6時
オーボンヴュータン 午前10時30分~午後6時30分
ヨックモック 午前10時30分~午後6時30分
レクレール・ドゥ・ジェニ 午前10時30分~午後6時30分
●惣菜
伊勢廣 午前10時30分~午後6時
三之助とうふ 午前10時30分~午後6時30分
浅田屋 午前10時30分~午後6時
●デイリーマート・食料品ギフト
にんべん 午前10時30分~午後6時
●味百選
加賀麩 不室屋 午前10時30分~午後6時
■1階
●つつみ屋工房(ラッピングコーナー)受付時間:午前11時~午後6時30分
■5階
●JTB 午前10時30分~午後6時(※事前予約制)
■8階
●レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京 ワインショップ&カフェバー 午前10時30分~午後7時(ラストオーダー午後6時30分)
「桃源へ」10号
■2月3日(水)→9日(火)※最終日は午後4時閉場。
■本館6階 美術画廊
奥村氏は1974年京都府に生まれました。中学時代すでに画家になる志を持っていた奥村氏は、敬慕してやまない巨星、石本正を擁す京都造形芸術大学に進学。東西を超越した石本芸術の世界観、制作哲学とその教えに触れ感銘し、日本画をもっと自由に描こうと決心します。そして抱いていた“かなたという遠くへの憧れ”を自らの風景画とすべく、東洋の古典を学びました。そのたゆまぬ研鑽から生まれた作品は注目を浴び、多大の評価を得て、同大学院在院中2002年の創画展で創画会賞を、そして2006年には第3回日経日本画大賞展で大賞受賞という快挙で結実し、今や京都から次世代を担う日本画家として画壇での存在感は増すばかりです。
“かくれ里”。それは一度踏み入れても再び訪れることはできないであろう、どこかの人里離れた山中に在る地。一切の争いも不安もない、画家の探し求める清らかで安穏たる棲み処。小川のせせらぎと鳥たちの朝の挨拶、草木の玉水と日向の土の匂い、冴え冴えしい風運ぶ金木犀の芳香と落ち葉焚きの煙、深雪の奥の微かな人家の灯・・・四季の織りなすゆらぎは、柔らかくあたたかな輪郭線と強固な絵肌によって再現され、わたしたちの遠い記憶を呼び覚ますとともに非現実から現実へと誘います。
キャリアの集大成ともいうべきタイトル画100号6連作の「かくれ里」をはじめ、小作品がもたらす珠玉の自然に至るまで、愛でるように描かれた作品群一堂の展観です。 京都に生まれ奈良で育ち、美しい景色だけを見つめ続けてきた画家のみが描くことのできる理想郷にどうか身をゆだねていただけましたら幸甚です。
お問い合わせ:本館6階 美術画廊 直通TEL(03)3246-4310