■1月20日(水) → 26日(火)
■6階美術画廊
※最終日は午後4時閉場。
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます。
1974年京都府に生まれた奥村先生は、京都造形芸術大学を卒業、同大学院を修了されました。かねてより抱いていた"かなたという遠くへの憧れ"をみずからの風景画とすべく、東洋の古典を学ばれ、そのたゆまぬ研鑽から生まれた作品は注目を浴び、在学中の2002年創画展で創画会賞を、2006年には第3回日経日本画大賞展で大賞受賞という快挙で結実し、今や次世代を担う日本画家として画壇での存在感は増すばかりです。今展では、争いも不安もない、画家の探し求める清らかで安穏たる棲み家"かくれ里"をテーマに、キャリアの集大成ともいうべきタイトル画100号6連作の「かくれ里」をはじめ、小作品がもたらす珠玉の自然に至るまで、愛でるように描かれた作品を一堂に展観いたします。