2018 TAKASHIMAYA SUMMER PRESTIGE WATCH FAIR 5.16wed - 5.22tue タカシマヤ ウオッチメゾン 大阪 5.23wed - 5.29tue 京都店 5階 時計サロン イベント情報と展開店舗のご案内はこちら

今年の「バーゼル ワールド」「SIHH(ジュネーブ サロン)」「WPHH」で発表された新作のご紹介をはじめ、世界のトップブランドから話題の時計を多彩にラインアップ!

Watch Trend - Men's【トレンド解説】メンズ編

ますます進化する機械式時計
機械式時計はゼンマイをエネルギーとして歯車とカムなどの組み合わせで動く。それだけに進化するにも限度があると思われがちだが、20世紀末から目覚ましいほどの改良・革新が様々な分野で続けられてきた。近年目立つのは薄型化とパワーリザーブの長期化だ。今年のSIHH(国際高級時計展示会)でピアジェはケース厚が僅か2㎜という手巻きモデルを発表。市販を前提としないコンセプトウオッチだが、世界記録を大幅に塗り替えてしまった。複雑機構のムーブメントではパテック フィリップの自動巻き永久カレンダー(厚さ3.88㎜)が極薄で知られている。パワーリザーブも、一般的な40〜50時間を超える3日間前後のロングタイムが増加してきた。
時計の雰囲気が変わる簡単脱着ベルトに注目!
腕時計を手首に固定するベルトは、ブレスレットとストラップの2種類に大別できる。皮革ストラップの場合は使用頻度にもよるが、猛暑の日本では汗染みが残りやすい。その一方で、取り換える時に素材や色などを異なるタイプに変えて時計の雰囲気をリフレッシュできる楽しみがある。それでも交換には専用工具が必要なので、時計店などにお願いしなければならなかった。ところが工具なしで簡単に脱着できるベルトが一昨年頃から急増。旅先でブレスレットを外して付属の皮革ストラップやラバーベルトに交換できるモデルの人気が高い。ベルトひとつで時計の表情は大きく変わるので、大変に便利でコストパフォーマンスも高い新機構といえるだろう。
アンダー40㎜のバリエーションが増加
昔の機械式時計はケース径が30〜35㎜程度。レディスかと思うほど小さく感じるが、これは1990年代末から常識化してきた大型時計を見慣れているからだ。この傾向は6〜7年前に終わったとされるが、ケースは薄くなっても直径は40〜43㎜が平均的。ところが昨年のバーゼルワールド(国際時計宝飾展示会)ではアンダー40㎜が目立つと同時に男女兼用のユニセックスが強調されていた。ボリューム感のあるラージケースでトレンドをリードしてきたパネライも、2016年に新ムーブメントによる薄型軽量モデルを発表。今年はコレクション最小となる38㎜径を追加した。主流は依然として40㎜台にしても、小径モデルが新分野として定着しそうな気配だ。

Watch Trend - Ladies'【トレンド解説】レディス編

リュウズも美的なアクセントに
時計のケース横にある突起をリュウズという。外国語ではなく、「竜頭」という漢字があるように由緒ある日本語だ。寺の鐘を吊り下げるアタマの部分の龍の装飾から名付けられたという。リュウズは時間を修正する大切な機能を備えており、機械式ではゼンマイの巻き上げなどにも使われるが、レディスでは美的なアクセントとしてアレンジされたモデルが少なくない。リュウズトップにダイヤモンドやルビー、サファイアなどの貴石をセットしてケースサイドを華やかにするだけでなく、シンボリックな装飾を施すモデルも増えてきた。この武骨とも思える突起の造形やデザイン、装飾などがブランドの理念やセンスを表現しているといえるかもしれない。
ダイヤモンドのアレンジも次世代に進化
レディスウオッチにダイヤモンドは定番だが、カッティングや石の留め方は様々だ。最も伝統的でポピュラーなのは、ダイヤモンドをダイヤル周囲のベゼルにセットする「ダイヤ取り巻き」。ところがピアジェの「ポセション」はそのベゼル(リング)を指で回転できるので、ダイヤの輝きに見惚れるだけでなく、自ら動かして光の変化を楽しめる。先端素材をケースに採用することで知られるリシャール・ミルでは、美しい艶のブラックセラミックベゼルにダイヤモンドをセットした新作を発表。ハリー・ウィンストンでも、レーザー加工でレース模様を描いたマザー・オブ・パールにダイヤをアレンジ。ダイヤモンドの使い方も次世代に進化しつつあるようだ。
インデックスで時計の印象は大きく変わる
時計のダイヤルで時間を表示する目盛りをインデックス、あるいはアワーマーカーと呼ぶ。アラビア数字、ローマ数字、棒状のバーインデックスに大別できるが、そのデザインは多種多様。アラビア数字では斜体のブレゲ数字が伝統的。フランク ミュラーの踊るようにデフォルメされた書体はビザン数字と呼ばれる。数字を細長くアレンジしたり、オフセンターにレイアウトするなど、そのデザインでダイヤルの印象は大は大きく変わる。また、高級時計では真鍮やゴールドで造形した数字をダイヤルに植え込み(アプライド)、立体感を高めることが少なくない。ちなみに、ローマ数字の場合は「Ⅳ」ではなく「IIII」と書くのが時計では一般的。

TOPへ