TAKASHIMAYA

おでかけおでかけ

赤ちゃんをつれての外出は気をつけて 赤ちゃんをつれての外出は気をつけて

外出の回数やタイミングも工夫してみるわ 外出の回数やタイミングも工夫してみるわ

生後半年くらいまでは、不要な外出は控えて。

現在は核家族で子育てする人が多く、赤ちゃんの外出機会はどうしても増えてしまいがちですが、ウイルスなどの感染が心配なので、できるだけ控えましょう。やむをえず外出するときも、人出の多い場所や時間帯を避け、赤ちゃんが疲れないよう2時間くらいまでで済ませましょう。ママもまだ赤ちゃんと二人での外出に慣れていないので、荷物は手をふさがないよう背負ったり、パパがいるときに一緒に出掛けるなど工夫を。とっさのことに対応できるので、赤ちゃんもママ自身も安心です。

首がすわるまでは横抱き。抱っこひもが便利。

抱っこやおんぶは身体が密に接するので、赤ちゃんはとても安心します。昔はおんぶひもが主でしたが、現在は月齢に合わせた抱っこひもが紹介されています。まだ首の座らない赤ちゃんには、やさしく横抱きする抱っこひもからスタート。手を添えてあげることも忘れずに。赤ちゃんと目を合わせられる抱っこは親子のコミュニケーションを深め、おんぶは、赤ちゃん自身の目でママと同じものを見ることができ、どちらにも良さがあります。成長に合わせて、ママもパパもいろいろなおんぶや抱っこで、赤ちゃんとの時間を楽しんでください。

抱っこひも / ベビーキャリー

横抱き
(首がすわらない3カ月頃まで)
横抱き(首がすわらない3カ月頃まで)
身体がまだまだ未熟な新生児期は、自然な体勢の横抱きで。重い頭が安定し、おなかも圧迫されません。
※首がすわらない時期の縦抱きには、頭が安定する専用サポートアイテムが付いている抱っこひもを使いましょう。
縦抱き(首がすわってから)
縦抱き(首がすわってから)
赤ちゃんの背中を支え、自然な姿勢を維持します。また、赤ちゃんの様子が目で確認できるので、慣れないうちも安心です。
おんぶ(首がすわってから)
おんぶ(首がすわってから)
首がすわってから、3歳くらいまで抱っこひもでおんぶができます。ママやパパの肩・腰への負担が少なく快適ですが、お子様の様子には気を配ってあげましょう。
マザーズバッグ
マザーズバッグ
両手が使えるリュックタイプや肩からさげられる大きめのバッグで、間口が広く開くものがおすすめ。ボトルホルダーや細かく仕切られたポケットがあると、収納も取り出しもしやすく便利です。
おむつ替えポーチ
おむつ替えポーチ
おでかけする時におむつ・おしりふき・ビニール袋をひとつにまとめて入れましょう。汚れてもお手入れしやすいはっ水加工や、使用済みおむつを入れても臭いが気にならない消臭加工がしてあるものを選びましょう。
哺乳瓶ケース
哺乳瓶ケース
哺乳瓶が割れないよう衝撃から守ってくれる厚みのあるもので、保温・保冷機能がある素材がおすすめ。哺乳瓶から漏れたミルクの汚れを防ぐ防水・はっ水加工がしてあると、より良いです。

おでかけはとにかく安全第一よね おでかけはとにかく安全第一よね

チャイルドシートの使い方、もう一度チェックしようかな チャイルドシートの使い方、もう一度チェックしようかな

安全に気をつけて、赤ちゃんと楽しい時間を。

赤ちゃんとおでかけする時は、安全への気配りをしっかりと。防げたはずの事故やけがにあとで悔やむのはとても悲しいことです。こどもは予想外の動きをするものと考えて、念には念を入れて行動を。ベビーカーを折りたたむ時は、お子様が指をはさまないよう注意しましょう。また、ハンドルにつけたS字フックに荷物をたくさん下げるのは、ベビーカーのバランスがくずれて転倒することもあり危険。シート下のカゴなどに入れましょう。

チャイルドシートを正しく使って安心ドライブ。

6歳未満のお子様が乗用車に乗る際は、チャイルドシートの使用が義務付けられています。チャイルドシートを説明書の指示どおりにきちんと設置しましょう。成長に合った自然な姿勢を保ち、赤ちゃんを衝撃や強い揺れから守ってくれます。いずれ赤ちゃんはベルトで固定されるのを嫌がるようになりますが、パパやママもシートベルトを締めて見せ、装着が済んでから出発する習慣を、赤ちゃんの頃からつけていくといいでしょう。

ベビーカー(ご使用になる月齢や、子育ての環境に合わせて選びましょう。)

日差しから身を守る大きな幌が付いたものや、地面からの照り返しによる暑さを防ぐ、
座面が高いものが、赤ちゃんにとって快適です。

生後1カ月頃から使えるタイプ
生後1カ月頃から使えるタイプ
首がすわっていない赤ちゃんでも使えるよう、リクライニング角度がほぼ水平に近い状態になるもの。進行方向だけでなく、ママ・パパ側に向きを変えて赤ちゃんの様子を見ながら押せる両対面タイプがおすすめ。また、車輪が大きく安定感があるものが走行しやすくおすすめです。
生後7カ月頃から使えるタイプ
生後7カ月頃から使えるタイプ
コンパクトに折りたためる軽量タイプ。持ち運びやすく、電車やバス、階段の利用が多い方に便利です。リクライニング角度が制限されているので、赤ちゃんの腰がしっかりとすわってからのおでかけにお使いください。
チャイルドシート
チャイルドシート
首のすわらない赤ちゃんの腹式呼吸をさまたげない平らなベッドの状態から、シートを起こしてお座りができる状態まで、成長に合わせて使えるつくりになっています。専用の固定アンカーで簡単にしっかりと固定できるISOFIXと、別の車体に移すことが容易なシートベルトを使って固定するタイプがあります。利用状況に合わせて選びましょう。

よくある質問

「抱っこのしすぎは抱きグセがつく」と昔は言われていたけど、今は?
抱っこの姿勢は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときのポジションに近く、ゆっくりゆすってあげるととても気持ちいいのです。また、お母さん自身の、抱っこしてあげたいという気持ちは自然なものなので、我慢する必要はないでしょう。
新生児をたて抱きしても大丈夫?
赤ちゃんの首がすわったのを検診などで確認できるまでは、たて抱きは危険なので避けましょう。首がすわってからも、抱っこのときに頭ががくんと後ろにいかないよう支えてあげるようにし、抱っこしている大人も転ばないよう十分注意しましょう。
赤ちゃんの靴はすぐ小さくなるので、少し大きめを選んでもいいのでは?
よちよち歩きの赤ちゃんに大きめの靴では、足元が安定せず転びやすいので危険です。ちょうど良いサイズを選んであげることが大切です。つま先に0.5センチくらいのゆとりがあるものを選び、1カ月に1度は靴のサイズをチェックしてあげてください。
お出かけの際、紫外線はどのくらい気にするべき?
近年は環境破壊が進み、地表に届く紫外線の量がどんどん増えていると言われています。赤ちゃんと一緒に屋外での時間を楽しむには、肌を守るためにも、日盛りの時間を外すほか、帽子や衣服、こども用日焼け止めクリームなどでガードするようにしましょう。
赤ちゃんがいる家庭で、災害など非常時の持ち出しに用意しておくべきものは?
代表的なものは以下のとおりです。
  • 抱っこひも
  • 衣類(下着、靴下、帽子、ガーゼ、靴、タオル、おむつ替えマット)
  • 食(哺乳瓶またはマグ、授乳ケープ、粉ミルク、ミルク用の水、ベビーフード、お菓子、お弁当箱、手拭きウェットティッシュ)
  • おむつ(おむつ、おしりふき、ビニール袋)
  • 衛生用品(爪切り、体温計、おしゃぶり、保湿クリーム
  • ローション、薬、こども用マスク)
  • その他(おもちゃ、絵本、母子手帳ケース)
赤ちゃんのためにも、パパとママがあわてないためにも、赤ちゃんの成長に合わせて、こまめに内容を見直すことをおすすめします。