• 小田原藩主の料理人頭が開いた料亭が始まり。
    丹精込めた梅干しが評判を呼び、専門店に。
  • 梅花の名所、東海道は小田原に店を構え、梅干し専門店として通に知られる「ちん里う本店」。始祖の門弥は、江戸末期、茶人としても知られた小田原藩主大久保忠禮公の料理人頭、御台所目付兼帯として仕え、将軍家への献上品や諸大名の接待に風雅好尚の品を吟味する役をもこなした人物です。

    明治維新を経た1871(明治4)年、料理の腕をいかして料亭を創業。高床式の座敷の下に小川が流れる当時の造りに感心した藩主より屋号「枕流亭(ちんりゅうてい)」を賜ったのが店名の由来です。
    小田原の海の幸、山の幸を使った料理で人気を博し、やがてとくに好評だった梅干しの製造と販売を主とするようになりました。屋号も読みやすく「ちん里う本店」と改め、今日にいたっています。

  • 土地の歴史に由来する梅干しを、
    現代にも愛される多彩な味わいに。
  • 北条氏の時代より梅が植えられ、携行食の梅干しが作られていたという小田原。東海道の宿場町の頃は、旅にかかせない名産でした。この地で技を研鑽してきた老舗として、梅の品種や個性をいかした多彩な逸品を揃えます。

  • どんなときも、もてなしの心を忘れない。
    風雅な名が物語る梅干しづくりの姿勢。
  • 料亭の頃に賜った「枕流」に由来する店名ともてなしの心を守り、140年余。関東三大梅林のひとつ「曽我梅林」で知られる小田原の地で、保存料を使わず、代々伝わる丁寧な製法で梅干し作りを続けています。

  • 国産の完熟梅を塩だけで寝かせた天然の味。
    通に愛される贅沢な梅干しです。
  • 国産の完熟梅を塩だけで漬け込み天日干し、じっくりと樽で寝かせた梅干しは、梅干し好きに喜ばれる昔ながらの味わい。3年、5年と漬け込み、自然のままに塩が枯れたいい塩梅に仕上げます。

※ご紹介は味百選の一例です。今後ラインナップを追加してまいります。
※催しの出店店舗・内容は各店毎に異なります。
※ちん里う本店の出店予定は各店ホームページをご覧ください。
※各店食料品フロアでのお取り扱いは各店毎に異なります。詳しくは各店までお問い合わせください。